Suma Sunday Slalom Diary 2019年3月
2月は、結局、砂を飛ばすような冬の強風はなかった
が、3月になって、まとめて強烈な西がやってきた。
           
2019年3月1日(金曜)
 南岸を通過して、木曜日の昼過ぎまで雨を降らした低気圧は東に遠ざかり、高気圧も移動性で弱く、等圧線の間隔は広く、弱い北西の気圧配置。晴れて、昼間は15度まで上がり、昼過ぎには弱い南西に振れる予報。
 こんな日は、8.2を張って、大きなボードでのんびりしようと、10時ごろにジェムに着くと、なぜか、時折7.5でもなんとか走りそうな西のブローが入っている。 
 

結局、
北西の気圧配置の風が、
気温の上昇と供に南に振れるタイミングで
11時から30分程だけ、サイドが入った。
その後は、予報通り、弱い南西が続いた。

2019年3月11日(月曜)
 2月は、季節らしい冬の風が吹かない日が続いたが、今週は、南に中心を持つ高気圧から、発達した北側の低気圧に向けて吹く西が続きそう。日曜日の夜中に、激しい雨を降らせた低気圧は、関東から東北沖を発達しながら北上し、東北地方は荒れた天気になる予報。午前中は雨の後の西が入るものの、午後からは等圧線通りの北西に変わって、ガスティーになる予報。
 8時半頃西宮を出た時は、まだ雨がパラパラして風もおだやか。9時半ごろに着いた須磨は奇麗に晴れて、すでに、4か5平方m台の西が入っていた。ひとまず、最小4.7をセットして、徐々に落ち着くのを待って、11時頃からなんとか乗れるようになった。予報通り、1時頃からガスティーな北西に変わった。
 

最初の頃は、少しオンで入っているようで、
サイドの割には、海面は凸凹

今週末のレースに備えて、
5.2のレースセールが、良い練習に
なったようです。

2019年3月13日(水曜)
 週間予報通り、夜中に雷をならした寒冷前線を伴う低気圧は、東北沖に進み、別の小さい低気圧が日本海北部に残り、寒気を伴った高気圧は南から張り出し、逆に傾いた等圧線が経度線間に4本はいる、強烈西の気圧配置。
 すでに、須磨に着いた9時半、強烈な西が入るものの、月曜日よりは海面はましみたいで、最小4.7をセットして10時半頃に出艇。最初はなんとか走れたものの、1時間ぐらいでオーバに。1時頃からは、少しオンに振って海面は凸凹に、2時頃からはたまにすこしだけオフに振れて、強烈なブローのガスティーに変わった。
 

この3人は、しかし凄い。
この風のなか、乗り網向こうの凸凹の
海面でずっと、乗っていた。

みんなが、4平方m台でWaveボードの
この風のなか、
5.2のレースセールとスラロームを
乗りこなす165番。


 
Photo by 一平

一平さんが、写真をたくさん
撮ってくれた。
オーバで、セールは開き放。
なんとか、格好のつく一枚。

2019年3月14日(木曜)
 低気圧は遠ざかり、気圧配置は緩むものの、気温が上がれば、吹くかもという期待。11時頃から2時間程、ときおり7平方m2で走る程度のサイドのブローが入った。
 
Photo by 一平

今年は暖かく
乗り網船の作業も
早く切り上げみたいだが。

2019年3月15日(金曜)
 一平さんの予報通り、西が続く一週間になりそうだ。高気圧のくびれが近づき、風は東、南の気圧配置だが、寒気に伴う冷え込みの後、日射しで気温はあがり南西に振り、大きなセールなら走るかもという予報。
 連日で疲れたし、後半に備え、少し休んだ方がいいだろう。春の新メニューのライン連絡もあり、今日は、のんびり夙川へランチ散歩に。前菜は、春の食材のサラダ、ホワイトとグリーンアスパラ、蛍いか、ホタテ。カボチャのスープはフルーツグラノーラをクルトンに。春キャベツと豚バラ肉のパスタ、生ハム添え。牛バラ肉の赤ワイン煮込み、トリフの香るマッシュポテト添え。
 

どのお皿も美味しいが、
やっぱり魚
魚と天使のエビのソテー
ジャガイモのピュレ
からし菜?のアクセント
焦がしバターのソースで飾って。
春野菜のフリッタ。

2019年3月16日(土曜)
 どの予報でも、7時頃に雨が通過して、11時頃までは西が吹いた後、寒気が入り、北西にふれる感じだった。早く起きて、朝一番だけでも乗ろうと思っていた。7時に雷で眼がさめたので、9時に須磨に着いた。寒気を伴った雷雨で、六甲山は雪景色だった。手前は入ってないが、沖は凸凹。
 6.7をセットして、10時頃には、手前にも入ってきて出艇。11時ごろになって、北側からの雲も広がりだしたので、予報通りだし、早く帰ってカレーでも、作ることにした。
 2時間ワインで煮込むカレーも、3回めで慣れてきて、なかなか、美味しかった。  ところで、今日の風はどんなだったのかなと風速データを見て「びっくり」、12時から15時ごろまで、西、西南西で10m/秒で吹いたみたいで、惜しいことをした。
 
Photo by 一平

午前中も、
ガスティーながら
30分程は、のることができ、
今週はずっと乗れてるし、
そこそこ満足だったが、

2019年3月17日(日曜)
 一週間、西が続いたが、今日で最後の感じ。午前中は雨ながら、西南西から、西で吹く予報。低圧部が、能登半島の北あたりにあって、明確な前線ではないが、そこら伸びる雨雲で時々雨が降りそうな予報で、はっきりした気圧配置の風ではなく、本当に吹くのか、ちょっと心配。
 9時に須磨に着いて、6.7をセットして予報の西を待ったが、風の気配はなく、雨が振り出し、雨が抜けて、晴れだしても、がんと入ることもない。もうそろそろかと出艇したが、長い間、微風で海上待機になった。ようやく、昼過ぎに、1時間程西が入り、3時頃からは、北西のブローが、入ってきた。
 しかし、色んな風があった一週間だった。明日はゆっくり休むことにしよう。
 

強烈な北西のブローが
入りだした頃
学生達は、無風、シフティーから
ブローまで、長い間、練習していた。

2019年3月20日(水曜)
 移動性になった高気圧の後半、気温も上がり、のんびりとした日和になりそう。芦屋川から散歩して、芦屋でランチして、鳴尾御影線沿いに西宮まで1時間の春の遠足。
 

日によってすこし違う前菜
手作りハムの煮こごり。
タコは、アイオリ大葉のソース。
新玉ねぎのバルサミコ
なにが入っているか?、いつものポテトサラダ?
鶏肉のクリーム味。
パテ、ムース、ピクルス、エビ

定番、エビとホタテのムースは、
春キャベツのシューで包んで
菜の花を添えて、春の一皿に。


2019年3月24日(日曜)
 気圧配置は緩むものの、日本海に弱い気圧の谷があり、南から張り出した高気圧は寒気を伴い、朝は冷え込み、日中は気温の上昇と供に南で弱く吹きそう。
 4社合同の試乗会で、楽しみに9時過ぎに着くと、すでに4つのテントが立って、セールもセットされている。挨拶をしている間に、西の海面が騒ぎだし、10時過ぎから1時間、西が入り、その後は、南に振って、7平方m台で走るぐらいのブローが時たま入った。
 10年使ってる7.5のV8は、修理してもそろそろ、限界みたいで、各社の7平方m台のセールを試さしてもらった。スターisoniとセバーンオーバードライブ、NCX
浅野プロのボードの話:今のボードは、プレーニング時の接水面が後ろに狭いコンセプトで、その接水面に乗れるように、後ろのストラップ位置も、フィンに半分かかるくらい後ろになっている。
 
Photo by 一平

4社合同の試乗会
S2マウイ、ファナティック
セバーン、スターボード
ガストラ、タブー
RRD

浅野プロに、ボードの話を聞いていると
一平さんが写真を撮っていたので、
パインプロも一緒に、
記念写真を撮ってもらった。


Photo by Reika
 
Photo by 一平

 一番吹いてた10時頃と
12時過ぎに、浅野プロのセットした
S2マウイのセカンドセール7.5と、
ファルコン106Lに試乗。
ドラフトが浅いセットなのか
セールの返りは、ノーカムみたいに軽い。
一平さんが写真を撮ってくれた。12時過ぎ。

1時頃、風はかなり落ちたが、
ガストラ、コスミックの7.8
タブーの120L(ぐらい)で
良く走った。
アンダーでも良く走る感じ。


Photo by 一平
 
Photo by 一平

2時過ぎには風はかなり落ちて
フォイルでないと走らなくなった。
セバーンのセールを借りてでも
いつものようにフォイルの営業に熱心

浅野プロのフォイル。
プロのレースでも、
ミニマムない時には、
フォイルのレースが普通になった。
競技になれば、
浮くのが簡単で、安定だけでなく、
空気抵抗を気にした専用のボードや、
早いフォイルも開発されるのだろう。


Photo by 一平

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