Suma Sunday Slalom Diary 2021年11月
冬の風がやって来た

2021年11月5日(金曜)
 今日は電車に乗って、岡本まで足を伸ばして、ロブスターが評判のビストロへランチ。奇麗な前菜。薩摩芋のスープには緑豆を浮かべて。魚は、鯛のポワレ。家内はロブスターのロースト。バスク風ケーキとカシスのシャーベット。

奇麗な前菜は
鱈とじゃがいものセルクル
セロリの食感
飾ったディルの香り
ピクルスのアクセント

2021年11月10日(水曜)
 低気圧が日本海で発達し、高気圧が南から張り出す、西系が吹く気圧配置。低気圧の動きは遅く、金曜日まで西風が続く予報。
 須磨に着くと、乗り網の向こうは白波だらけ、10時頃から手前にも入り出した。本番の冬型ではなく、気温も高く、それほどまでとは思ったが、空港も西南西10m/秒で入っているので、5.7平方mと100Lで出艇。それでも最初は、オーバーだった。晴れたり、雲がきたり、風向が少し変わると、風も強弱したが、オーバからジャストで一日吹き続いた。

ウイングフォイルも上達して
ウインドと同じラインを
走るようになった。

2021年11月11日(木曜)
 3連続の二日目。予報は、それ程の雨ではなかったが、結果的には、晴れる時間は短く、激しいにわか雨が何回も通過する一日だった。6.7と115Lで出艇したが、激しい雨の時は、ブローも激しく、少しオーバ、晴れると、落ち着いてジャストから、アンダーになるのを繰り返した。
2021年11月12日(金曜)
 三日目、昨日までの南に振った風の気圧配置は終わり、今日はサイドからややオフの気圧配置で、晴れて気温が上がれば、奇麗にサイドが入りそう。10時前に須磨着。快晴で沖の白波は、もう少しすれば、入ってきそうな感じ。沖の風が入れば、オーバかなと思いながら、6.7をセット。11時過ぎには入りだし、昨日までとは変わり、超フラットの海面で、沖のジャイブが上手くなったような気になる。

少しガスティーで、
晴れたり、曇ったり、
それに合わせて強弱はあるものの
一日サイドが吹いた。

2021年11月15日(月曜)
 テレビの旅番組で視た旅館をネットで探すつもりが、予約をみると、偶然空いている部屋が一つあったので、思いついて安芸の宮島に。厳島神社と、ロープウエイで弥山に登った。紅葉の宮島を楽しんだ。
 穴子飯で有名な宮島口の老舗が提供する、自然の石の庭を眺める旅館で、料理の評判も高い。小春日和と名付けた献立。先付け:穴子と雲丹のごま醤油和え、穴子の白焼きと西京味噌焼き、黒米揚げ。椀:晩秋鮭の初霜仕立。おつくり。八寸。箸休:牡蠣飯蒸し。吹寄せ:まとうだい胡桃味噌焼、甘鯛巻繊焼、銀案、里芋、鮑肝焼き。〆肴:秋刀魚蕎麦/穴子釜炊きご飯。甘味:モンブランにも紅葉の砂糖を飾って。

昼頃は、中潮の干潮に近い時間で、
残念ながら、海に浮かぶ、厳島神社は撮れなかった。
代わりに、
工事中で足場とネットで覆われた大鳥居には、
近くまで歩いていけた。

一番は、紅葉の石の庭に見立てた八寸。
一尺はある金の漆の盆に盛られた料理はどれも見事
自家製唐墨、奥のグラスは蕪の冷製、
落鮎紀州煮、焼鯖棒寿司、柿白酢。
紅葉の形の人参ムースと、銀杏の形の栗の甘露煮は
甘いアクセントに。
しゃもじに盛られた牡蠣の宮島焼、牡蠣フライ、
牡蠣のブルスケッタは、酸味のアクセント。
秋野菜焼浸し、海老祇園坊主見立て。
鴨のごま味噌浸け


2021年11月23日(火曜)勤労感謝の日
 月曜日に寒冷前線が通過して、高気圧は南から張り出し、西の吹く気圧配置。9時に須磨に着いた頃は、晴れて、平和な海面。江崎の風速計も12m/秒で、このまま晴れれば、10時頃からは西で安定して入ってくるだろうと期待して、5.7平方mをセット。全般にガスティーで、特に、時折雲が通ると、北西の強烈なブローが入ってきて、疲れる一日になった。

沖は凸凹、
望遠で遠くに関空タワーが見える。

若者は
しっかり引き込んで、
7平方mで頑張っていた。

2021年11月24日(水曜)
 ジェムは昨日の代休でお休み。天気も良いしランチ散歩。幸運にも、今日から冬のメニューに。キャベツのポタージュ、カレー風味、微かなカレー風味が懐かしさを引き起こす。アオリイカとほうれん草のトマトソースパスタ。鴨モモ肉とリンゴのパイ包み焼、鴨のコンフィと甘く煮たリンゴ、ガルニのジャガイモを一緒に包んで。オレンジソースじゃない甘酸っぱいソース。

前菜は赤海老とホタテの柚子風味のマリネ
雪のクリスマスとお正月をイメージして。
華やいだ飾りの海老の殻は、カリカリ。
カリフラワーは雪のようなピュレに。
トレビスの紫が、クリスマスやお正月の雰囲気を。
優しい味に、苦みをアクセントに。

2021年11月25日(木曜)
 気圧配置は緩むものの、南から高気圧が張り出す冬型気圧配置。朝から晴れて気温も上がりそうで、吹きそうな感じ。11時頃まで待っても、西が入ってくる感じはなく、晴れて気温もあがり入ってきそうで、6.7をセットして待つ。結果的には、ぎりぎり走るぐらいのブローがたまに入ってくるが、北が入る時もあり安定しない一日が続いた。気温はあがり、フルスーツでは暑いぐらいだった。
2021年11月26日(金曜)
 さらに、気圧配置は緩み、気温が上がれば、「ふわっと入るかな」ぐらいの期待で10時に須磨着。7.2をセットして待つと、11時頃からジャストのサイドのブローが入り出し、少しガスティーなものの、昨日に比べれば安定したサイドの風が楽しめた。その後も、強弱しながら吹き続け、2時頃には、少しオーバなぐらいまで上がった。17度に気温も上がる予報で、シーガルで出て、沈もしたが水温も高く、寒くはなかった。

ウイングフォイルメンバーの
上達はすばらしい。
余裕の走り。


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