Suma Sunday Slalom Diary 2022年12月
ようやく冬らしく。

2022年12月7日(水曜)
 低気圧は東北沖で発達して、弱い冬型の気圧配置になり、日中晴れて、サイドで入りそうな予報。ところが、9時の須磨は、無風。沖もそれほど吹いていない。まあ、待てば、そのうち吹くだろうと、7.2をセット。10時頃には、弱く吹き出したものの、どんとは入ってこない。その後も、うす雲がかかりだし、晴れない。時折、弱くガスティーに吹くものの、少し運動不足の一日になった。

ウイングは、大きめカイトで、
熱心に練習。
スタンスを変えずに、ジャイブを決める。

2022年12月8日(木曜)
 気圧配置は、緩むものの、運がよければ、晴れて、昨日よりも、サイドが入るかもという期待。11時頃には、さすがに晴れれば吹く感じで、入り出す。7.2で出艇して、最初はガスティーながら、しばらくすると、続きだした。20分程楽しんで、今日は、良いぞと思ったとたんに、ほとんど無風になった。

Photo by 一平


その後も、時折吹くものの
長く続くことはなかった。

これからの季節
本格的な冬の風が
吹き出すのを期待しよう。

2022年12月16日(金曜)
 今年の12月は毎週のように冬型の気圧配置が決まる。13日火曜日に気圧の谷が通過したあと、高気圧が張り出し、14日水曜は、縦の等圧線が混み合い、強烈な北系のブローがガスティーに入り、乗れそうにない気圧配置。以前から約束していた京都ランチを選んで良かった。
 15日木曜は少し緩み、等圧線も西系の気圧配置で、晴れれば、サイドかもという期待。朝の須磨は、沖は凸凹ながら、手前は入らず、晴れて、しばらくすれば、入るだろうと、あまり考えずに6.7をセットして待つと、沖の凸凹の風がサイドで入って来たが、6.7ではオーバでとても乗れそうになく、5.7を急いでセット。さあ出艇と思う頃には、また風は沖に戻ってしまった。この時がこの日、一番安定して吹いていた。
 16日金曜は、気圧配置は完全に緩むものの、晴れて気温は上がりそうで、サイドに振って、大きなセールなら走るかも。朝の須磨は無風。7.2をセットして待つと、11時頃になって、少しガスティーながら、弱くサイドで入り、なんとか走った。しばらくすると、ブローが続かなくなり、その後は、さらに、ますますガスティーに。

Photo by 一平

しばらく待って安定してからと
余裕の一平さんは
カメラマンになってくれたが。

2022年12月19日(月曜)
 雨のあと、低気圧は北上しながら東北沖で発達し、高気圧は南から張り出し、18日、日曜は、強烈な風が吹いた。19日、月曜は、気圧配置は少し緩み適当なサイドが吹くかもという期待。ただし、この冬一番の寒気が西からやって来て、最高気温6度の予報で、歳と身体を考えた方が良いかとも考えたが、1月はもっと寒くなるだろうと思い、今のうちに乗っておこう須磨に。
 いつもと同じように、乗り網の向こうは凸凹ながら、手前は入っていない。晴れて、しばらくすれば入って来そう。江崎の風速計も12m/秒を超え、どれぐらい入って来るか解らないが、ひとまず、用心して4.7をセット。11時頃に、入って来て、その後、曇ると沖に戻ってしまうのを繰り返し、2時過ぎにも、まとまって入る時間があった。結果的には、4.7ではアンダーで、5.5ぐらいが良かったみたい。ジェムの時計の温度計も11度まで上がった。

海水温はまだまだ高く、
冷たい風が入って、蜃気楼になる。
対岸の建物は縦に伸びて、
沖の波は凸凹に見える。

2022年12月21日(水曜)
 西宮に引っ越して、夙川で見つけたビストロ、パザパ。豪華な食材は使わず、気軽にランチや、夕食のフランス料理をお得に楽しめる。フランスのビストロの定食の「前菜とメインの2皿か、デザートを加えた3皿」のスタイルに近く、さらに小さいスープと飲み物も付くランチコースをお目当てに、10年間夙川までランチ散歩を続けた。
 水のソースで有名なブルゴーニュのシェフ、ベルナールロワゾーの系譜に近い料理。ソースは、バターを使わず、彩やかな色の野菜のペースト、ピュレや、魚介の出汁を使い、あっさりとした料理に仕上げる。本格的なフレンチの技術を持つシェフが、定食のランチにも手を抜かず、付け合わせの野菜や煮込みにいたるまで、それぞれ違った調理と味付けで、変化を付けたお皿を作る。
 季節の旬の野菜や魚、気候に合わせて、月ごとに、前菜もメインの魚と肉もメニューが替わる。残念ながら、夙川の店でのメニューは今月が最後になる。王子公園に移るそうで、次のメニューを楽しみに待とう。
 前菜は、カダイフ衣巻きの海老フライ、とびっこの食感を楽しむ。付け合わせの玉ねぎのプリンを合わせても美味しい。カボチャのポタージュ、挽肉とキャベツ。トウモロコシのピュレと、とろとろ煮豚のパスタ。

お魚は、サツマイモのピュレ、
酸っぱいタピオカソース

鶏ムネのしっとりロースト
手羽元のスパイしー焼き
トリフの香るマッシュポテト

10年間ごちそう様でした。


2022年12月22日(木曜)
 23日金曜日からは、また、強烈寒波が来て、南から高気圧が張り出し、乗れそうにない強烈な西が吹く気圧配置の予報。気象庁は、記者会見で大雪、暴風に警戒するよう呼びかけている。22日木曜は、夜中に雨が降った後、朝から晴れて、なんとか乗れるぐらいの風で収まるかもしれない。雨で、朝の気温は8度、それから11度ぐらいまで上がる予報を期待して須磨に。
 予報より、雨の通過が遅くなり、8時頃にはメインの雨雲は通過したものの、その後も弱い雨雲が続き、ようやく12時頃に晴れ間が見え出した。雲の流れは早く、西からの雲が抜けて晴れると沖の凸凹の風が、手前まで入ってくるが、すぐに北から雲がやって来て、オフの強烈なブローが吹き出す。5.7をセットして、大きめボードで出艇したが、違う方向からいきなりやって来るブローに飛ばされるのが続いた。

前月へ次月へ昨年の今頃は?
[Sunday Slalomのホームページへ戻る]