Suma Sunday Slalom Diary 2004年1月
 今年は暖冬で、冬型が長続きせず、繰り返しの周期が短い。
冬型の最初と緩み始めが吹きやすい須磨にとっては良いかも
高気圧は南に中心を持った移動性になりやすく西も吹きやすい。

2004年1月1日(元旦)

新年明けましておめでとう ございます
今年もウインドがんばりましょう。

 
「夕陽だろう!」とはつっこまないで下さい。まあ新春風に。

2004年1月3日(土曜)

 昨日夜雨が降り、寒くはないが気圧配置は弱い冬型。晴れ、西後北西の予報。ジェムは正月休みだが、これだけ暖かければシャワーも要らないだろう。
 11時頃に浜に着くと西で結構吹いてる。6.5平方mをセットし出艇。12時頃からジェム前でもブローが続きだし、雲で陽がかげると落ちる時もあるが、3時頃まで6平方m台が続いた。暖かい。


正月、シャワーは無くても風が吹けばやってくるメンバーがいます。

2004年1月4日(日曜)

 晴れ、北西後西の予報だが、冬型はさらに緩み余り吹きそうにない。「明日からは仕事だし今日はのんびり休んで、物好きが乗ってれば写真でも撮ろうか」と、ショーガ弁当を持って12時頃浜へ。陽射しは暖かく、やはり南の微風でのんびりした感じ。
 ところがショーガ弁当を食べ終わったころから西に振り始め、7平方m台なら十分と言う感じ。自分が「物好きに」なるとは思ってなかったが、7.8平方mをスラロームに載せて出艇。昨日程強くはないが、2時ごろまでコンスタントに続いた。2時ごろからはガスティーになった。

今日乗ったのは、
物好きなおじさん3人。

ゴルフコースで昨日の風を感じて
今日こそ初乗りと意気込んできた
サ〜ファ〜師匠

スターボード-フリーカーブで
ジャイブの練習にはまってる
左写真のyukawaさん

2004年1月10日(土曜)

 北海道を寒気を伴った低気圧が発達しながら通過。千歳空港は大雪で欠航多数のニュース。近畿は影響は少なく、晴れ、南西後(多分夕方からの意味でしょう)、北西やや強くの予報。天気も良く、日中の気温も上がるとの予報で、気温差で少しは吹くかと11時頃ジェムへ。しかし薄雲がかかりスッキリ晴れず、南系の浜風も微風というより無風に近い。やっと1時頃からは綺麗に晴れて暖かく。
 ウッシーの御前崎ループの土産話を聞きながら、グリル「金プラ」のオムライスでのんびり昼ご飯。陽も傾きだした2時頃、風は西に変わり上がり始め、7.5で出ていたkotaniさんが少し走る。この調子で行けばと期待して、一平さん、ウッシーと競争するようにセールをセット。しかしやはり、雲が取れたのが遅すぎたか、その後が続かない。一応7.8平方mで出艇して、海上で3時過ぎまで待ったがだめ。ウッシーの御前崎の話を聞いただけに余計に哀しくなる。
 アメダスで見ると、やはり西、北西で吹いたのは陽が暮れてからみたい。学生は休み、風邪気味で乗らないと言う人を含めて10人程度で寂しい須磨でした。

2004年1月11日(日曜)

 冬型になり、北風で曇、一時雨か雪の予報。夜中雨戸が鳴ってうるさかった。朝9時過ぎ家を出る時、須磨の山の上は、どんよりした雲で、雪もちらつく。浜に着いた10時頃には少し晴れて来たが、風は北微風。
 しばらくすると、東の方に黒い雲が拡がりだし、突如9m/秒の東よりの北のブローが。その後も、雲が来ると凄く寒く、時折吹くブローと雲が切れると寒さはましだが、微風になるのを繰り返した。
 出発が遅かったが、ウッシーは北が入ってそうな二色の浜へ。ウッシーの書き込みを転載します。
「吹きましたよ♪2時頃までは7.0くらいでしたが、昼飯を食べ終わったくらいから、急に白波が入りだして(始め少しガスティでしたが)5.4で4時過ぎまで乗れました!ただ、寒い!!!!!水が冷たい!!!!!地元の人達が焚き火をしてなかったらとても乗れませんでした。 」reported by ウッシー
 空手の寒中稽古が2-3団体。寒かったでしょう。

 
Photo by 一平 どフラット。長く続く引き波。たまに来るブローを拾いなんとか少しプレーニング。
風が冷たく、水温が高いのか「浮き島」が顕著。対岸の流れる煙も上下2本に。
吹いていれば我慢できるが、この寒さの中で風待ちは辛い。2時半にはシャワーを浴びました。

2004年1月12日(月曜、成人の日)

 日本海に中心を持つ高気圧が北から覆い晴れ、北東のち南の予報。朝ひやっとする感じはあるが、陽射しは暖かく春先の様。吹かないだろうが、景色を見ながら浮かぶ積もりでジェムへ。
 気温は上がり暖かいが、風向の振りは遅い。12頃までは南東が続き、その後もずっと南、西に振れ始めたのは3時過ぎ、それも強くはなく、4時過ぎにはほぼ無風に。
 景色を見ながら、暖かい海にのんびり浮かぶことはできたが。

2004年1月17日(土曜)

 台湾低気圧が発達し、四国から近畿の南岸に近づき、北には寒気があることから、1日雪の予報。冬型の雪と違い風は期待できず、陽射しが無く日中でも気温はあがらない最悪の天気。
 さすがにお休みしました。学生達だけががんばったみたいです。

朝起きて外を見る
天気予報は金曜夜から雪で、
積もりそうな予報だったが
うっすら雪化粧程度。

赤い実を付けたモチの木にも白く積もる。
空はどんよりとした雲
ボタン雪が、静かに降る。


2004年1月18日(日曜)

 昨日と打って変わって快晴。暖かい。しかし早くも次の低圧が日本海に近づき、東、南東の予報。天気もいいし景色を見ながら浮かぶ積もりで出艇。しかし、浜風と東が消し合ったみたいで、朝から弱いながら吹いていた南東も昼過ぎになくなり無風に。
 30人以上のメンバーが来ていたと思うが、出艇したのは朝の内に出たおじさん10人程度。みんな風には期待しておらず、新年初めての人と挨拶を交わしながら、のんびりした浜を楽しむ。
 砂浜に埋めたなんかを探知機で探すゲームをするグループや、寒中水泳のグループや、とにかくのんびりした須磨。

2004年1月24(土曜)

 今週のウイークデイは、この冬一番の寒気(多分これで寒さの峠は越した気がするが)が近畿地方を覆う。等圧線は逆に傾き、西系の風が里雪を降らし「金沢は大雪」のニュース。木曜は最低気温は零下、最高気温も0℃程度にしか上がらなかった。
 ただ風は、土曜に聞いた所では、強烈なブローの超ガスティーでもう一つだったそうだ。
 土曜は、冬型は緩み晴れで、やや強くの西が昼過ぎから上がってくる予報。10時半にジェムに着いた時点では、まだ雲が懸かり微風だが、海釣り公園付近は騒ぎだしていた。何度か西から雲が通り、晴れ始めると少し上がるの繰り返した後、12時半頃からスッキリ晴れて西が吹き出した。
 スラロームにV8-7.8平方mを載せて、ベルコン沖まで行った頃に、晴れて吹き出し、指以外はそれほど寒くなく、須磨浦公園の山を見ながら、1時間程楽しんだ。
 休憩、昼飯に戻ってきた1時半頃から、ガスティーながらジェム前にも西が入りだした。途中落ちる時もあるが風はずっと続き、陽は長くなり結構暖かく、元気な一平さん、つぼさんは4時半まで乗っていた。

自主練習の学生達も頑張ってました。

2時頃からは潮が凄く速くなり、
ガスティーもあって、登るのが大変。

学生達のダガーが欲しかった。

2004年1月25日(日曜)

 冬型に戻り、午前中は晴れで西、午後からは雪で北西、最高気温5-6℃の予報。雪が降る前の晴れのうちに午前中だけ乗ろうと早起きして9時にジェムへ。しかし既に雪がちらほら。しばらくすれば止むだろうと思っていたが、9時半頃には本格的な雪になり、浜もうっすら雪化粧。
 雪の降り始めは静かな雪で、風も弱く今日は駄目かな思われた。しかし雪雲が通る前後で何度か、沖の海面は凸凹になり、手前にも西が入ってきた。
 12時半頃から1時間程、雪も止み西が安定したので、数人が5平方m台で出艇。久しぶりにワクワクしたウインドサーフィンでした。

 
朝10時頃、この雪雲が去った後、突如、風速計13m/秒の西が一瞬入ってきた。

 

朝一番の雪。風は弱く今日は駄目かな思い、須磨の雪景色を探す。
犬は喜び浜駆け回り、ウインドサーファーも海に出て、鳩は風を避けて丸くなる。
前月へ次月へ昨年の今頃は?

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