Suma Sunday Slalom Diary 2018年5月
南側からの高気圧が強く、記録的な暑さだった4月の後は、

2018年5月3日(憲法記念日 木曜)
 二玉の低気圧が通過、寒冷前線の低気圧は関東沖に離れるものの、寒冷渦を伴う低気圧が、北海道の西にとどまり、経線間に等圧線が3本以上はいる西の気圧配置。9時にジェムに着いて、ひとまず、最小4.7と92Lをセットして待つものの、時折、北に振ったり、ボードを飛ばすブローが入ったり、安定しない。12時前に、晴れて西で安定してきたので、出艇。それでも、ブローは依然強く、4.7でオーバ。しばらくすると、安定したが、良かったのは30分ほどで、その後は、徐々に弱くなった。
2時過ぎ、諦めて帰る人が出始めた後、6平方m程度の安定した西が帰って来て1時間程続いた。

朝一番は、シフティー、ガスティーで
乗れる状況ではなかった。

2018年5月4日(金曜 オセロ祝日)
 寒冷前線の低気圧は東北沖に北上、日本海の低気圧は停滞、昨日よりは弱まり、少し南に振れるものの、依然、西強風の気圧配置。9時にジェムに着いた頃には、曇り空で、風も穏やか、9時30分頃からサイドの白波が入りだした。ひとまず、6.7と、これから上がった時用に5.7をセットして、10時に6.7、100Lスラロームで、出艇。最初はジャストかと思われたが、2〜3本走ると、徐々に落ちだした。この頃、来た人は7平方m台をセットしたが、昼頃には、それでも走らなくなった。
 まあ気温が上がれば、持ち直すかと、おむすび食べて、のんびり待つことに。まあ、5.7は要らないだろうと、待つ間に片付け終わった2時頃に、急にサイドで入りだした。風とは別の弱いうねりが、南西で入っていて、行きは、波のトップを飛んでいき、帰りはうまくすれば、波に乗せれる感じ。一時は、5.7でも走りそうなプローが入ったり、6.7ではアンダーの時間もあったり、強弱しながら、2時間程度吹いた。

赤灯台から登ってきたものの、
風が落ちて、どうして帰ろうと
思案していた師匠。
2時頃からの風で、満足。

2018年5月9日(水曜)
 小学校の社会のテストで、「◯◯◯◯台地と呼ばれる台地の◯◯石を原料として、◯◯◯◯工業が盛んな◯◯市は、地図上のどこか? ◯◯に適当な言葉を入れて、地図上の都市を選べ。」みたいな問題(正解はこちら)以来ずっと行きたかった山口県に観光旅行。一日目は、秋芳洞、秋吉台、萩の反射炉

5時間中国道を走る自信はなかったので、
新門司まで、フェリーに乗って、

朝一番に着いたので、
下関の展望台に登って、関門海峡。

2018年5月10日(木曜)
 山口旅行二日目は、中学歴史。萩城(指月城)と、城下町を観光。
昔のアンノン時代には、山陰の小京都だったが、2015年に城跡、城下町、松下村塾も含めて明治日本の産業革命遺産に指定され、今は、新たな観光地になっている。夏みかんの花の季節で、町全体が香りに覆われていた。(維新後、士族の経済困窮対策のために、夏みかんが植えられた。)

萩城
関ヶ原の後、減封された毛利家が、広島から移って築城
幕末、外国軍艦の砲撃をさけて、山口に藩主が移り、
維新後には、廃城令で取り壊されたのがもったいない。

山を背にした奇麗な天守閣だったろう。

5月26日放送のブラタモリは、
世界文化遺産をテーマに、萩のようだ。
高杉晋作宅前でもロケがあったようで、
放送決定のポスターが張ってあった。

2018年5月11日(金曜)
 山口旅行三日目は、高校地学。海岸地形を見ながら、青島の洞門をくぐる遊覧船にのった後、元乃隅稲荷神社、角島をドライブ。インスタ写真で有名になってしまった鳥居のトンネルには、観光バスが押し寄せて凄い人。

仙崎の遊覧船乗り場には、道の駅が出来て、
海を眺めるテラスが整備されている。
遊覧船の後、休憩していると、
飛行機雲が斜めに横切った。

角島
島と繋ぐ間が遠浅になっていて水深が浅く
どこからか、白砂が供給される地形のようで、
青い海と、人工的な橋が絶景を作る。
残念ながら、この日は、少し曇りで、
前日のうねりのせいか
それほどの青色ではなかった。

2018年5月12日(土曜)
 山口旅行の帰りも、新門司からフェリーにした。六甲アイランドから20分で帰ってこれた。行きの便と違って、少年野球部の遠征試合の団体で混んでいて、遅くまで騒ぐ相撲部もいたりして、少し疲れた。

小豆島を通るのが
日の出ごろになった。

枕草紙の「春はあけぼの」のように
空の色が変わってゆく様子を展望デッキから
のんびり眺める。

明石大橋
まあ、沖にでれば、よく見ているが、
朝日に映る全景を展望デッキから

2018年5月16日(水曜)
 旅行の旅館は、日本料理と魚が多かったので、洋風の料理を食べたくなり、パザパにランチ散歩。
 パスタは、シラスと春キャベツのソース からすみの香り。コーンスープは、ヤングコーンのマリネとモッツァレラチーズをクルトンに、おくらの彩り。ふわふわの豚ロースのピカタは、粒マスタードのソースで。

前菜は、天使のエビを軽く炙って、
ぱりぱりに揚げた頭とともに。
人参のクリーム和え、とびっこの食感を加えて、
パプリカソースと、ミニトマトで飾って。

へだいは、なすと、ズッキーニのピュレに載せて
白ワインソースで。
そら豆のソースとドライトマトの彩り
2018年5月17日(木曜)
 あまり吹きそうにない気圧配置。8.2を張れば、大きなボードでのんびり走れるかもと期待して駅に到着。朝は十分な西が吹いていたそうだが、徐々に弱くなる。ワールドカップの話を聞いて、たまに出艇して、3時過ぎまで、あっと言う間に時間が過ぎたが、結局走らなかった。

お疲れさま
ワールドカッバーが帰ってこられた。

PWAのステッカーちょっと自慢げに、
かっこいい。

2018年5月20日(日曜)
 金曜日の夜に寒冷前線が通過した後、土曜日は強い北が続いた。土曜日の午前中は不安定ながら、午後からのれたようだ。日曜は北が弱まり、須磨では、なぜか、午前中に弱い東が吹くかもとの予報。9時に到着して、7.5をセット。空港の沖が黒く、北東が入っているのかなと話していると、だんだん近づいてきて、10時半頃に、なんと、小さいうねりを伴った南東が入って来た。うねりに勝つ程の風ではなく、調子にのって、うねりに合わせて走らせると、登るのがたいへんになる。

神戸港まつりの協賛で、ヨットレースがあったようだ。ハーバー前から、下りでスタートして、淡路島沖まで、往復
2018年5月24日(木曜)
 南岸の梅雨前線上の低気圧が、気圧の谷の通過に伴い、発達しながら北上して近づき、水曜は雨が一日続いた。低気圧は、朝には、関東沖に離れ、少し南に中心を持つ移動性の高気圧が進んで来る気圧配置。予報はそれ程でもないが、まあ、雨の後だし、西が吹くかもと9時に須磨に。風は弱く、時折、北の弱いブローが入る。セイルサイズに悩んだが、10時の出艇を目指して、7.5を選択。10時には、風向が西に変わった。10時半ごろには、白波を伴う海面が南西から近づいてきた。北とサーマルの微妙なバランスの風で、いつまで続くか不安だったが、一時は、さらに西に振って上がり、結局3時間程続いた。一平さんが写真を撮ってくれた。

最初は、風は、少しアンダーな西南西、
南西の波が入って来て、結構海面は荒れていた。
一緒に走る人がおらず、少し寂しかった。
30分程して一平さんが現れた。


Photo by 一平

Photo by 一平
2018年5月25日(金曜)
 今日も、南西で入りそうだが、昨日、頑張って乗って筋肉痛も残るし、海はお休み。3月の日本盛りに続き、酒蔵レストラン巡りへ。御影郷、石屋川の福寿の酒蔵に。純米吟醸と壱の生酒の小グラス(60ml)を頼んで飲み比べた。

そば膳は、先付けと茶碗蒸し、そばのセット
ゆばの刺身がおいしかった。

2018年5月27日(日曜)
 それほど吹きそうにない気圧配置。サーマルもそれほど期待は出来ないが、梅雨に入れば、吹きそうにもないし、もしかしたら、ひるまで、少し吹くかもと。8.2をセットして出艇するが、吹かず。

駅前では、
ビーチフェスタというこで、
海の家の場所に、
ビーチバレーのコートが5面ぐらい準備されて
高校生だろうか、試合前の練習をしていた。

2018年5月30日(水曜)
 いよいよ、梅雨入り間近。梅雨前線上の低気圧が北上して来て、火曜の夜から、昼頃までまとまった雨になった。昼からも雨は残るものの、GPVでは、南岸の前線への北東ではなく、北にも低気圧があるためか、1時から3時ごろまでポイントだが、なぜか東が入りそうな予報。朝から、熱心な学生が雨の中を自主練していたが、12時頃でも、ガスティーで走る感じではない。雨が止んだら、セールをセットしようと思っていたが、いつまでも雨は続き、シーガルに着替えて、雨の中、7.5をセットして東を待った。

1時頃から、少しオンの東で入り始め。
慣れないポートで、
波の上を飛んでいく感じがつかめず、
すこし難しかったが、
3時頃まで続いた。


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