Suma Sunday Slalom Diary 2004年5月
 ノリ網は取れた、オイルフェンスの7月まで自由な須磨

2004年5月1日(土曜)

 高気圧の覆われ晴れ。北西、日中南西の風弱くの予報。まあ駄目だろうと、もちの木とキンモクセイの若葉と入れ替わりに落ちた落ち葉の庭掃除。昼頃になり、落ち葉が転がりだしたので、やっぱり行って見るかとジェムへ。
 2時頃、フォーミュラーでも足りない南西が続いていた。3時頃になり、8平方mでなんとか走るぐらいの西が少しの時間吹いただけ。雨と水温の影響か赤潮も出て水はきたない。
 浜名湖支部長さんが、帰阪していてジェムにも顔をだした。羨ましく、浜名湖、静岡の話を聞く。5時から久しぶりに大学で「するめの天ぷら」をあてに生中で乾杯。

去年もGWこの飛行船が飛んでいた。
飛行船が飛ぶようでは、
風は吹かない。

2004年5月2日(日曜)

 そろそろ下り坂で、昼頃から曇、北東のち南東の予報。今日もだめだろう、ジェムには行かずに何をしようかと考えていた。
 が、朝起きると、結構木々は騒いでいるし、アメダスも神戸は東で少し入っている。もしかしたらと思い、9時半にジェムへ、これから長い1日が始まった。
 ジェムに着くと、くもりで結構走りそうな東風。セットを済ましたメンバーが出艇するが、見る見る間に風は落ちて、南へ振った。このまま曇れば、また東で吹くかもと期待したが、予報に反して、天気は良くなり、陽射しは強く、気温が上がり、南から南西の微風に落ち着いた。こうなっては期待薄、そもそも気圧配置の風が北東だから、南西が吹くことはほとんどない。それでも、長い1日を風待ち(一時昼寝)した。5時には完全に無風に。
 モスバーガーのたたりか?

2004年5月3日(月曜 憲法記念日)

 低気圧が発達しながら日本海に入り、くもり後雨。南の風、後「強く」の予報。高気圧の後ろ側を回る南風で、前線か、雨雲が近づいて後に強くなるのではと考えた。
 10時にジェムへ。駅前には既に南西の白波がちらほらだが、ジェム前はまだスクールができる海面。11時頃から、ジェム前にも白波が拡がり、釣船も帰ってきた。endouさんが6.0平方mで沖を快調に飛ばす。これを見て、スラロームにV8-7.8平方mを乗せて出艇。風はそれほど強くなく、うねりもあって難しく走らせられない。ボードをBiC170Lに替えて再挑戦、風も上がって来て気持ち良く飛ばす。
 1時頃からは、さらに風は上がり、6平方m台セール、小さいボードのメンバーが完プレし始め、7.8ではオーバーに。まだ時刻は早いと思い、6.5平方mをセットし、さあ出ようと海面をみると、小さいボードのメンバーが風が無くなりうねりだけの残った海面を苦労して戻るところ。
 その後も、雲に合わせて、落ちたり上がったりで、7.8で何とか走るぐらいの南西が続いた。4時頃には、風は落ちてうねりもなくなった。

 
3時頃、最後に南西で少し上がったころ。風はそれほどでもないが、結構なうねり。yasuiさん

2004年5月4日(火曜 国民の休日)

 メイストームの低気圧が北海道沖で発達、延びる寒冷前線が日中近畿地方を通過、その後も雲が続き、雨、南強く後北の予報。
 夜中、雨と風が雨戸をならしうるさくて良く眠れず。朝になっても雨、さすがに土砂降りの中を出かける元気はなく、久しぶりに阪神対広島を見ながら昼寝。
 アメダスでは、友が島はずっと15m/秒以上の南。5日に聞いた所では、波はすごく、その割りに風は弱くもう一つだったみたい。アメダスでは、昼頃前線通過後は、西、北に変わった見たいですが。

2004年5月5日(水曜 子供の日)

 曇、昼頃から晴れ、ずっと北東の予報。朝起きるとくもりで、だめかなっと思っていると、9時頃、須磨の山の上では、晴れ間が拡がりだした。もしかしたら、晴れ始めに吹くかもと期待して10時に須磨へ。浜は既に南の微風、しばらくして、すっきり青空が拡がり始め、11時頃から、弱い西が入り始めた。
 V8-7.8平方mをスラロームに載せて出艇、何とか走るといった感じ。ボードをBiC170Lに替えれば完プレ。12時頃からもう少し上がったが、1時頃には、南に振って落ち始めた。

 
今日も雨の後だからか、陽射しのせいか海は明るく綺麗。1時頃南に振り落ち始めた頃。yokoyamaさん?

神大医学部のクラブは
今日は、OBレース。
現役時代の黒い色はなくなり白くなったが、
久しぶりに懐かしい顔が見れた。

現役の学生達がだべっているなか、
運動不足か、久しぶりの風が懐かしいのか、
OB達は須磨の風を楽しんだ。

左、たぶん「あまのっち」
病院では、「・・先生」と呼ばれて
いるのかもしれないが。

2004年5月8日(土曜)

 日曜は崩れる予報で、高気圧の後ろ側で晴れ。北東、日中南西の予報。結構北東が強く、南西が消されてしまいそうな懸念。
5月1日に掃除したのに、またモチの木の落ち葉が一杯。庭掃除を済ませて、昼ご飯。冷凍お好み焼きでビールを一杯空けたころから、若葉が騒ぎだす。
 ジェムへ電話すると、まったく朝から吹いてないとのことで、今日はこれからかもと、3時にジェムへ。風待ちに疲れたメンバーから、「ラインが見えだした」と。
 3時半頃に、南風のラインが近づいて来た。海面からすると、プレーニングしそうになかったが、さすがサ〜ファ〜師匠が出艇。少し出れば、十分プレーニング。これを見て、7.8平方mをセットしBiC170Lに載せて、4時出艇。5時まで一時間だけだが楽しめた。師匠と一緒に走れて楽しかったが、師匠がJ26さんから譲り受けたZipのラージスラロームは早く、BiC170Lではまったく追いつかない。(まあ、アビームが早いボードじゃないからしょうがないが)

2004年5月9日(日曜)

 低気圧は、高気圧が強くて東進出来ず、九州の西で発達し閉塞前線を伴って近づきそうで、昼頃からまとまった雨の予報。南北に走る等圧線が混み合う予想天気図で、雨の前にはもしかしたら東で吹くかもという期待。
 を胸に眠りについたが、5時半ワクワクして目が覚めると、既にしとしとした雨。目覚ましを切って、もう一度寝て、目が覚めたのは8時半。予報は雨、南東やや強くに変わり、8時のアメダスの神戸は東で入っているが強くはなさそう。雨レーダでみると雨雲の動きは早くもう1-2時間で雨はあがりそう。
 傘をさして、10時半にジェムへ。雨の中(ものずきな)数人がアンダーながら東6平方m台で既にプレーニング。ウエットに着替えて雨の中6.5平方mをセットし終わった頃には、雨もあがり、12時前に出艇。、北東のブローと南東のうねりが、強めあったり、打ち消したり、ブローが分からない。
 明るくなったり、雲が厚くなったりで落ちたり上がったりだったか、100Lフリーライドとラージスラロームを替えながら、4時過ぎまで楽しんだ。途中、1時頃から2時頃まではかなり落ちて、朝から乗ってたメンバーはこの時に上がったが、2時以降も弱くガスティーながらなんとか吹いた。

11時前、
まだ雨が残る頃
浜で遊ぶ子供達
おねーちゃんは
ちゃんと傘をさしている。

東風で、林崎からsakaiさん
上手い人はアンダーでも
軽く走らせる。

2004年5月15日(土曜)

 梅雨前線上、九州の西に出来た低気圧が発達しながら、前線は徐々に北上。朝はれ、昼から曇り、遅く雨、北東のち南東の予報。10時頃ジェムへ、既に南西の微風。朝から来ていた釣り師一平さんによると、8時ごろなんと程度の南東が入っていたそう。
 3時頃までは晴れていた。地蔵崎灯台や、江崎灯台の情報はずっと東、南東で入っているし、時折沖にラインが見えるので、道具の修理をしながら風待ち。結局、無風になったりしながら、4時頃にフォーミュラーならという西が30分程吹いただけ。
 一平さんが素晴らしい写真を送ってくれましたので、使わさせて頂きます。橋の綺麗な写真も有りますが、またの機会に。

 
Photo by 一平 一平さんの須磨のすばらしい航空写真。5月連休、高知へ帰郷の飛行機から
ジェムも見えます。北風の通り道が解ります。

2004年5月16日(日曜)

 梅雨前線上を低気圧が通過、予想通り、夜中からずっと雨、時折激しく降る。神戸祭りは残念な雨。それでも11時から2時頃は幸運にも小雨になった。
友が島は、ずっと強い南が吹いて須磨でも吹いかもしれないが、今日はお休み。パレードをテレビで見ながら昼寝。
一平さんの写真を使って風記録の絵の作成

2004年5月22日(土曜)

 去年は5月末、記録的な早い時期に台風が本土上陸だったが、今年も、木曜に台風2号が関東地方をかすめた。日本海の気圧の谷と梅雨前線の影響か、期待していた台風一過の気持ち良い風も吹かなかった。
 梅雨前線は南下したが、高気圧、低気圧とも弱い凸凹の少ない気圧配置で風は吹きそうにない。それでも、昨日までの予報では晴れで少しぐらいはと期待していたが、今朝の予報では、南西、晴れ、昼から夕方曇で浜風も期待できそうにない。
 昼頃から、3時頃までボードの修理をしながら風待ちしたが、一時はフォーミュラーさえ帰ってくるのに苦労する無風に。

2004年5月23日(日曜)

JBSA西日本選手権大会 別ページ「JBSAW04」にまとめました。

 昨日に引き続き、北東、日中南西、晴れ、昼前から夕方曇。肝心なときに晴れないと吹きそうにない。だれもが、JIはパンピングレースになりそうで、JIIIは不成立と予想していた。
 予想通り、朝からは全くの無風、JIも潮で流されそうで待機。10時ごろから西で少し入って来て、11時から第1レース。続いて12時第2レースのこの頃から雲がかかり、急に風が上がりだしてプレーニングレースに。急遽、12時半からJIIIの第1レース。プレーニングレースに。続けて、1時からJIIIの第2レース。終わる頃には、そろそろ風が落ち始めた。普通にJIの第3レースをすませ、続けて、第4レースを始めるころには、風は落ちて、一時ガスティーな北が入り、混乱戦に。
 アウター艇に乗せて貰って良い写真が沢山取れました。別ページにまとめました。見てください。

JIIIクラス第1レース
フィニッシュ前の下り。

レース結果は良く知らないのですが、
当然かもしれないが
井上プロかな?ダントツ早かった、

海釣り公園と明石大橋をバックに。

ジェムメンバー、中年お友達のロボコップさんも、
レース参加。
(したというより、させられて、)
でも、小さなセールで、吹いて走れて良かった。

 

 

満面の笑みの師匠。
レースには出なかったが、
吹いた時は7.5スラロームで完プレしてた。
出来るものなら代わって欲しかった。

2004年5月29日(土曜)

 日本海に中心を持つ低気圧から延びる梅雨前線が南下し、下り坂。曇、夕方から一時雨、南西の風の予報。余り期待して無かったが、10時頃須磨の山の上では、結構若葉が騒ぎ出したのでジェムへ。
 11時頃、薄曇り、沖にはラインは見えるが、しばらく近づく気配がなかった。昼をすぎて遠くにうねりの白波が見えだした。手前の、南西のうねりと、西の微風を越えてかなり沖まで行くと、南西が入りなんとか7.8平方mラージボードで走る位。まあ、うねりを滑る感じも面白い。
 その風もさらに遠ざかる時もあり今日はこんなもんかとセールを丸めた4時半頃、少し西に振って一文字の向こうまで入ってきた。最後までねばっていた中年ロボコップさんだけがジャイブを楽しめた。

2004年5月30日(日曜)

 日本海から梅雨前線が南下して、1日曇か雨の予報。朝目覚めてもどんより、ナウシカの谷のように風は止まり蒸し暑い。午前中にレースの写真の整理を済ませて、ビールでも飲んで、のんびり昼寝と思っていた。
 が、11時頃から晴れ始め、木々が騒ぎだした。ジェムに電話すると、風速計はゼロだが、ラインは見えだしたとのことで、すき屋のきんぴら豚丼弁当を持って昼過ぎにジェムへ。
 昨日と同じで、手前の弱い西を越えれば、南西で吹いてるみたい。サ〜ファ〜師匠が走ってるるの見て7.8平方mV8をGem285に載せて出艇。昨日よりは、西よりで強く、スラロームでも完プレ。適当な波もあり面白い。陽射しで白波が光り綺麗な海面。すぐに浜に帰って休めないのが、中年セーラーにとってはちょっと厳しい。4頃まで強弱、シフトしながら続いた。梅雨入り前のプレゼントでした。

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