Suma Sunday Slalom Diary 2004年2月
 1月は良い西が入る日が多かったが、週末に当たらない週が続いた。
2月7日、ようやく、西が週末に当たった。今月はこのペースでいけるだろうか。

2004年2月7日(土曜)

 今週ウイークデイは冬型が決まり、凄い西が吹いてたみたい。なんとか週末まで冬型が続いてくれて、等圧線も逆に傾き西が入りそうな感じ。予報は西やや強く曇。ヤフーでは12時、西9m/秒の予報。
 まあ冬型も緩み始めでそんなに強くはないだろうと思いながら、それでも念の為にと5平方mを持って、早起きして9時半にジェムへ。朝まとまった雪雲が通った後だからだろうか、風は西だが弱く、沖もそれほどではない。
 天気も晴れだし、これから上がるだろうと予想して、ひとまず6.5平方mをセット、続いてもしもっと上がるかもと期待して5平方mをセット。コンタクトも入れていざ出艇思い始めた11時頃から、砂が飛び始め5平方mでもオーバーかと思われるブローが入りだした。
 まあ、行けるだろうと出てみたが、超オーバー。アウトホールを下げ、思い切り引いて、ジョイントも前にして再挑戦。何とか少しは乗れたが、オーバーで体力が続かない。この時が一番気持ち良かった。あと疲れるに連れてこらえられなくてバラバラに。ガスティーで難しく自身でも満足出来る走りでなく、ちょっと悔いが残った。
 2時頃には、時折北のブローが入るようになり、よりガスティーに。
 小さいのは6.0平方mしかないというメンバーも、西風で堤防の中なら流されても何とかなるしと果敢に出艇されて、楽しまれて(?)ました。

沖は白波だらけ

小さいセールを持つエキスパート達は
4.0、4.2平方mをセット。

白波の集団がやって来た時に合わせて、
かっ飛ばしてました。

hirota

2004年2月8日(日曜)

 昨日と同じ西が入り易い冬型だが、等圧線の間隔は空き冬型は緩み、そこそこの西風が入った。寒気も遠のき暖かく気持ちの良い1日だった。暖かい西風を多くのメンバーが楽しんだ。10時半頃から上がりだし、6平方m台少しアンダー。昨日よりはブローが続いた。2時半頃には一端落ちたが、その後も時折かたまったブローが入ってきた。


Photo by 一平

暖かい陽射しに光る海面が綺麗。
写真は逆光になり難しい。

一平さんが写真を撮ってくれました。
ジャイブではありません。
ハーネス掛かってるでしょ。
レイルを切り替えて遊んでたところです。

 

仕事でこれなかった昨日の分を取り戻すつもりか
最初に出艇して、最後まで乗っていた一平さん。

3時半。みんなが帰って後、
なおし(関西弁で「片づけ」の意)かけたボードを再セットし
沖で気持ち良くジャイブを決める。

2004年2月11日(建国記念日)

 帯状の高気圧に覆われ晴れ。放射冷却で明け方は冷え込み、日中は陽射しで気温が上がり、予報は温度差10℃で、風も12時-15時西南西6m/秒。
 朝少し雲が通ったが、それからは綺麗に晴れ予報通り気温も順調に上がり暖かい。温度差で南西の浜風がそこそこ吹くのではと期待されたが、11時過ぎから4m/秒程度の南で落ち着き、結局西には振れず。やはり暖かいとはいえ、まだ2月の陽射しではサーマルは難しいか。

暖かい南風の微風

ハーネスの練習をしようとする
tutumiさん
それにも少し足りないか

海面の輝きが春を感じさせる陽気。

2004年2月14日(土曜)

 2月中旬と言うのに早々と春一番。日本海で低気圧が発達し、日中は南西の春一番が吹き暖かく17-8℃、夕方には寒冷前線が通過し雨になる予報。予報通り全国的に平年よりかなり早い春一番が吹いた。春一番クイズの当選者はnishimoriさん。
 10時にジェムに着くが、海上は全面どんよりもやっていて、南東の風が3-4m/秒という程度。これからどれくらい吹くかも予想できずセールもセットできない。昼前頃、各地から吹き出しを示す風情報が入るが、須磨は依然静かな海。
 「本当に須磨にも来るのか?」と疑いだした昼頃、南西の海面が黒くなりだし、あっという間に6平方m台の西風が入りだした。1時間弱、6平方m台アンダーの西の後、大きなうねりをともなった本格的な南西がやって来た。6平方台、一時アンダー、一時オーバーと言った感じで3時半頃まで続いた。4時過ぎには北に変わりうねりは治まった。
 個人的には、西のうちに少し乗れてまあ満足。大きなうねりが来てからは、決死の覚悟で出てみた。うねりは海面で見るとまた大きく、スノーボードのハーフパイプ(当然ハーフパイプに入ったことはないが)の様で有る意味気持ち良く、有る意味怖い。体力的にも、気持ち的にも何本も行きたいとは思わなかった。


明日のゴルフコンペに備え、うねり入ってからは自重していたサ〜ファ〜(ゴルファ〜)師匠。
うねりを越えて来たボードが山型の引き波を作る。 

本日乗ったのは
バレンタインだと言うのに
デートのない野郎約十人+姫1人

チョコより今日の風は
よかった!?!。
(うねりは少し怖かったが)

うねりの大きさを表現ができないが、
ビーチブレークも大きく
本日の被害全部で
セール2枚、マスト2本、ボード1本。

2004年2月15日(日曜)

 予報通り、春一番の低気圧の寒冷前線が通過後冬型に戻り、夜中西が吹きまくった。日曜まで残ることを期待した。
 朝9時にジェムへ。ジェムの旗も風速計も北の微風だが、沖は凸凹、堤防の向こうにも時折西の白波が現れる。
 5.0平方mをセットして10時出艇。凄くガスティー、白波のブローが入ればアンダーセッティングの5.0平方mではオーバー。アウトホールを下げ、ブームを伸ばして思い切りアウトを引いて再挑戦、ジャスト程度に。最初はガスティーが続いたが、一時間程して落ち着き、久しぶりの西風を堪能し、もう十分のつもりで休憩したがまだ12時。休憩後も少しづつ弱くなるのに連れて、アウトを緩めていって2時頃まで楽しめた。陽射しが有る時はまあ暖かく気持ち良いが、雲が通るとやはり寒い。

 
来週からはインド旅行、yoshidaさんも頑張ってます。

さすが、ウッシー
御前崎のWaveスクール特訓の成果か。
「この程度の風は慣れている」といった感じ。

波が無くフラットな分だけ楽々みたいで、
お弁当の時以外ずっと乗ってた。

左写真、風が落ちた時
小回りで回ったジャイブ。

 


用事があるからと朝一番から来て
頑張ってました。ihsiokatti Photo by 一平


みんな5平方m台でかっ飛ばす中
ハーネスの練習を始めたメンバーも
堤防の中で頑張ってました。taniさん
昨日と違いうねりはなく道具も壊さないし、
西で流される事もないし
強風練習の良い機会だったでしょう。
まあ、少し寒いが。


白波だらけの沖を行く、たぶんLNG(液化天然ガス)船

Photo by 一平
一平さんが撮ってくれました。
陽射しの反射が気持ち良い。逆光にはなるが。
少しは前足が伸びてきたかな?

2004年2月21日(土曜)

 背の高い暖かい移動性の高気圧の後半。記録的なポカポカ陽気。4月下旬から5月上旬の暖かさというより暑さ。用事で海には行かず街に出た。すこし着こんでコートなしで出たが、それでも暑くて上着を脱ぐことが多かった。
 一平さんによるとずっと無風で、3時頃から少しは吹いたがプレーニングほどではなかったそうです。

2004年2月22日(日曜)

 先週に続き、低気圧が日本海を発達しながら通過し春二番の予報。ただし先週と違い寒冷前線の通過は遅くなるかもと。
 さすがに先週の疲れか、寝坊してジェムに着いたのは昼前。「泉南は吹き出した、江崎灯台も15m/秒」との情報で、南にはラインも見えだし、そろそろかと急いで6.5平方mをセット。しかし南風が通り過ぎて、ラインは消え、無風に。
 3時頃まで、風向を変えて、今度こそは言う感じで同じような繰り返し。そのたびに、春二番を期待して集まったメンバーの数が減って行き、3時半頃、最後まで粘っていた中年トリオがセールを丸め終わったとたん、前触れなくうねりと共に南で吹き出した。
 さすがに、再度セットして出る元気もなく帰りましたが、吹いたみたいです。寒冷前線の神戸通過は6時頃、凄い風が吹いた。その後、これを書いている今も、すごい雷が鳴ってます。雨雲レーダは前線で局地的な80mm以上の降雨を示し、ラナイズの風速計は、19時51分南南西25.9m/秒を記録。

 
いよいよかと、出艇するが、空振りで微風を帰って来る一平さん。Photo by yokoyama
なんか凄いイベントでもあるのか、凄い数のカモメの群。

Photo by 一平
4時頃本格的なうねりが入りだし、
一文字に波しぶきが上がる。

2004年2月28(土曜)F2, Fanatic-04modelボード試乗会

 木曜、金曜は良く吹いたみたいだが。移動性の高気圧に覆われ晴れ。北に低気圧があり南系の予報。朝は放射冷却で下がり、日中は13℃ぐらいまで上がり、もしかしたら気温差で吹くかと期待された。
 、試乗会にも関わらず、(試乗会だからだろうか)、12時頃そろそろかと思わせたが、その後は、ほとんど無風に。

このところ、
「試乗会は吹かない」のジンクスは
はずれる傾向にあったのだが、、、ブツブツ、、、

F2,Fanaticのフリスタ、フリーライド
Newスラローム、フォーミュラー
の板が揃ったが、

サンダーテールは火を噴かなかった。

個人的には、
F2-SX105 新しいスラロームって
試してみたかったが。

2004年2月29日(日曜)

 寒冷前線が通過し、午前中は雨で、午後から晴れの予報。雨上がりの後のひと吹きを期待し、曇時々雨の中を常連たちが集まる。
12時頃、雲が切れだして、北と西のブローがぶつかりだした。少しして6平方m台が走り出し、青空が拡がり、「さあ吹き出すぞ」と期待した瞬間なぜか風は落ち始めた。
 その後は、なぜか?なせか?、長い周期のうねりを伴った、弱い南西が続いた。12平方mを載せたフォーミュラーだけが走った。異様に暖かいというより暑かった。
 後から見た天気図では、寒冷前線の寒気が弱いのか、南には早くも菜種梅雨のような停滞前線が見え始めた。

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