Suma Sunday Slalom Diary 2022年10月
上旬は夏日が続いたが、ようやく秋らしく

2022年10月7日(金曜)
 10月の新メニュー。前菜は魚介のサラダ、軽いバジルの効いたグリーンマスタードのドレッシング。トウモロコシのポタージュ、バルサミコの香り。お魚は、パリパリ焼き、キノコとサツマイモの取り合わせ。

鴨胸肉のロースト
レンズ豆の煮込みと、
ポテトのグラタンと合わせて、
変化を楽しむ。

2022年10月10日(月曜 体育の日)
 今年は、10月10日が月曜に。日曜の午後から、まとまった雨が降り、6時頃には寒冷前線は通過し、日本海に低気圧は残り、西が一日吹く予報。雨雲予報では、10時頃までは小雨がぐずつくものの、その後は晴れてガツンときそうな期待。江崎も、西の灯台も西で吹いているのを確認して、9時に須磨着、どんより雲がかかり、予想外に無風。
 吹き出せば、ガツンと来るだろうが、この無風ではと思い、7.2をセット。西は吹いているし、そのうち吹き出すだろうと、わくわくしながら待つが、どんよりした雲はかかり続け、先にランチを済ませて待ち続ける。11時半頃から、小雨まじりの雲は続くものの、弱い南西の波と、北西のブローが入りだしたので出艇、なんとかブローでは、走るぐらい。ようやく12時半頃になって、淡路島に陽があたり、徐々に西が明るくなり、30分程、ジャストのサイドが吹いた。また雲がかかり始めて、いったん落ちた後、2時頃になってサイドで吹き始めた。


練習帆船が投錨
午前中は、舳先が東を向いていた。
北から、西に舳先を変えて、
ようやく吹き始めた。

祭日で、多くのメンバーが集まり、
吹いてよかった。


2022年10月27日(木曜)バルセロナ
 突然ながら、久しぶりの旅行日記。もしもの時にも大丈夫なように、さすがにツアー旅行にした。いつものように連泊してゆっくり、気ままに街歩きはできなかったが、現地7泊でスペインの半分ぐらいの地域の有名観光地をまわる弾丸ツアー。南まわりのフライトは、ドバイで乗り換えバルセロナ到着。その日はモンセラットの奇岩を見て黒いマリア様を触って、海辺のレストランで夕食。
 二日目は、夏時間で8時でもまだ暗いなかをガウディーの建築の観光開始。カサミラの前と、グエル公園のイグアナの前で記念の写真を撮った後、分刻みのスケジュールで、サグラダファミリア、昼食を済ませて、昨日到着した空港に戻り、飛行機に乗って、グラナダへ。

サグラダファミリア
有名な池の前からの記念写真。
事前にNHKの番組でも見たように、
マリアの塔も完成していた。

バカンスシーズンも過ぎて、
中国人観光客もいないはずだが、
それでも、
ヨーロッパ各地の観光客が集まった感じで、
この大きな建物が、大混雑。

ツアー旅行の快適さ、チケットを並ぶ必要もなく、
時間指定の予約制で、待ち時間なく入れる。

2022年10月28日(金曜)アルハンブラ、ミハス、ロンダ
 朝6時半に起きて、朝食、トランクを出して、8時半には出発。9時には予約通り一番に入場して、アルハンブラ観光。グラナダで昼食後、弾丸ツアーは、バスで、ミハスをめぐり、山道に揺られて、日暮れ前には絶壁と橋の街ロンダに到着。バスの中では、のんびり寝れるから、体力が持つ旅行。

ナスル朝の栄華、アルハンブラ

朝陽の照らすコマレスの塔が
朝一番、風もなく、真っ平な、
アラヤネスの中庭の水面に映る。

さすがツアー旅行。
有名ベテラン添乗員が、二人を入れて、
ベスト記念写真を撮ってくれる。



スペインのフライパン。
アンダルシア地方の山側の街は、
夏は40度を越える。
この季節は、気持ちの良い気候。

知らないのだが、なにかのCMで、
有名になって、日本人が押し寄せた
白い壁の街並だそうだ。

現地の日本人ガイドによれば、
日本人のツアー客は、コロナ後、
最初と言うことで、感動していた。

2022年10月29日(土曜)ジブラルタル、セビリア
 「まだ見ぬ絶景を出会う旅」というツアー。スペインの南端、イギリス領ジブラルタルのそのまた最南端まで行って、アフリカ大陸を望もうと言う一日。岩山ロックにロープウエイで登り、ヨーロッパでは珍しい野性の猿を見て、海辺のレストランで昼食の後、バスで、セビリアを目指す。
 セビリアのスペイン広場は、季節はずれの日射しに熱せられたタイルの床と建物で囲まれ、まるで石釜のように暑い。
 1492年のコロンブスの新大陸発見以降、セビリアは、アメリカとの交易、いや強奪した金、銀を独占して栄華を極めた。壮大で、金銀に飾られた大聖堂は世界遺産だが、残念ながら、外観の記念写真だけで、分刻みのスケジュールで、フラメンコショーに向かう。ツアー旅行の観光ショーぐらいに思っていたが、有名タブラオの迫力の本格的な踊りと歌とギターだった。 

ジブラルタル海峡。
左が地中海、右が大西洋。
向こうにはアフリカ、モロッコ、セウタ

海峡は、30km程で大阪湾ぐらい。
須磨から、金剛山や、関空が見えるように、
天気が良ければ、そこに
アフリカ大陸と海岸の白い街並みが見えるはず。

残念ながら、この日は雲が低くたれ込め、
よくみると、もしかしたら、
あれが山陰?といった感じ。

2022年10月31日(月曜)トレド
 30日は、コルドバのメスキータ観光して、昼食後にスペイン版新幹線に乗って、マドリッド経由で、トレドまで行く弾丸ツアー。31日はようやく、のんびりトレド観光。
 三方をタホ側に囲まれたローマ時代からの要塞都市トレドは、西ゴート王国の首都として栄え、イスラム支配が終わる1085年のレコンキスタ後も、キリスト、ユダヤ、イスラムの文化が融合して栄えた古都。1561年ハプスブルグ家のマドリッドへの遷都で、「16世紀で歩みを止めた世界遺産の街」になった。

エルグレコの名画鑑賞
大聖堂
スペイン大航海時代の栄華を示す
金、銀の宝物

バルで昼食後、
最後は、
対岸のパラドール近くの展望台から、
世界遺産の街を眺め、記念写真


2022年11月1日(火曜)マドリッド最終日
 マドリッド観光の中心はプラド美術館。スペイン王室のコレクションを集めて1819年に開館。エルグレコ、ベラスケス、ゴヤの名画を、現地ガイドの解説で楽しむ。百貨店のデパ地下をめぐり、チーズ、チョコレートのお土産。

バルで出てくる生ハムは
フランスの生ハムとはすこし違う。

ハモン、イベリコ、ベジョータ
ドングリを食べて育った、
スペイン特産のイベリコ種の豚の生ハム。
かんでいると、広がる濃厚な味わい。

デパ地下にも、色んなのが並んでいたが、
残念ながら、検疫のために、お土産にはできない。

現地でしっかり味わう。


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