Suma Sunday Slalom Diary 2018年9月
記録的な台風で始まり

 
2018年9月1日(土曜)
 ようやく、秋雨前線が南下してきて、山陰や北陸では大雨。  須磨も日中に前線が通過するようだが、雨も風もそれほどの予報ではなく、昼前後にもしかしたら西で乗れるかもという予報。
115Lのボードも出して、7.5のダウンも引き終えて、さあ出艇と思ってセールをよく見ると、メインバテンが折れているのに気づき、修理に手間取った。一平さんが、小さなセールで完プレしていたが、修理を終えて出艇したころには落ち始めた。
2018年9月12日(水曜)
 年末の今年の漢字一字は、再び、「災」になりそうな気配。第二室戸台風に匹敵する台風21号だが、19号より少し東、灘区あたりに上陸して、須磨は中心から西になって、前回のような浸水にはならななかった。西宮も猛烈な風が吹いたが、マンションの窓ガラスは割れなくてよかった。
 秋雨前線が本州に停滞したあと、南下して、11日は、涼しい晴れ間が見られた。12日は、再び、前線が北上して来て時々雨、南岸の前線に向けて、北東系の風の気圧配置。雨雲に向けて、うまくすると、どこかのタイミングで、東が入るかもという予報。
 頑張って起きて、急いで9時半に須磨に着いたが、風はもう一つ。空港前当たりの東の海面はざわついていたが、6.7をセットし終わった10時半頃には、須磨の前までひろがってきた。
 

よかったのは、1時間程だった。
ほぼ、サイドで、東の割には海面もおだやか。

2018年9月14日(金曜)
 秋雨前線が停滞して、吹きそうにない天気が続く。南北の高気圧が押し合い、前線の動きは微妙で、スーパーコンピュータの予報も当てにならない。
 東、雨の予報で、8時の時点では吹いてる。急いで行けば、残っているかもしれないと、9時に須磨に着いたが、海面は静かな感じ。急いで7.5をセットして、10時頃、東の海面から急に白波が出て来て、オーバーかもと思いながら出艇。
 
Photo by 一平

風は東で、ほぼサイド。
ガスティーで、海面は荒れるが、
波ほどには風はない。
大潮で潮は早く、頑張って行きを登らせて、
帰りは波に乗せてなんとか走るぐらい。

台風21号の高潮から10日経ち
14日から第一Tの南ウイングが再開する
対岸に輝く関空をバックに一平さんが写真を
撮ってくれた。

2018年9月16日(日曜)
 暑さも一息、両替がてら、三宮へランチに。前に一度行った、てんとう虫のcoccinellaに。
 

ジュリエッタの前菜盛り合わせが
なくなってから。
このランチの盛り合わせはコスパ的には一番かも。
すこしづつだが、どれもひと味
手の込んだ前菜だ。

テリーヌ風ハム。
大根、いわし、わかどり
サーモンのクレープつつみ

2018年9月24日(月曜)
 ウインドには関係ないが、たまには、違う写真があってもいいか。10月3日までのオーストリア旅行の記録を。
 関空発着の便は、台風21号の高潮被害で一時は、名古屋発着に切り替えらていたが、20日から正常に戻り、無事に、関空からのフィンエアーで、ヘルシンキ経由Wienへ。
 観光の予定の都合もあり、頑張ってヨーロッパの天気図を探して天気予報をみていた。気温は北海道と同ぐらいというが、Wien到着の日は、寒冷前線の通過後で一気に寒くなり、最高気温は15度ほどで、北風が吹いていた。
 

国立オペラ座は、赤字対策に
オペラやバレイの観客の裾野を広げようという試みで、
夏の期間、大画面をもうけて、無料でライブを中継。
到着した夜も、バレエのライブが見れてちょっと感激。
寒いなか、多くの人が観ていた。

2018年9月25日(火曜)
 旅行の最初の二日間はSalzburgに移動して観光。300km程、2時間半の電車の旅だが、国鉄OBBに対抗して、線路は同じだが、WestBahnという格安私鉄があって、その日は、特別売り出し中で、平日60歳以上割りで、片道18ユーロだった。
 Salzburgには、40年前、大学生の時の一人旅で、来たことがあるはずだが、記憶もなくなっているのだが、駅前も再開発されてまったく違う印象だった。
 

昼過ぎに到着
荷物を駅前のホテルに預けて旧市街まで散歩

サウンドオブミュージックのドレミの歌のシーンに
使われたMirabell庭園

Mozartの生家、住居を見学。

早い夕食は、Strenbrauビアレストラン
グラーシュとローストチキンGrillHuhn

2018年9月26日(水曜)
 二日目は、城塞や、大司教の宮殿の博物館を見学。Salzburgは岩塩の取引で繁栄し、大司教が領主を兼ねて統治した。山の上の城塞は、ナポレオンに降伏するまで、約1000年の間、Salzburgを守った。  
 

時差ボケでちょっと早起き。
夏時間もあり、夜明け前で、まだ暗い。

移動に便利なように、駅の横のホテルにしたので
照明された中央駅に停まる列車が見える。
奥の黄色と緑がWestBahn
手前の赤が国鉄OBB色

ホテルの朝食のレストランから
朝日に輝き始める岩肌を背景に
山の上の城塞が奇麗にみれた。


 

今日は、川沿いの散歩道を旧市街に向かう。
Salzach川の向こうに、街と城塞が開ける。

夕食は、AugustinerBrau ビアホール
現在では、歴史を楽しむ趣向だろうが、
ビアマグを自分で水洗いして使う。
ローストポークもおいしい。


2018年9月27日(木曜)
 今日は、Wolfgang湖遊覧とscharfberg登山鉄道観光。寒気も抜けて暖かく晴れて、最高の登山観光日和になった。サウンドオブミュージックのオープニングで、ジュリーアンドリュースが歌う山々。
 

登山鉄道で 1800mの頂上に登ると。

麓のWolfgangの街と
緑に輝く湖と
白く光る遠くの山々が
見渡せる。
昨日の寒さで、初雪なのかもしれない。

頂上のテラスで、山々を眺めながら
Kaiserschmarrnのパンケーキとビールで休憩。

湖畔のWolfgangの街


 

内陸のオーストリアの人々にとって、
地中海はあこがれ。

山と緑に囲まれた、湖で、
スタンドアップを楽しむ光景がみれた。

皇帝フランツヨーゼフの夏の別荘の地
温泉保養地の街Badischlに宿泊

皇室御用達菓子店Cafe Zaunerの
川沿いのテラスのレストランで夕食。

デザートは、アルプスの雪山に見立てて焼き上げた
どでかいスフレSalzburger nockerlに挑戦。


2018年9月28日(金曜)
 今日は、世界遺産の湖畔の街Hallstattへ。岩塩を求めて、ケルト民族が移住し、紀元前1000年ごろから栄えた街。ケーブルカーで、山に登り、岩塩坑も見学した。
 

対岸の鉄道駅からの渡し船の10分程の間。
この景色が世界遺産の街のハイライト

絶壁の岩山に囲まれた
小さな湖畔の街

街が近づき、
教会の棟が見えてくる。

街の中に入ると、アジアのテーマパークのようで、
世界各国の観光客で、軽井沢のような賑わい。

湖畔の散歩道では、世界各国の人々が、
それぞれのお国柄のポーズを決めて、
世界遺産の前で写真を撮る。


2018年9月29日(土曜)
 Wienに戻って、今日から旧市街観光。ハプスブルグ家のホーフブルク王宮を見学。Volksoperで魔笛
 

街の中心のシュテファン寺院
屋根はタイルのモザイク模様

遅めのお昼は、ランチめぐり、
白い煙突掃除人と言う名のレストラン
Wien名物、ヴィーナーシュニッテル
前菜は、三種のペーストをロールし、
薄切りにした牛肉のカルパッチョ


2018年9月30日(日曜)
 ヴィーン観光二日めは、Belvedere宮殿のクリムト絵画と、プラター公園の観覧車。Ronacher劇場でミュージカルBodyGuard
 

オイゲン公の宮殿
今は、クリムトとエゴンシーレの美術館。

今日も遅めのランチ巡り。
ブイヨンで、煮込んだ牛肉
ターフェルシュピッツの有名な店
プラフッタで。
ホースラディッシュとほうれん草の
ソースで。


 

プラータ公園に行くために乗った郊外地下鉄に、
こんなポスターが張ってあった。
それも、なぜか、既に済んだ、今年の4月の大会だが、

Neusidlを調べてみると、
ヴィーンの南東のハンガリーとの国境の湖で、
平地に広がる、最大水深1.6mの湖?(池?)。
こんな所で、ウエーブができるのだろうか?
たしかに、飛行機から見た時も、
湖岸には無数の風車の風力発電ファームが
広がっていたので
そこそこ風の通り道で、吹くのかもしれないが、

YouTubeで今年の開催を調べてみると、
ジェットでボード引いて、船が立てた波で、
フリスタしている動画があった。

映画、第三の男で有名な
プラター公園の観覧車。

臨時のビアホールのテントで、
お祭りみたいのが行われていた。



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