Suma Sunday Slalom Diary 2005年5月
花粉も終わり、ノリ網も取れて、気持ちの良い季節

2005年5月2日(月曜)

 1日に本格的な雨を降らした低気圧から延びる前線は列島の南に沿って延び沖縄に掛かり、観光シーズン真っ盛りというのに、沖縄は梅雨入り宣言。雨の後、北高南低になって、北風の予報。会社のPCをwindowsに移行すべく、午前中はwebで調べ回ってウインドはお休み。江崎の風速計を見る限り、北では吹いたみたい。

2005年5月3日(火曜 憲法記念日)

 前線は南に遠のき、弱い北が残り、日中は気温が上がり、南西に振る予報。北の南西が相まって何とか吹いてくれないかと、10時半頃ジェムへ。7.8のセットを済ませ、ボードも出して、うたた寝済ませて12時頃、沖に出ていた、ボードが西南西のラインで走りだした。すぐに出艇、我慢して沖の西南西の所まで伸ばしていくと何とか走り。1時頃には結構手前まで西で入ることもあり、3時ごろまで楽しめた。西南西と西がぶつかる当たりは波がぐちゃぐちゃで、スラロームで飛ばすと足に応えた。

最初沖の西南西で走り始めた頃。
望遠も届かずぼんやり。

2005年5月4日(水曜)

 高気圧に覆われ日中は南西の予報。昨日よりはましな予報で、もしかしてと集まったメンバーも多かった。昼過ぎから、ちょうど走らない位の西南西がずっと吹き続いたが結局は、吹かず。

2005年5月5日(木曜 子供の日)

 ウインクレルとマニューバの試乗会。昼過ぎに、豚丼弁当とビールを持ってジェムへ。暑い陽気、微風で、ガストラ、スターボード、ノース、ファナティック、F2の旗もそよぐ程度だが、さっきまでは、しなだれてたとのこと。
 3時頃からは徐々に上がり始め、走りはしないけど、いろんなボードやセールを試乗してみた。「もうそろそろ」と片づけ始めた5時前頃から、南西とも西とも良く解らない風が吹き始め、6から7平方m台のセールをのせたスラロームやフリスタが走り出した。健太パパが、既に片づけ始めていたダイトナとファルコンスラロームを出して来てくれて、かっ飛びました。風向、風速とも不安定だったが、無事に本当の試乗会ができました。30分ほどしていったん風が落ちたのでみんなで急いで片づけたが、その後も結構吹き続けていた。遅くまで試乗させて頂いたウインクレルとマニューバさんに感謝。

ウインクレル側
昼過ぎ
まだボードが浜に並んでた頃
ノースセール
ワープ-レースセール
ダイトナ
R-TYPE

ファルコンスラローム
スーパークロス-Hawk
skate
F2-水中眼鏡付きSX
chilli
hornet

マニューバ側
スターボードKombat
S-Type
Sonic
Carve

ガストラセール
GTX
SWIFT
MATRIX

2005年5月6日(金曜)

 低気圧の温暖前線が通過して朝雨、昼からも時折雨。結構東系で吹いたみたいですが、たまにはウインドはお休み。

2005年5月7日(土曜)

 低気圧が通過し、ちょっと寒気を伴った高気圧が押して来て、西高東低。北海道では積雪。早起きして、7時半にWebをチェック。3時頃寒冷前線が通過した後、江崎はずっと14m/秒の西。レーダでも雨雲は取れ、アメダスも明石からは西に振れだしている。
 9時前、JRのベランダからは、ベルコン沖に西の白波が立つ。 ジェムに着くと既に数人がセールのセットを始めている。ジェム前は微風だが、沖の白波が来るのを期待して、6.7平方mと5.7平方mの2枚をセット。しかしスッキリとは晴れず、時々雲が覆い、風もガツントは上がらない。6.7を100Lのフリーライドに乗せて出艇。沖までいくとたまにブローで走る程度。しばらくブローを待っていたが、一旦浜に戻り、ボードをスラロームに換えて、次ぎ出る頃からコンスタントに入りだした。昼頃、一時は疲れた腕ではきついぐらいの西になり、5.7に代えても十分走った。その後は、晴れ間と雲に合わせて強弱しながら徐々にに落ちて行き、3時頃にはもう十分と上がった。
 乗るのに一杯で、良い写真は少なかったが、久しぶりのyumikoさんが、kawataさんの迫力のジャイブの写真を送ってくれた。


Photo by yumikoさん 一番吹いてた頃、迫力のジャイブ

 右奥には関空も見える。気持ち良い天気

 
先週のレースはちょっと残念。学生達はこの風でもよく頑張ってた。


中年仲間のkotani さんも結構余裕で飛ばす。


この風で、8平方mでよく通した。

2005年5月14日(土曜)

 夜は弱い北、日中は南西の予報。あまり吹きそうにないが、道具のメンテのつむりで11時頃ジェムへ。予想以上に無風。気になってたマストのささくれや、マークダウンで買ったノースのブームへのラインの取り替え等済ませた。オールウエイズの弁当で遅い昼食済ませた2時頃から、南西の沖に淡いラインが見えだし、セールのセットを始めた。徐々にラインは濃さを増し、3時頃には学生達が気持ち良く走りだした。170Lのボードと7.8で出艇。なんとか走り始める。
 マストもちょっと気がかりだし、早めにジャイブして、プレーニングしながら半分ぐらい帰って来たところで、凄い音をして急にブームが軽くなった。最初はなんのことかと思ったが、繋ぎ目あたりでマストが綺麗に折れて、セールの上半分が垂れ下がっている。
 海面もそれほどでなく、岸もそれほど遠くなく無理して乗るか泳いで帰ろうかと思っていると、すぐに後ろからメンバーが見つけてくれて、ジェムにレスキューを頼みに行ってくれた。2-3度、半分のセールで走ろうとするが、アビームはなんとかなるが、堤防の間へ入ろうとすると上れないし、ベアも難しい。
 そこへなぜか、海上保安部の巡視艇が通りかかり、「帰れるか?」と聞かれて「ちょっとしんどいかも」と答え、「浜まで引いて行こうか」との優しいお言葉に甘えることに。ボートでレスキューに出て貰ったkubotaさんとは行き違いになってしまった。
 この前から他のメンバーの道具トラブルも多いし、気を遣いジョイントとかも新しくしたところなのに、マストがおれました。ウインド始めて、陸でも海上でも初めてマストを折りました。まあ、危ないような状況じゃ無くて幸いでしたし、皆さんのおかげで、すぐに戻ってこれました。
 ということで、身体的にはまったく疲れもなく、精神的にもそれほどダメージはないが、お財布的にちょっと気落ちしました。
この後、5時過ぎまで、南西の弱いサーマルが続いた。6.7に張り替えてても走りそうだったが、ちょっと自重した。せっかく、的確に判断してジャストで出たのに、この風乗れなかったのが悔しい。

昼ご飯の頃
2Fのクラブルームから

全くの無風。
もやで、海と空とも区別もつかない。

観光用なのか
帆を拡げ
モータで走る帆船

2005年5月15日(日曜)

 昨日の運動不足を取り戻すため今日も11時頃ジェムへ。昨日の予報で吹いたんならば、今日の予報で吹くだろうと早くから準備するメンバーが多い。既に弱い南西が入ってフォーミュラーなら、なんとか走った。しかし、その後全然上がってこないで、だらだらと弱い風が吹き続け、3時頃には無風になり、4時頃には北風に振れた。親切にマストを貸してくれるというメンバーもいたが、無理をせず6.7平方mをGemに乗せて2時頃沖へ出た。走る訳もなく、運動不足は解消しなかったが、海に一人浮かび須磨の山を見ていると気持ちは安らぐ。

 
学校の自由課題の一環で、なんかアートだと言って砂山をつくる若者たち。
崩れてしまう砂山に費やす青春の時間が羨ましい。
前月へ次月へ昨年の今頃は?

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