■<2018年>

2025年大阪万博の危惧

猛烈台風21号

寒すぎた冬 暑すぎる夏

大阪北部直下型地震

国税庁長官に納税者の怒り

大腸ポリープ削除


■<2017年>

伊丹空港飛行侵入高度

世界一超高層ビル建設

甲子園選抜高校野球史上初 大阪校決勝戦

森友学園の怪


■<2016年>

スマホデビュー

妻の入院

子供を叱らない親

GW

寒波襲来 沖縄に雪


■<2015年>

秋の訪れ

線状降水帯

涼しい夏の誕生日

稲妻を撮る

茶番劇 新国立競技場の建設計画見直し

高野山の名宝展



■<2014年>

赤い満月 皆既月食

山の神仏展

桜満開 しかし今日から消費税8%


攻撃と排他の世相


■<2013年>

東京五輪は率直に喜べない

台風18号 大雨洪水

大阪の連続猛暑日数 記録更新

息子の新居

尿管結石 七転八倒


■<2012年>

2012年を顧みる

家事の大切さ実感

いじめを越えた犯罪行為

ミラーレス一眼レフカメラ

世紀の天体ショー 金環日食

気になる東北の寒さ

感動 春の選抜甲子園 石巻工高の選手宣誓

次世代旅客機B787は準国産


■<2011年>

下戸

大阪で記録的豪雨

想定外の意味をはき違えている

撮った写真 毎日テレビで紹介された

遺跡に残る地震の歴史

過去に起きた津波の忘却

世界最大級M9 東日本大震災



■<2010年>

記録的猛暑

乏しい大阪の名物名産 不名誉なワーストワン


  表紙に戻る  

ときどき記録 P-1
                    2010年~2018年の日々のできごと、所見などを気ままに綴る-
 
       

                        ときどき記録 P-2 (2019~2025年)

2025年大阪万博の危惧 <2018.12.2>

      

 1970年(S45)大阪千里万博が行われたのは26歳の時。それから55年ぶりの万博となるが、設備費用などが圧倒的に好条件の千里万博跡地があるにもかかわらず、大阪湾夢洲埋立地の無理押しはなぜ?
 1991年(H3)大阪オリンピック候補会場として、舞洲、夢洲の埋め立てを開始したが誘致に失敗した。その負債は公表値だけで911億円とされる。この負債を取り戻す名目として、カジノと万博で3兆円の経済効果をでっち上げたが疑問だらけ。
 大阪万博も運営費、アクセス、防災面など多くの課題をクリアしないままの見切り発車である。
 新聞の報道によると、誘致費35億円。事業運営費820億円。アクセス費730億円。海外支援費240億円。会場建設費1250億円。これだけで3千億円を越えるが、撤去費や地盤沈下対策費などが欠落している。今後、想像できないほど上がると思う。
 愛知万博はトヨタが睨みをきかせながら民間主導で合理的に進められたが、大阪は維新主導で役人は言うがまま。民間の腰は引けて損益分岐など頭になく、自分達の都合しか考えていない。
 底なし泥沼、ゴミの埋め立て地、メタンガス、気象条件の悪い場所に、関西経済界は難色を示している。本当にJR西日本や京阪電鉄は延伸するのであろうか。




猛烈 台風21号 <2018.9.4>

 大阪北部地震の復旧が進まない中、猛烈な台風の追い打ち。強風で横転した無残な車。南港では、20台以上の車が吹き飛ばされ折り重なるように潰れているのを見てきた。
 台風が神戸に上陸した頃、急激に南風が強まり住んでいるマンションも揺れた。地震では長くて3分程であるが1時間近く揺れ続けた。窓から飛来物が見える。窓ガラスが破れるのではないかと思うほど風雨が叩きつける。2度の停電、水道も一時止まった
 アルコープに大きなパネルと芝生が散乱。マンション屋上緑化の芝生と、受皿トレーが強風で剥がれて飛んできたのだ。隣壁とのパーテーションの破損。外周の植木が根こそぎ倒れ、隣で建築中のマンションの防御ネットがボロボロ、工事事務所が傾いている。
 これまで大阪を襲った室戸(1934)、ジェーン(1950)、第二室戸(1961)台風以来の大きな被害になった。上陸時の気圧を比べると、21号は気圧が高いにもかかわらず最大瞬間風速はジェーンを凌ぐ47m/s。偏西風に乗り加速度が増した上、台風の気圧の傾きが大きく、コンパクトで強い風が吹いた。

台風名 発生年度  上陸地点  気圧
(hpa)
瞬間最大風速
(m/s)
通過速度
(km/h) 
高潮
(m)
  室戸    1934年 (S9) 尼崎  911  60   80  4 以上
  ジェーン    1950年 (S25) 垂水   940  44.7   50  2.7(平均)
  第二室戸    1961年 (S36) 西宮  925  50.6   50  2.9(平均)
  21号    2018年 (H30) 須磨  955  47.4  60  3.3(最大)


 高潮は3mを超え、関空や大阪湾沿岸で大きな被害が発生した。国交省は今回の高潮は過去の第二室戸の2.9m、ジェーンの2.7mを越える50年に一度の記録であり、想定外を強調しているが無知も甚だしい。
 過去の第二室戸やジェーンの高潮は平均値表示であったが、現在は最大値表示に変わっている。
 21号を平均値表示にすると2.5m程度、第二室戸やジェーンより高潮は低いことになる。にもかかわらず最大で1mも浸水した関空は電源設備が消失した。
 防潮堤の高さは4.8mもあるといわれているが辻褄が合わない。3mと公表されている関空の地盤沈下はそれ以上である可能性が高い。
84年前の室戸台風の高潮は4m以上とされているが、正確ではないとの理由で無視するなど滅茶苦茶。




◇変態台風? <2018.7.28>

 日本列島を覆いかぶさるように居座っていたチベット高気圧と太平洋高気圧が分離。その間を進んできた台風12号。
 通常、台風は西から東に進む。それは日本上空では偏西風が吹いているためである。ところが、12号はこれに逆らって、常識外の東から西に円弧を描くように進んだ。
 この原因は、北海道付近にあった偏西風が極端に蛇行し過ぎたため、その影響を受けて分離した寒冷渦と呼ばれる寒冷低気圧が、南進してきたため。反時計回りの寒冷渦に誘いこまれるように東から西に逆進、鹿児島沖で迷走、一回転して中国大陸に向かう前代未聞の変態台風となった。
 





寒すぎた冬 暑すぎる夏 <2018.7.23>

 ラニーニャが発生すると冬は寒く、夏は暑いとされている。
 その通り、今年の冬は平年より10℃も低い近年最強、氷点下42度の寒気団が流れこんだ。そのため1月下旬から2月上旬にかけて、平成に入って一番の寒さとなった。
 偏西風が大きく南下蛇行、北極の「極渦」と呼ばれる強い寒気団が流れ込み、首都圏では半世紀ぶりに最低気温が-4度。大阪でも-2.5度を記録、バルコニーのバケツの水が凍った。日本海側では記録的な大雪になるなど、全国的に寒すぎる冬であった。


  

 早すぎる梅雨明けとともに猛暑の夏。7月23日熊谷市で観測史上初の41.1度の新記録。この日は他に青梅、多治見、甲府でも40度を越えた。
 安定した太平洋高気圧が日本列島を覆い、同時にその上空を大陸から張りだしてきた優勢なチベット高気圧が重なる2層高気圧にすっぽりと覆われたためである。
 高気圧は下方気流。上空から下方に圧縮されて空気密度が高くなるため気温が上昇し、晴天では地上に届く日射量も増して猛暑になる。今年の夏は観測史上最も気温が高くなると予想されている。これまで使われてきた猛暑から酷暑、炎暑、災害レベル並みの危険な暑さといわれるようになっている。




震度6弱 大阪北部直下型地震 <2018.6.20>

 6月18日午前7時58分、いきなり「ドン!」と地響きに続いて揺れだした。これは大きい、テレビを観たら大阪北部と発表。「高槻-有馬断層」と直観した。
 震源地は大阪府高槻市南部の市街地であった。死傷者千人、被災住宅は5万軒を超えた。M6.1は大阪における近世観測史上最大震度の直下型地震となった。

 深さは13キロと浅い逆断層地震で、同時に横ズレが混在した複合型地震と発表された。
 北3キロにある高槻-有馬断層に包括される断層が動いた可能性がある。

 この活断層、過去3千年間に3回動いていることが地質調査や古文書で裏付けられている。
 422年前に慶長伏見地震(M7.5)が発生。豊臣秀吉が築城したばかりの伏見桃山城が崩落。京都から北摂、淡路島にかけて大被害をもたらしていることから、阪神淡路大震災を起こした六甲-淡路断層(野島断層)も同時に動いたとされている。


 高槻に住んでいた23年前の1995年(H7年1月17日午前5時46分)。六甲-淡路断層が引き起こした阪神淡路大震災(M7.3)では、その延長線上にある高槻-有馬断層は動かなかった。
 もしあの時、慶長伏見地震のように、この二つの断層が連動して同時に動いていたら以前に住んでいた自宅は被災して、生命の危険があったかも知れない。




確定申告 国税庁長官に納税者の怒り <2018.2.20>

 確定申告が始まって税務署に抗議する人達が現れた。国有地を破格で森友学園に払い下げた件について、佐川財務省理財局長が森友学園に関する資料は「自動的に破棄されている」。保管は資料はないと国会答弁。会計検査院にも資料を提出せず、関与が疑われる安倍首相と昭恵夫人を擁護した。
 その功労賞として国税庁のトップに栄転した。ところが破棄した資料が存在して、虚偽であることが明らかになっているが、その後、全く説明がないどころか雲隠れしている。
 確定申告で領収書を保管して、添付することが義務付けられている。医療費などの領収書を破棄したと、提出を拒否してやろうと思っていたら、今年から提出不要になった!




大腸ポリープ削除 <2018.1.18>

 健康検診で見つかった大腸ポリープを削除するため、大阪市総合医療センターに入院した。
 入院手続きの後、消化器疾患病棟で手術に関する説明を受ける。夕食は6~7時の間に同じフロアーにある食堂に行く。一面大きなガラス張りの窓から大川や阪神高速道路を望む、ちょっとしたホテルラウンジ並み。夜景を眺めながら食べる。
 翌朝、9時からが大変。飲みにくい2Lもの下剤を2時間弱で無理飲み、腸をキレイにして午後からの手術を待つ。手術衣に着替え、痛み止めと大腸の動きを止める点滴後、内視鏡でポリープ削除が始まる。
 ポリープはループ状の針金で引っ掛けて高周波電流で切り取る。10~6ミリの合計4個のポリープを削除。軽度であった。手術後、夕食を食べてもよい。朝と昼を絶食しているから腹ペコ。軽い食事であるが全て平らげる。ポリープは病理検査によって良性が確認された。





伊丹空港 飛行進入高度 <2017.10.26> 

 大阪伊丹空港に着陸する飛行機は、生駒山上空から大阪市の中心部を斜めに横切る。
 生駒山(642m)上空の高度は約1100m、時速約400キロ。ここから急激に高度を下げ、3度の進入角度で着陸する。観測点の飛行高度は、伊丹空港までの距離×tan3(0.0524)で算出できる。
 自宅上空の飛行高度は約500m。新大阪駅上空は約350mとなる。そのため、新大阪駅の建物の高さは航空法で130m以下と規制されている。
 飛行機ファンの聖地、千里川堤防では約30m上空を約250キロの速度で、両翼を左右に揺らしながらタッチダウンする様子が間近で見られる。





世界一 超高層ビル建設 <2017.6.18> 

 サウジアラビアで高さ約1008m、200階、世界一の超高層ビルの建設が進められている。
 現在、ギネスブックが認定している世界一の高層ビルは、アラブ首長国連邦のドバイにある827m。
 
これより高い超高層ビルの建設には、さまざまな課題をクリアしなければならない。特に、このビルは紅海沿岸部に建つ。そのため、紅海の高濃度塩水の影響を受けた土壌やコンクリー、鋼材への浸食を防ぐ対策。潮風など風圧設計、高温地域でのコンクリート耐性。建設資材を上階へ持ち上げる作業方法など、さまざまな課題に挑戦しながら2019年の完成を目指している。
 <追記 2023年12月>
 サウジアラビヤ最大のゼネコンによって2013年に起工したが、経営危機や汚職、労働問題などで工事は250mまで進んだ2018年に中断。その後、2023年から工事再開、完成は2029年と予定されている。





甲子園選抜高校野球 史上初 大阪校決勝戦 <2017.4.1>

 何十年ぶりかで高校野球の決勝戦を甲子園球場で観戦した。
 今年の選抜高校野球大会の決勝戦は、史上初となる地元大阪校同士、大阪桐蔭-履正社の対決。7回まで大阪桐蔭の投手に完全に抑えられていた履正社、8回に3対3の同点に追いついた。しかし、9回に再び勝ち越され、8-3で大阪桐蔭が5年ぶり2回目の優勝を飾った。
 選抜予選となる秋の近畿大会では大阪桐蔭を準決勝で倒した履正社。全国大会でも優勝して甲子園での初優勝を目指したが叶わなかった。
 満員の甲子園球場、外野の芝生の緑がものすごく綺麗。





森友学園の怪 <2017.3.10>

 大阪府豊中市。伊丹空港の騒音緩衝のための国有地を、評価額の1/10(1億円余)で購入した学校法人森友学園。同じ隣の国有地は、豊中市が14億円余で購入して公園として解放している。
 その後の追跡調査で、朝日新聞社がこの疑惑をスクープした。梅田にでかけた時、完成間際のこの学校を見てきた。凄い外見の立派な学校である。
 最初、大阪音楽大がこの土地を7億円余で購入を希望したが拒否された。森友学園は自民党や維新の政治家等を介して財務省理財局、近畿理財局や各方面に政治的な根回、不可解な工作をしたと報道されている。

 森友学園の経営者は、右翼的な日本会議の大阪役員を務め教育勅語や道徳を教える。
 安倍首相頑張れ、安保法案成立よかったですねを園児に言わせる。安倍夫人が何度か同幼稚園に来て、その教育方針を安倍首相と共に称賛してきた。
 ほかにも稲田防衛大臣、麻生財務大臣、松井大阪府知事など、同幼稚園に共感する政治達との結びつきが指摘され、財務省理財局長などトップの関与なくしてできないとされている。
 ところが、この問題が発覚した途端、関係者は手のひら返しで否定しだした。 
 安倍首相と同夫人からの金銭支援報道が飛び出す騒動。今井首相補佐官(財務省高級官僚)らが主導したとされ、疑獄事件に発展すると思う。




スマホデビュー <2016.11.25>

 移動式電話が初めて登場したのが1970年の大阪万博。自動車電話として紹介されたそれからメール、ワンセグ、着メロ、赤外線通信、電子マネーなど日本独自の携帯電話として進化してきた。
 南米エクアドルの沖合にガラパゴス諸島がある。周辺島々との接触がなく隔離され、独自に進化してきた動植物が多く存在する。このガラパゴス諸島に例えてガラパゴス携帯、略して「ガラケー」と呼ばれている。
 これに対してスマホはアイホン(アップル)、アンドロイド(グーグル)、ウインドウズフォンのように、パソコン並みに色々なアプリケーションが搭載できる多機能型に進化した次世代携帯である。
 15年間も使用してきたドコモ携帯。長期顧客より他社からの乗り換え客を優遇するため、ソフトバンク系列のYmobile店で京セラのアンドロイドにした。戸惑うのは小さい画面のタッチパネル操作。




妻の入院 <2016.7.18>

 梅雨明け宣言したこの日の夕方、寒気がするらしい。検温すると40度近い熱がある。
 20年近く前からの呼吸器疾患のため何度か肺炎になっている。3連休のため地域の医者は休み。近くの済生会野江病院の夜間休日救急外来に連れて行った。予想通り肺炎と診断され、点滴と酸素吸入を受けて、その日から入院することになった。病院で生活する上で必要なモノが色々ある。化粧品も薬もどれが必要かわからない。夜遅くまでかかって準備して翌朝に持って行ったが、それでも次々と足りないモノができてくる。平素から準備の必要性を痛感する。





子供を叱らない親 <2016.5.22>

 京都の宇治上神社で「小さなお子様を、お連れの親御様へ」と題した、メッセージが話題になっている。
 「お子様を叱るのは親の責任ですし、親の不行き届きで周りの人に叱っていただいたなら、逆切れではなく『ありがとうございます』です。自分本位な考えの大人にならないように、正しい教育で共にお子様の健やかな成長を見守りましょう」と境内に掲示された。

 確かに、子供がよくないいたずらや、迷惑行為をしているのに、側にいる親が自分の子を注意しない。見かねて注意するとその親は逆切れする。近年このようなことが時々ある。

 昔は親や先生、上官、有識者は尊敬できて、偉くて、怖い人であった。聞き分けの悪い子供には、体罰や体で覚えさせることができた。しかし、今はこれはできない。怖くない先生はお友達に近い存在になり、親や先生、上官の尊厳は希薄になった。厳しく叱られることなく育った親が増えたためではないか。
 世論調査で日本の親は、欧米に比べて「甘やかしすぎ」が70%を超えた。一人っ子の中国はもっと甘い。




GW <2016.5.9>

 GW前半は息子が、後半は娘達が来た。
 娘の方は2人の孫と一緒。来るたびに成長している。姉の方は幼稚園の年長組になった。
 小さい頃から我が家を知り尽くしている姉に対して、妹の方は人見知りして1日目は少しおとなしい。
 姉の後をついて回っていたが、2日目からはすっかり慣れて賑やかさを通り越して騒々しくなってきた。
 孫達は朝が早い。夜寝るのも早いが、こちらはその逆であるから生活のリズムが合わないし、小さな子供の対応は結構疲れる。今回も連休明けから喉が痛くて発熱。孫達が成長するに従って、こちらの体力が衰えてくる。




寒波襲来 沖縄で雪 <2016.1.25>

 暖冬を相殺するかのように、一転して強烈な寒波が襲来した。
 沖縄では観測史上初めて、奄美大島では115年ぶりに雪が降った。沖縄を除く全ての都道府県で最低気温がマイナスを記録する冬日となった。
 大阪の最低気温は-3.5度、最高気温は僅か1.9度。自宅バルコニーでは厚さ6mmもの氷が張った。市内の戸建てで水道が凍結断水したようである。大阪の真冬期の日中最高気温を調べたら、1981年(S56)に1.2度を記録して以来、実に35年ぶりの低い記録であった。
 暖冬のエルニーニョにもかかわらず急激な寒波が襲来した原因は、北極振動と偏西風の南下蛇行のW現象らしい。冬の北極は太陽が当たらない。気温がどんどん低下して寒気の塊が極渦と呼ばれる集合体を形成。時に、この渦が緩んで寒気を放出する北極振動と呼ばれる寒気のゆらぎが起きる。




秋の訪れ <2015.9.24>

 お彼岸とシルバーウィークが重なる連休。
 例年より早く訪れた秋雨前線も去り、残暑厳しいこの時季としては珍しく、本格的な秋がやってきた。
 例年この頃にピークを迎える彼岸花。晴天のこの日、飛鳥周辺を巡って棚田百選の里山として知られる稲淵集落を訪れた。
 車から降りて、色づいた稲穂、緩やかに湾曲した畔を真っ赤な彼岸花が彩る農道をゆっくり歩いた。
 久しぶりに訪れた棚田の風景に妻はきれいを連発。案山子ロードでは手作りの色々な案山子が並び、案山子コンテストが行われている。






線状降水帯 <2015.9.12>

秋雨前線と台風がもたらした線状降水帯による長時間豪雨で河川氾濫の被害が続出している。
 線状降水帯とは、上空の気流に押されて強い雨雲が細長く線状に収束する現象。同じ場所で次々と連続的に発生するため局地的な集中豪雨になる。
 8月の広島土砂災害も同じ現象であるが、9月7日から台風18号の外側の強い雨雲によって浜松の河川が氾濫。台風は日本海に抜けたが、この台風がもたらす寒気流を伴った西風と、太平洋上のもう一つの台風17号が送り込む東風(暖気流)とが、関東上空でぶつかりあって線状降水帯が北に向かって細長く伸びた。 




涼しい夏の誕生日 <2015.8.29>


 例年残暑が厳しいこの頃に誕生日を迎える。

 今年は7月から8月上旬にかけて夏らしい暑い日が続いたが、お盆を過ぎて朝夕がめっきり涼しくなった。
 下旬には秋雨前線が停滞、太平洋の高気圧の勢力が弱まり、こんな過ごしやすい誕生日は珍しい。

 孫から速達が届いた。爺、婆ちゃんと自分自身を書いた絵。これまで顔しか描けなかったが、手足や指が描けるようになっている。大きい真ん中が爺ちゃんだと思ったら、婆ちゃんだった(大爆笑)。





稲妻を撮る <2015.8.9>

 激しい雷雨。これまで何度か稲妻の写真に挑戦してきたが、きれいに枝分かれしながら放電する稲妻が撮れたのは初めて。
 雲が水蒸気を作り上昇して氷粒となる。それらが衝突して+と-の静電気が発生。雲の中で+の氷粒が上方、-の氷粒が下方に集まり、電磁誘導で地表は+の電荷を帯びる。この時、雲の中で飽和状態に達した-の電荷が地表にアース。
 これが雷の稲妻。10万A、10兆Wもの巨大な電力エネルギーが3万度近い高温で急激に膨張するため、建物が揺れるほどの衝撃音を発する。この時の放電速度は100分の1秒。稲妻の瞬間を撮るのが難しいのはそのためである。 





茶番劇 新国立競技場の建設計画見直し <2015.7.15>

 東京オリンピックが決定したのは2年前。その時、新国立競技場の不可解な設計案や、高額な建設費用について多くの疑問が指摘されていた。そのことを当時の日記でもふれている(2013.11.20)。

 その後、異常に高額な建設費用が明らかになるに従って、国民の批判が高まってきた。
 既に業者等に支払われた60億円ともいわれる高額な手付金は、ドブに捨てたのと同じことになった。税金であるにもかかわらず責任のなすりあい、誰一人責任を取らず、陳謝すらない。
 新国立競技場のリスタート会議を招集した文部科学大臣や、新たに所管トップなったオリンピック大臣らは会議の冒頭で早々に退席。責任者不在となったため、出席者から不満が噴出した。
 関係者に丸投げして、責任を曖昧にすることが霞ヶ関の常套手段になっている。年金問題、東日本大震災、原発事故でもそうであったが、オリンピックでも同じことが繰り返されている。





高野山の名宝展 <2015.2.20>

 弘法大師空海が真言密教の修行場所として高野山を開創して、1200年の節目を迎える。これを記念して「高野山の名宝展」がハルカス美術館で開催されているので訪れた。

 高野山は山の正倉院とも例えられ、国内最大規模の文化財を所蔵している。戦乱を避けて都や各地の芸術品や仏像が多数持ち込まれた。また、密教の難解な経典は理解しにくいことから、仏像や彫刻、曼荼羅などで表現した作品が、平安後期から鎌倉期にかけて多く制作された。

      

 高野山の収蔵庫に納められ、平素は鑑賞できない国宝や重要文化財が多数ある中から、空海自筆の出家宣言、ポスター表紙にもなっている運慶作の八大童子像、五大力菩薩像、快慶による四天王立像などの貴重な文化財が一堂に出展された。





赤い満月 皆既月食 <2014.10.8>

 皆既月食は太陽・地球・月が一直線上に並び、月が地球の影に入って隠れてしまう現象である。
 その時、月は全く見えなくなるのではなく薄く光る。それは、太陽光が地球の大気中を通るとき、波長の短い青や緑色の光は散乱してしまうが、波長の長い赤系色は散乱されにくいため、屈折して月まで届く。
 そのため普段、太陽光の全波長に照らされて白く輝く月は、皆既月食ではほんのり赤胴色に光る。

 19時半から20時半まで続いた皆既月食が終わり、ゆっくり欠けた月が元に戻ってい様子をバルコニーから観察。21時半を過ぎる頃、元の明るい満月に戻って天体ショーは終わった。





山の神仏展 <2014.4.9>

 数年前、天満橋・八軒屋浜から熊野街道を大阪府最南端の山中宿まで歩いている。その先、遠く熊野まで歩くことは止めたが、機会をみて熊野三山には行きたいと思っていた。
 その矢先、大阪市立美術館で「山の神仏展」開かれる。
 和歌山、奈良、三重にまたがる広大な紀伊山地の霊場や、参詣道などに所蔵されている神仏像などの文化財は、アクセスの悪い秘境地にある。そのため、時間をかけて一つ一つ訪ね回らないと出会えない。
 今回はそれらが一堂に鑑賞できる。中でも注目は神仏像の国宝、熊野速玉大神坐像。熊野は昔から神々がおわす浄土の地とされ、神仏が融合した聖地として崇拝されてきた。熊野三山の一つ熊野速玉大社に祀られ、本来の姿(本地仏)は薬師如来として信仰されてきた秘仏である。
 神仏展で、神仏習合を避けて通れず「本地仏」と「権現」について整理しておかなくてはならない。
 
 神の元の姿は仏であるとする思想は、仏教が興隆した奈良時代に発生した。仏も神も同体であり、日本の神々は仏(本地仏)が姿を変えて現れてくれる(垂迹)ものとされた。
 本来、神々は目に見えるものではないが、多くの神が仏として関連付けられた。神に菩薩名をつけたり、神体に代わって仏像を祀ったり、神像を僧形であらわしたりした。
 権現の「権」とは臨時、仮。仏が神の形になって仮に現れたことを言い表す。熊野権現・立山権現・蔵王権現・箱根権現など、山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神である。





桜満開 しかし今日から消費税8% <2014.4.1>

 身を切るといいながら議員の経費や議員数は全く削減されない。毎年、会計検査院が指摘する税金の無駄使いも改善されないまま、今日から消費税が8%にUPした。
 この日は日中の気温が上昇して、桜の開花は一気に進みほぼ満開になった。今年も何かと忙しく花見見物には行けそうになくマンションのサクラガーデンで撮った。ほんのりピンクの花びらが青空に映えてきれい。





攻撃と排除の世相に危惧 <2014.2.12>

 ホームページをオープンにしてきたが酷いネット攻撃のため閉鎖、自分の記録だけにすることにした。
 5月に子供を叱らない親の話題に触れたら、糞じじい・・と返信がきた。以前に原発事故や過去の震災記録が見落とされているなどと投稿したら、左巻き・・であると攻撃を受けた。
 大津市教育委員会が隠蔽したいじめ自殺については、東レ滋賀出身の川端衆議院副議長が教育委員会に介在している。反日は出て行け・・などと攻撃的される。
 その根拠は川端氏が民主党であり、東レは韓国にも子会社があるため韓国企業であると、反韓、反共的なネトウヨ達から敵視されている。東レは三井財閥から独立した日本企業であるが、デマがねつ造されている。
 ところが、ネトウヨ達が応援する自民党右派(安倍派)は、違法な霊感商法の金銭トラブルが絶えない韓国カルト教団(統一教会)との癒着が取り沙汰されているが、この件は知らん顔。全く矛盾している。
 昨今の報道もリベラル的な人は排除される。関口宏のサンデーモーニングを観ていると、政権に批判的なコメンテーターは出演させてもらえなくなり、右傾化しているにもかかわらず、ネット上では逆に左巻きの代表番組にされている。

 これらは自民党青年局、デジタル局や国民会議チームに、広報宣伝の大手の電通などが支援しているとみられている。かって、自民党総裁の池田首相は「寛容と忍耐」をフレーズに高度成長の舵取りをした。
 時代は違うものの攻撃、排除、分断ではなく、多用な意見を認め合える寛容な社会にならなければ歪んだ住みにくい日本になる。






東京五輪は率直に喜べない <2013.11.20>

 1千兆円を超える国の借金は日々増加し続けている。
 オリンピックのための財政投資は5千億円を越え、一説には8千億円ともいわれる。
 この大半が東京のインフラ整備につぎ込まれようとしている。
 五輪招致のプレゼンで、福島原発の汚染水は「コントロール下にある」と公言したが、東電の本音は首相の発言に困惑していると報道された。
 1日400トンもの地下水がメルトダウンした原子炉内に流れ込み、流出した汚染水は防波堤を越えて海水に混じり、一部が湾外に流失しているかも知れないと気象庁は発表、東電社長はモグラ叩きと国会答弁している。
 震災復興費用の9兆円は中央官公庁舎の建て替えや補強などに流用されたが、被災地に対しては厳しい制約と複雑な手続きで35%が未執行となっている。津波から守る防波堤は僅か6%しか完成していない。
 こんな状態で東京五輪にお金や工事関係者が奪われ、福島原発や被災地は増々厳しくなる。
 コントロールとは「東京は大丈夫という意味だ・・!」と、発言した文部科学大臣。これが東京の本音である。
 新国立競技場の不可解な設計。IOCの趣旨に反する高額な見積もり、黒い噂のコンサルタント費用、組織体制が不明確な五輪開催は率直に喜べない。





台風18号 大雨洪水 <2013.9.16> 

 この台風、太平洋の海水温が高く多量の水蒸気を含んで発達した。雨台風には違いないが上陸すれば温帯性低気圧になって、直ぐに衰えるとると思っていた。まさか、ここまで降るとは予想外である。
 大阪市の24時間降雨量は165mmであったが、隣の枚方市は245mm、大津市300mなど観測史上最大の降雨量となった。
 桂川や大和川が氾濫するかもとの報道にびっくり。淀川堤防を見てきたが広大な枚方の河川敷は完全に水没。ゴルフ場の建屋が上方しか見えない。淀川のこんな光景は子供の頃以来である。 





大阪の連続猛暑日数 記録更新 <2013.8.23>

 大阪の連続猛暑日数は1942年に記録した16日の最長記録を破り17日となった。
 71年ぶりの記録更新であるが、総猛暑日数では史上最も暑かった2010年夏に記録した31日にはまだまだ及ばない。
 ところが、暑くて雨が降らない太平洋側に比べ、日本海側では局地的な大雨による被害が発生している。近年は日本海の水温が上昇して海水の蒸発量が多くなり、日本海側で大雨を降らせる傾向が顕在化してきた。大雨と渇水が隣り合わせの気象になってきている。

 雨の降らなかった東京都では12年ぶりに人工降雨装置を稼動させた。その効果のほどは定かでないが、以来、毎日のように夕立が降っている。
 人工的に雨を降らせるには雲が発生することが必須である。その雲に向かって雨粒の核となるドライアイスやヨウ化銀など、雲の種を飛行機や発煙装置でまき、水蒸気を凍らせて降雨を促進させる。
 しかし、そのヨウ化銀や溶媒に使用するアセトンは毒性のある有害物質である。それを-10度以下位の大気中に分散させる必要がある。晴天下では全く効果がなく、環境への悪影響、費用対効果などの課題も多いため、渇水対策の切り札とはなっていない。
 同じように雨の降らなかった中国。南京などでロケットで雲の種をまいて雨を降らせた。その結果、大雨が降ったようだが、高濃度の物質をまいたかどうかは定かでない。





息子の新居 <2013.8.10>

 4月のことである。息子がハワイで挙式をする。挙式の立ち合いに行きたかったが、その時は母親の状態がきわめて厳しく毎日のように病院通い。紛糾する理事会総会なども重なって動けなかった。

      

 挙式は白いパウダーサンドのビーチ、青い空、限りなく広がるコバルトブルーの海を背にハワイの風を受けながらのビーチウェディング。我々の時代との違いを感じさせる。
 新居は名古屋城に近い静観な住宅街にある。忙しかった時期もようやく一段落、体調もかなり回復したので訪れた。
 しかし、お盆の帰省ラッシュが始まっている。高速道路の大渋滞に巻き込まれた。我々は夫婦ともに地元大阪出身である。これまで帰省時の移動や混雑はあまり経験したことがない。その上、この日は日本列島で7年ぶりに40℃越えを記録した特別暑い日であった。





尿管結石 七転八倒 <2013.7.28>

 突然、七転八倒の痛みに診まわれた!
 昨年から多忙だった。妻は体調を崩し、4月は母の葬儀なども重なり疲れた。いつの間にか腎臓に13mm程の結石ができていた。このままでは腎臓障害をおこすため、結石を除去する「体外衝撃波結石破砕法(ESWL)」を受けることになった。
 体外衝撃波結石破砕法とは水中衝撃波(音波)と説明された。
 電磁誘導で発生させた電磁波を利用して水を瞬時に水蒸気にする。その水蒸気が音速より速く膨張する衝撃波をターゲットに集中照射する。人体の70%近くは水分のため、衝撃波は体を通り抜けて腎臓の結石に衝撃を与えて砕く。石の硬さや大きさによっては数回治療が必要となる。
 衝撃波は石めがけて約1秒に1回周期で連続的に発射される。感電した時のようなチクチクした痛みがある。15分ほど経過するとチクチク感には慣れてくるが左の背部が苦しい。2500発、約60分程で終了した。

 痛み止めをもらってその日に帰宅できた。しかし、2日目の夜から砕かれた石が排出しだして、これまで経験したことのない激痛に七転八倒。腎臓から尿として排出されるまでの過程で、尿管が狭くなっている部分が3か所存在する。そこに石が詰まったり、通過する時に激痛が起こる。砕かれた石は小さくも金平糖のように先が尖っているから痛みが凄い。吐き気も伴う。
 痛み止めと座薬では効果がなく深夜に病院に駆け込み、痛み止めの点滴を受けた。その後も断続的に痛みが続いたが、5日目頃から徐々に楽になってきた。1週間後の検査結果で、結石はまだ半分残っているが飲み薬で小さくして排除させる。





2012年を顧みる <2012.12.31>

 今年は一言では言い表し難いが、とにかく多忙な年であった。
 春に念願の弘前の桜見物に行くことができた。満開の桜は本当に素晴らしかったが、その後、病院に行く回数がぐんと増えた。大流行のウィルス性胃腸炎にも感染してしまった。
 夏には体調を崩した妻の病院の付き添い、大きな病院の外来は予約していても待ち時間が長い。ほとんど1日仕事である。今までほとんどしたことのなかった家事の大切さを思い知った。
 母親の状態もどんどん悪くなる。紛糾する理事会役員も結構大変であった。月に何度も長時間の打ち合わせ、資料作りやそのチェックに追われた。

 そんな忙しい合間に成長著しい孫が保育園の帰り、ほぼ毎日のように我が家に寄り道。一緒にままごと遊びや童謡を歌ったり、童心に帰ったような気持ちになる。
 今年のオオトリはその孫。高熱でひきつけを起こし一時意識が朦朧となって救急車を呼ぶ事態になった。





家事の大切さ 実感 <2012.10.25>

 妻が体調を崩して2か月になる。入院を示唆されたが、通院しながら長時間の点滴や自宅療養が続いている。これまでに簡単な朝食の支度や掃除程度はしてきたが、全ての家事となると大変である。
 起きて朝食の準備、テレビと新聞を横目でみながら朝食を済ませ、その後片け。洗濯と掃除を終えるともう昼前である。買物から帰って昼食。2時頃から少し机に向かえる。
 洗濯物を取り込む4時になると保育園を終えた孫が日課のようにやって来る。しばらくその遊び相手をする。5時から夕食の支度にかかる。夕食を済ませて風呂に入った後、9時過ぎからが自分の時間となる。
 基本的にはほぼこんな毎日であるが、その間にも病院に行ったり理事会の会合や色々な所用が入るから結構忙しい。
 夕食の支度をする時間がなく、スーパーやコンピニで店屋物を買ってすませることもしばしば起こる。今にして家事の大変さ、重要性を実感する。





いじめを越えた犯罪行為 <2012.7.22>

 長年、大津の会社に勤めていたから滋賀県の話題は気になる。大津市の中学校のいじ事件。悪ふざけから、陰湿ないじめ、暴行、恐喝へと拡大し、被害者は自殺。それを学校と教育委員会は隠蔽した。
 自分の統括する中学校の生徒が自殺。PTA会長息子の加害生徒は教師にも暴力、骨折させる悪ガキにもかかわらず、学校側は警察に被害届さえだしていない。学校関係者は終始、これらを隠蔽して被害者は救済されず、加害者を保護する対応に腹が立ってしょうがない。
 報道された記者会見で、教育長や学校長らは含み笑いさえ浮かべている姿が映しだされている。父兄説明会では出席した父兄の方から黙とうを督促されたと報道されている。
 次第に状況が明らかになるにつれて、完全否定したいた言動を少しずつ変化させている。
 いじめはない、いじめとは思っていない、あったかも知れない、一部あった、自殺の原因ではない、被害者の家庭内の問題・・・などと言い換えている。
 いじめとは、どのようなことかと聞かれて、しどろもどろで記者会見を一旦中断。ここまで、醜態をさらけだしてまで責任回避、転嫁する姿勢は一体何なのか。人間としての資質が欠如している上、教育者としての資格はゼロである。





ミラーレス一眼レフカメラ <2012.6.23>

 これまで使用しているデジカメはPana社のコンパクトタイプである。ポケットに入れられる携帯性、機動性を重視して愛用してきた。
 望遠や解像度はとうてい一眼レフには太刀打ちできないが、一眼レフでないと無理とされる背景をぼかすシーンなど工夫しながらこのコンデジで撮っている。
 ところがカメラ内部に埃が入った。これで3回目となる。一眼レフであれば埃の除去機能もあり、レンズを外して除去できるが、コンデジはメーカーに持ち込むしかない。
 既にコンデジも普及しすぎて、そろそろ買い換えの時期かと検討してきた。最近、店頭でよく見かけるのがミラーレス一眼レフ。光学ファインダーなどのミラー機能がないため小型・軽量で性能は一眼レフに近い。でもポケットに入れて持ち歩きはできないし、まだ機種も少なく発展途上にある。

 ならば嵩張るが一眼レフにするか?
 以前に使っていたので絞りやシャッター速度などの概念は承知している。それとも従来通り携帯・機動性重視でコンデジにするか・・・など散々迷った末に、比較的小型のSONYミラーレス一眼レフαNEX-5Nを購入した。
 早々、手持ちで夜景を撮ってみたが、今までのコンデジとは比較にならないほどノイズが少ない。
 動き回る孫に対してもAPS-Cの撮像素子と10コマ/秒の連写機能の威力はすごい。 





世紀の天体ショー 金環日食 <2012.5.21>

 この日の朝、本州から九州までの太平洋側で日食帯が通る。天気が良ければ金環日食が見れる。
 大阪では実に283年ぶり。日本全土でこれだけ広範囲の見られるのは1080年の平安末期以来らしい。
 大阪で次の見られるのは、2312年4月8日であるから300年も後になるという。正に世紀を越えた金環日食の天体ショーである。
 大阪市立科学館の観望会に行った。同館の天体望遠鏡でとらえた太陽をプロジェクターで投影する企画を観るためである。科学館には既に千人程集まって空を見上げていたが、雲に遮られて太陽が覗かない。
 諦めかけていたら、雲の切れ間から少し見えるようになった。拍手と歓声が起こる。雲のフィルターによって肉眼で見ることができる。7時30分過ぎに同心円に近いリングになった。

 そんな珍しい金環日食。太陽-月-地球が一直線に並んで月が太陽を隠すと日食となる。この時、太陽全体が隠されるのが皆既日食。月の周りから太陽がはみ出して、リング状に見えるのが今回の金環日食である。
 太陽の直径(139.2万キロ)は月の直径(3476キロ)の約400倍。一方、地球と太陽の距離(1.5億キロ)は、地球と月の距離(38万キロ)の約400倍であることから、地球から見た太陽と月はほぼ同じ大きさに見える。
 その月は、楕円軌道で地球を回っているため、地球に近い位置で月が太陽を隠す時、月は太陽より大きく見えて皆既日食になる。遠い位置にある時に重なれば、月は太陽より小さくなるため太陽を隠しきれず金環日食になる。





気になる東北の寒さ <2012.4.7>

 東北の桜は昨年より早まることはないと予想、5月連休の谷間に弘前、角館、岩手の桜見物を設定した。
 ところが、昨年以上に厳しい寒さに見舞われ、全国的に桜の開花が遅れているのが気がかりである。

 それに今年は東北や北海道で例年にない異常現象が予想されている。東北では梅と桜が同時に咲くことはあるが、今年は梅の開花が大幅に遅れて「梅前線」が「桜前線」に追い越されるかも知れないのだ。
 もう一つ、北国に一足早い春を告げるマンサクの花、3月29日になって弘前でようやく咲いた。平年より17日も遅くなった。そのマンサクは桜の前兆花として知られ、マンサクが咲いておよそ40日後に桜が開花するといわれてきた。仮に40日も遅れたら弘前の桜の開花は5月10日になる。まさか、そんなことはあるまい?今までの常識が通用しない珍現象である。

 桜前線研究所のデータを調べると、観測史上で桜の開花が最も遅くなったのが1984年(S59)である。
 その年の日本列島は全国的に最強の寒気団に覆われ、青森や弘前の桜は最晩年となる5月14日に開花している。
 同研究所の蓄積平均温度の推移をみると、今年は確かに近年では最も寒いが、1984年の寒さには遠くおよばないことがわかる。

      
            <青森の積算平均温度の推移  桜前線研究所データ>





感動 春の選抜甲子園石巻工高の選手宣誓 <2012.3.21>

 春の選抜高校野球に出場した石巻工高、昨年の東日本大震災で被災した。
 校舎やグランドが津波で浸かった。自宅も津波に流された球児もいて、もう二度と野球ができないと思ったそうである。それから一年、みんなの力で春の選抜甲子園に出場して選手宣誓のくじを引き当てた。
 開会式で阿部主将のみごとな選手宣誓に感激、涙したのは地元で被災した人達だけではないと思う。ナイン全員で練り上げたその宣誓文を掲げてみた。

 「宣誓。東日本大震災から一年、日本は復興の真っ最中です。被災された方々の中には苦しくて心の整理がつかず、今も当時のことや亡くなられた方が忘れられず、悲しみにくれている方がたくさんいます。
 人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。
 しかし、日本が一つになりその苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。
 だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう日本の底力、絆を。
 我々高校球児ができること、それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
 平成24年3月21日、選手代表、宮城県石巻工業高等学校野球部主将、阿部翔人」




次世代旅客機B787は準国産 <2012.1.26>

 多くの見物人が伊丹空港の屋上デッキから話題の飛行機を見物。機体前方にB787の大きなロゴ。胴体が太い。主翼が長く先端がせり上がったウィングチップ。エンジンの排気口がノコギリ型などの特徴が目につく。
 この飛行機の機材・部品の日本企業担当比率は、35%以上を占めるため準国産機ともいわれる。
 とりわけ、軽くて強い炭素繊維複合材の使用比率は50%を占める。1機あたり炭素繊維複合材は35トン、その全てを東レの炭素繊維が独占使用されている。
 B社のシアトル本社工場の隣に東レの現地工場を建て、2006年にB社と長期独占供給契約を結んで話題となった。B737型機の内装材から始まりB777型機では主翼・尾翼の一部に使用。B787型機で一挙に拡大した。

 この東レの炭素繊維はアクリル長繊維を高温で炭化して造られる。生産拠点であった愛媛工場や滋賀事業場で、長期の研究開発を経てようやく日の目を見た。当初は釣り竿、ゴルフシャフト、テニスラケットなどであったが航空、宇宙、自動車などの分野に拡大してきた。




下戸 <2011.12.15>

 久しぶりに旧知の友人達と親交を温め合った。リタイアしてのんびり暮らしている者ばかりである。勤めていた頃の懐かしい話や旅行・写真・菊造り・孫・ネットなど・・・それぞれの暮らしぶりに花が咲いた。いわゆる飲み会であるが、何故かお酒がないと話が進まないのも不思議である。
 勤めていた時は、忘年会・新年会・歓送迎会・打ち上げ・懇親会など・・・頻繁に飲み会があった。飲める人は美味しいというが、飲めない自身は大の苦手。気分が悪くなるお酒を美味しいと思ったことはない。

 なぜお酒がダメなのか?
 飲んだお酒は体内(肝臓)で酸化されて有害なアセトアルデヒドに置換される。このアセトアルデヒドを無害な酢酸に分解してくれるアセトアルデヒド分解酵素の活性が極端に弱い下戸遺伝子のためである。
 この下戸遺伝子は欧米人や黒人にはない。モンゴロイドとされる黄色人種のみに出現する突然変異型の遺伝子で、その出現比率は5%前後とされている。

 では、なぜ下戸というのか。反対に飲める人を上戸、左党というのか。
 体系的な課税制度が確立された8世紀頃、一家の労働力の数で納税区分された。上戸は労働力が多く裕福、働き手の少ない下戸は貧しくお酒もあまり飲めなかったことから、その様にいわれたとの説である。
 左党は武士は刀を持つ右手を空けて、左手で盃を持つから。昔の鉱山夫はノミを持つ左手を飲み手とかけたなど諸説ある。




大阪で記録的豪雨 <2011.8.27>

 昨日は関東地域で雷雨があった。東京都心では記録的な豪雨となったようだ。
 この日は大阪市内でも77.5mm/hr。
 32年ぶり観測史上1位に並ぶの激しい雷雨が1時間以上も降り続き、大雨洪水警報が発令された。
 自宅周辺では排水路から逆流した雨水が吹き出し、道路が川のようになってしまった。ガード下の低い道路は水没。エンストして脱出できない車もでる事態となった。 




想定外の意味をはき違えている <2011.8.20>

 「想定外」が乱発・乱用されて、すっかりおかしな流行語になってしまった。
 先日、天竜川の川下りの観光船が転覆したが、船が転覆するのは想定外であると、陳謝会見した天竜浜名湖鉄道のトップに唖然とする。川下りのあの小さな船は転覆しない構造になっているのであろうか。船の転覆を想定していないなんて信じられない見解である。

 想定外とは「考えている範囲に無いこと、考えが及ばないこと」である。人間が考えることを放棄して人間とはいえない。火災や地震を想定して避難訓練をする。為替レートなどを想定して企業は事業計画を立てる。
 予測や危険予知ができない人が国家を動かしたり、自治体を運営、企業活動をしたりすればとんでもないことになる。考えることを放棄して恥ずかしいとも思わないで、想定外を平気で使う人達は解せない。想定外が全く無いとは言わないが、往々にして不注意から起きる。想定外の意味をはきちがえて軽々しく言い訳や弁明に使ってほしくない。




撮った写真 毎日テレビVOICE「みんなde天気」で紹介された <2011.7.10>

                             2011.7.9 17:40  自宅から撮影
      

 一昨日、北西の空に出現した珍しい現象を撮って、毎日テレビの天気番組に「彩雲では」と投稿した。
 その日の夕方、7時前の天気予報で日本気象協会出身のプロ予報士でお馴染みの今出さんから「幻日」と呼ぶ珍しい気象光学現象であると、紹介された。
 この放映前に今出さんから電話があった。この写真を撮った時「太陽の位置は何処か」と聞かれた。
 「赤色側より左の西方向に太陽が」と返事したら、上空に寒気があり、雲の中に浮かぶ氷結の多くが、偶然に扁平な六角形で構成された時、プリズムの役目をしてその一辺から入射した太陽光が屈折、太陽側が赤、反対側が紫となり虹のようにみえる現象だと説明された。放送する可能性が高いが「実名を紹介してもよか」とも聞かれ、実名紹介の報道になった。





遺跡に残る地震の歴史 <2011.5.25>

 気象や歴史には興味があるが、これまで、地震についてはほとんど無知無関心であった。ところが、身近で起こった阪神淡路大震災で地震に対する関心が一挙に増した。
 丁度その頃、旧通産省工技院産業技術総合研究所(現・独法)を訪れることがあった。仕事関係のシンポジュームを少し抜けて、隣会場で地震考古学者の寒川旭氏の研究報告を聞いた。
 大阪は真下に上町断層が走り、生駒断層、有馬・高槻断層、中央構造線などの活断層に囲まれている。
 1596年の伏見城崩壊や、京都・北摂地域を襲った慶長伏見地震は、阪神大震災を起こした野島断層と有馬・高槻断層がほぼ同時に動いたことが、周辺の遺跡発掘調査などから明らかになっている。遺跡の崩落状態、断層の痕跡や地層などから地震発生の年代やその規模が特定されるとのことであった。


 飛鳥時代に築かれた日本最古のダム式灌漑池として知られる狭山池は、大阪湾から10キロも離れだ海抜70mの場所にあるが、池の周辺に1605年の慶長南海・東南海連動地震の津波跡や、8世紀と17世紀頃に起こった大地震の痕跡が見つかっている。
 歴史書の記録も注目されている。南海・東南海・東海地震が3連動した可能性が高い1361年の正平地震では、四天王寺の崩壊と津波の記録が古太平記や、法隆寺古書に記載されているとのことであった。
 大阪府・市の危機管理室では、南海・東南海地震で大阪湾に達する津波は最大3m。水門や防潮堤で津波被害は防ぐことができる。水門の閉鎖が遅れたとしても、浸水被害は一部に限定されると大甘の見解である。




過去の津波の忘却 <2011.3.23>

 宮古市田老地区にある日本最大級の防波堤(高さ10m、長さ2.4キロ)は、住民の安心のよりどころであったが、津波はこれをはるかに越した。
 三陸のある町長は防災基準は6.5mであり、今回のような大きな津波は予想していなかったと述べている。メディアも揃って想定外、過去の教訓超え・・などを連発している。

 この報道は余りにも酷い。過去に発生した津波を改めて調べると、今回の地震と酷似した貞観地震(869年)では仙台平野が水没。明治三陸地震(1896年)では津波は最高38m、死者不明者2.2万人弱であった。
 他の場所でも安政南海地震では串本で15m、元禄地震では関東沿岸で8~20m。比較的記憶に新しい奥尻島の津波は30mであった。三陸各地には過去に何度もあった津波の痕跡や、祖先からの言い伝えが残っているにもかかわらず忘れてしまっている。
 今回の巨大津波は過去にも何度かあった。決して想定外ではない。報道各社には専門分野の人達が多数いる。もっと確りと伝えるべきである。




世界最大級M9 東日本大震災 <2011.3.13>

 -原発に想定外はあってはならない-
 自宅の座敷で座っていたら目まいのように身体が揺れる。体調不良か?何かおかしい?
 身体がふらつくと、妻に訴えた時、テレビで東北に地震発生と報道速報。
 一瞬、ふらつきと地震が結びつかなかったが、周りを見ると電灯が揺れている。音もなく建屋がゆっくり揺れている。隣の高層マンションも揺れているのが見えた。
 阪神淡路大震災の時に経験したような、音を伴った激しい振動や揺れとは全く違った。
 今回の地震で、高層建物の長周期振動がクローズアップされた。テレビ報道で改めて津波の恐ろしと、原子力発電所の安全性に懐疑的になった。

 原子力発電所の建設時は絶対安全としながら、事故が発生すると想定外とする姿勢に怒りを覚える。
 東北地方の原発は地震多発地帯の海辺に建つ。過去にM8以上の地震と大きな津波が何度か発生しているにもかかわらず、過去の記録を無視したような低い想定値にしていることに驚く。
 その結果、防波堤を越した津波によって冷却装置のバックアップなども浸水、冷却機能を喪失。原発のこれまでの安全神話は完全に崩れ去った。
 東海、能登、日本海沿岸の原発も地震多発地帯にある。原発は否定しないが、甘く見積もった安全基準や審査法は根本的に見直すべきである。




今年の記録的猛暑 <2010.9.20>

 今年の夏は1898年(M3)気象庁の統計開始以降、全国的に最も暑い夏となった。
 大阪の真夏は沖縄より暑い。今年8月の大阪の平均気温は30.5度の日本記録となり、猛暑日も31日に達した。日中の最高気温の高い都市は多治見、奈良、京都、熊谷、館林などが有名である。大阪はそれに次ぐ上、夜の人工排熱で最低気温が高いため平均気温を押し上げている。

 猛暑の兆候は5~6月頃、ペルー沖の海水温が低下するラニーニャが出現した影響で、北半球の偏西風の蛇行が大きく北に偏り、太平洋高気圧が独立したかたちで、長く同じ場所に居座る進路固定(ブロッキング現象)が起きた。
 太平洋の気圧が強く張り出した。その上層をチベット高気圧が重なるように覆う二階建となり、空気密度が高くなって気温を押し上げた。この他に、海水温の上昇も影響している。




乏しい大阪の名産名物 恥ずかしいワーストワン <2010.3.1>

 大阪には、重宝な名物、名産品が乏しいから困る。
 京都や奈良、神戸には比較的多いが、大阪ではたこ焼き、お好み焼き、豚まん、串カツなどの粉モンやホルモンなど庶民的な食べ物ばかりで、ちょっと気の利いた重宝な名物、名産品が乏しい。
 昔の大阪は天下の台所、商人の街として全国から米や多くの食材などが集まった。生産地というより食材の集積地であったことから名産品が生れ難かったといわれる。
 以前からあった米や粟を砕いた保存食を、大坂時代に高価であった砂糖や飴を使って固めたお菓子「粟おこし」が名物として重宝された。しかし、食文化が進んで口が肥えた現在では気が利いた名物とは言い難くなった。

 上方演芸のお笑いは大阪の名物であろうか?芸人達などがよく喋る独特の汚い言葉は泉州弁や河内弁である。同じ大阪でも摂津弁はやわらかい。大阪の南北差は言葉使いにも表れている。
 大阪のワーストワンは不名誉な名物かも知れない。ひったくりなどの街頭犯罪、交通事故、放置自転車、放置ゴミ、歩行者・自転車の信号のフライング、ホームレスや生活保護者の多さなど。この様な大阪の名物は返上できないものか。




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