Suma Sunday Slalom Diary 2021年12月
今年は西日本が寒い予報

2021年12月4日(土曜)
 週の前半に雨が降って、後半に西が吹く周期が続いている。今週も火曜日の夜に激しい雨を降らす寒冷が通過し、水曜日はとんでもない風が吹いた後、木曜、金曜日は等圧線も緩むものの昼間には一時、西が吹いた。土曜日は、別の低気圧が北海道に進み、弱い冬型の気圧配置になり、吹くかもという予報。
10時頃から、沖の風が手前にも入り始めたが、北に戻したり安定しない。6.7をセット。結局、長い時間安定して、吹くということはなかったが、入って来た時は、ちょっとオーバーぐらいで、12時頃まで乗ると、結構疲れた。

沖の風もそれ程ではないが、
蜃気楼で、船も海面も凸凹に見える、

若者達は元気に楽しんでいた。

2021年12月12日(日曜)
 天気図では明確な等圧線もない気圧配置ながら、日本海の低気圧が徐々に発達して、今夜は等圧線が混み合い、北海道、東北に吹雪をもたらす予報。須磨も、なぜか昼過ぎまで待てば、弱くサイドで入るかもという予報。朝一番は晴れて、湖のような平水面。気温も上がり、10時頃から、西の方にも微かな気配が出てきて、出艇の準備を済ませたが、その後は、もあっとした雲が広がり始め、無風の平水面が続いた。やっと2時前から、西の方の風速計も吹き出し、しばらくすると、須磨にもサイドが入ってきた。7.2でジャストのブローがたまに入る感じで、1時間程続いた。

このごろ、
昔のマリン須磨の人たちが
メンバーになって、
軽快に楽しんでいる。

2021年12月15日(水曜)
 気圧配置は緩んだ冬型ながら、弱い北西で、晴れて気温もあがりそうで、そこそこの西の期待。昼頃になっても、晴れて、気温は上がるものの、西には振らず、ガスティーな北西のブローが続いた。ようやく1時前にサイドで入り始め、7.2ジャストの平和な西が2時間ほど続いた。週末からは、寒気が入る予報だが、今日は暖かく、若者はシーガルでも寒そうではなかった。

さすがに、毎日練習する
ウイングフォイル軍団の
上達の早さは素晴らしく、

スノボー言えば、前後にエッジを切り替えて、
みんな、楽しそうに乗っている。

2021年12月17日(金曜)
 木曜夜の雨は明け方にあがり、その後、冬型の等圧線は金曜午後にかけて強まり、夜には寒気が南下して、中国地方を含め日本海側では、警報レベルの大雪になる予報。木曜夜時点の予報では、須磨は、朝から晴れて気温もあがり、徐々に西が強まり、3時以降どん吹きなるまでは、乗れそうな感じだった。雨の通過が遅れたようで、朝はまだ、本降りの雨で、雨が上がるのは10時過ぎになる予報に変わった。11時の須磨は、雨は上がったものの、まだ、吹き始めていなかった。予報を信じて4.7をセットし終えた12時頃から吹き始め、4.7でも、時折入るブローはオーバだった。1時頃に、砂を飛ばす猛烈なブローが入ったかと思うと、ほとんど無風に変わり、その後も雨が降ったり、変化の激しい一日だった。

フォイルは引き波がないので、
写真だと、
もう一つスピードが感じられないが、
沖の凸凹の海面の風のなか、
ジャイブというよりは
フロントターンに入る。

2021年12月19日(日曜)
 土曜日は気圧配置は徐々に緩むものの、この冬一番の寒気が南下し、寒い一日になった。日曜日は次の弱い低気圧が日本海に入り、西で入る気圧配置に。10時半頃から、北西のブローに代わり、西のブローが続くようになってきた。5.7平方m、100Lのセットで出艇。ブローのシフトはあるものの、平水面をスラロームボードで快走した。

レースの練習で、
下りのレグをかっ飛ばしていた。

このごろ、ずっと練習船が沖で投錨している。
舳先の向きで、沖の風向が判る。

2021年12月20日(月曜)
 気圧配置はかなり緩むものの、晴れて、昼頃にはサイドで吹くかもという期待。この一週間は良く吹いて、ちょっと身体も重たいが、頑張って11時過ぎには須磨に。たまに、弱い北西が吹く平和な海面。7.2をセットして待つと、11時半頃から、ガスティーながら、サイドで入り始めた。ガスティーながら、2時間程続いた。

月曜ビューティーサロンのメンバー
一番忙しい時期だが、風のためなら。

なんとか調整して、昼間に時間を取って、
暖かい西を楽しんだ。
吹いてよかった。

2021年12月30日(木曜)
 今日から、大晦日にかけて、冬型が強まり、年越しは寒波襲来の予報。12月は良く吹いて、十分に乗ったが、今年のジェムは年末年始はオープンするカレンダーで今日も営業なので乗り納めに。10時、江崎灯台は既に、西16m/秒で入っているが、須磨はそれ程でもない。予報は少しオフ気味ながら、良く晴れて、もしかしたら強烈な西が入って来るかも。昼過ぎからはさらに強まる予報。乗れる時だけでも乗るつもりで、4.7平方mと100Lをセット。
 11時頃から、いきなり西の海面に白波が立ち始めた。強烈なガスティー、シフティーで難しいが、沈しても、水温も高くウオータースタートも寒くない。十分乗ったというより、十分疲れて、2時前に上がった。その後はさらに強烈なブローが入り始め、およそ乗れない風になった。駅までも、砂嵐で砂まみれになった。

ウイングは風が逃がしやすく
この風でも、普段の大きさの
ウイングで乗れるようだ。


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