Suma Sunday Slalom Diary 2004年7月
 悲しい6月を吹き飛ばすように7月になり風は吹いた

2004年7月4日(日曜)

 中国大陸の沿岸沿いを進んできて、九州西まで来た台風7号。台風への風もあるのか、予報は南東から南西に変わりやや強く。11時にジェムへ。高倉台のゴルフ練習場のネットは南風でかなりふくらんでたが、浜は南の微風。
 サーファー師匠のマウイの土産話を聞いて、みんなで「来年行こう」と言いながら風待ちする内に、12時頃から西に変わり少し上がり始め、今日半旗からてっぺんまで揚げられた屋上の旗をなびかせた。
 まあそれほど吹かないだろうと、7.8平方mV8を170LBiCにセット。仕事も忙しく風も吹かなかったし久しぶりのウインド。浜で黙祷して出艇。
最初は沖でなんとかと言う程度で、その後西で少し上がった後に、潮も速く帰るのもしんどいほどの微風に。
 調度良い休憩のあと、本格来に西で上がり初め、3時頃には少しの間7平方m程度も。風は西だが、時折南西のぐちゃぐちゃのうねりの時もあり上手く走らせるのは結構難しい。5時頃には一旦落ちたが、6時頃帰るころには、南西の中くらいのうねりが押し寄せていた。

3時頃一番吹いた頃
そろそろジャイブかなと
シャッターチャンスを待っていると

ダックジャイブの
hirotaさん

 

同じく3時頃一番吹いたころ
たぶん、ごんちゃん

腕の伸びたポーズもあったが、
これしか撮れなかった。

中年ロボコップさん
今日は渋い中年警部といった感じか。

ジャイブの練習。

2004年7月10日(土曜)

 木曜から寒冷前線通過して雨と予報しながら、太平洋の高気圧が押し返し前線の進みは遅く晴れの日が続いた。土曜はこれが停滞前線になり、雷をともなった局地的な激しい雨を降らし大雨警報も。朝9時に起きてレーダをチェックすると、雨域も南から北に動き、西にも激しい 雨域が控えていて、すぐに「雲が取れて寒冷前線通過後の風」みたいなのも期待できそうにない。
 長田の体育館のジムでのんびり筋トレ、モスバーガー、aikoのCD「暁のラブレター」(ベスト版があったら欲しかったんだが、)

2004年7月11日(日曜)参議院選挙

 停滞前線か寒冷前線かはっきりしない前線が通過し、晴れて、北、日中南系の予報。北から南に変わる時に西で吹くかもと頑張って起きて10時にジェムへ。風は西だが、微風。風は徐々に上がり始めレースボードは気持ち良く走りだす。V8-7.8平方mとスラロームGem285をセットし10時半時頃出艇。かなりアンダーでぎりぎりながら一時間弱なんとか走る。
 その後も、南西には振らず、西の微風が続く。北の山には、何度か雲が上がり始め、南西のサーマルが来るのでは期待して待つが、雲もそれほど高くはならず、サーマルは来なかった。

2004年7月17日(土曜)

 近畿は梅雨明け。今週は、新潟から東北南部に掛かった梅雨前線が活発化して大雨の被害が報道。土曜もこの前線に風が吹き続け、西南西から西やや強くの予報。
 ちょっと寝坊してジェムに着いた10時半頃は、西で大きなセールなら走りそうといった感じ。その内にも、駅前にはたまに白波も見えたりして、これから上がって来るかもと期待し6平方m台を選ぶ人も多い。11時頃6平方m台で走りそうな時も一瞬あったがすぐ落ちて、その後中途半端な西が続いた。
 スラロームにV8-6.5平方mを載せて、上の方が吹いているかもと、ベルコン沖まで登り西が再度上がるのを待った。が、1時間して状況は変わらず。(さっきの白波は、南西のうねりが少し入っただけだったみたい。)ダイビングの練習している横を海釣り公園の浜に上陸。自販機のジュースで休憩。さらに海上待機1時間、諦めて帰って来始めた2時頃からジェム前でも西が吹き出した。アンダーながら、6.5平方mでなんとか走る風が1時間少し続いた。4時頃からも少し盛り返した。
(後でアメダスで見た感じでは、西風は伊勢湾に抜け、サーマルも加わったといったところか。)

ずっとパンピングの練習続きだった学生達
今日はスタートも登りも下りも
充実した練習だったみたい。

そして気持ちよかっただろう。

海釣り公園沖の景色の中を
気持ち良く走る
レースボードが羨ましかった。

対岸に見える臨空タワー

今日は、やっぱり
これぐらいのセールを張るべきだったか

気持ちよく飛ばすkishishitaさん

2004年7月18日(日曜)

 今日は、梅雨前線は少し南下し、岐阜が大雨の予報。前線が近づいたためか、昨日よりは強い西が吹いた。落ちてる時間も長かったが、10時から4時頃まで、6平方m台の西風が続いた。

今日も堤防の中は風は入らず。
良い写真は少なかった。

というより、乗るのに疲れて
写真撮る元気が残ってなかった。

2004年7月21(水曜)

 のんびりになった、でもきっとのんびりなんかしていないだろう一平さんのWeek-dayの書き込みを転載
「今日は退院祝いの風か、9時手前北西、沖は、結構な白波で西。6.2平方m張って様子を見ながら10時出艇、少し下らせて走る程度、白波にだまされる。11時過ぎには十分中まで入る。時々北西が入りだす。白波は相変わらず。
 14時40分雨、この雨で落ちると思い、あがる。3時半シャワー使って外に出ると、白波こそ見えないが皆完プレ。
入院時体重60kg、毎日350から400g減って今57.0kg、もっと練習したかったが病み上がりでは体力もたず早めに終了。今日のセール6.2〜7.0平方m、9人かな?」reported by 一平

2004年7月24(土曜)

 東北地方も梅雨明けで、「安定した太平洋高気圧に覆われた暑い天気」と言うべきところだが、南岸に弱い低圧部があったりでそうでもない気圧配置。ゴンちゃんの忙しさが少しうつったのか、昼間会社に少し出て。水島遠征の準備もあり4時半頃ジェムに。
 JRのテラスに出ると、いわゆる典型的な南西うねりの白波を伴うサーマル。聞いたところでは、昼間はほとんど吹かずに、3時半ごろからブローラインの前兆もなく、いきなり白波が立ちだしたとのこと。うねりだけでなく、風も6平方m台で良かったみたい。後からみたアメダスでは、友が島の風速も波高もそれほどではないが。

2004年7月28(水曜)水島、琵琶湖遠征1日目

 北にかた寄った太平洋高気圧の張り出しにブロックされ、北にも東にも行けなくて、西に少しづつ移動する台風10号。
 夏休み、ウッシーと一緒に水島、琵琶湖に行ってきた。台風への北風を期待して、ウッシー号で7時半に須磨出発、湖西道路経由、敦賀のモスで早い昼飯をすまして昼前に水島へ。
 ガスティーながら何とか走りそうで、6.5平方mをセットして出艇。何回か走ったがやはりアンダー。のんびり水島を眺めながら風待ち。暇つぶしに、水島に上陸して、島内を散歩。
 4時頃からガスティーながらオフで入りだし、日暮れまで二人で水島の海を独占しました。(島への連絡観光船がしょっちゅう通り、結構気を使ったが)
 民宿の魚とサザエのおしいい夕食をお腹一杯食べたあと、何とかトリビアを見て我慢したが、10時には波の音を子守歌にしました。

昼頃、綺麗な海で
水島を背景にブローを待つ
ウッシー

風はそれほどでもなかったが、
あの景色の中で走れたのが
感動だった。

2004年7月29(木曜)水島、琵琶湖遠征2日目

 台風が近づき、北が強くなるの期待して、5時半に起床。散歩したり、のんびり待つが上がりそうな気配はなく、琵琶湖新海に移動することに。9時に出発、10時過ぎ、彦根から湖岸道路に入ると、白波が一面に広がる。落ちないでくれよと祈りながら湖岸道路をとばし新海へ。
 11時過ぎから、6.5平方mで出艇。多少アンダーながら、新海独特の波が面白い。用事で水島にはこれなかったhadaさんもやって来て、一緒に楽しんだ。充分満足して(疲れ切って)、3時半には上がった。
 とにかく疲れたけど、楽しく、盛りだくさんの短い二日間でした。

 水島に来れなかったが、
新海で充分楽しんだhadaさん。

沖の網の串が琵琶湖的
浅瀬で上がる新海特有のピッチの短い波。

こんなジャイブ出来るようになりたい。

ウッシー
めちゃんこ楽しかった。 

また連れってね。
 

2004年7月30(金曜)

 台風はのろのろ西進。台風への南風は紀伊山脈でブロックされ尾鷲に大雨をもたらす。北か南から抜けて来た風はすごくガスティー、シフティー。フェーンか、乾燥した熱風で陽射しもあり暑い。一平さんのWeek-dayの書き込みを転載
「今日は、午前中用のため須磨11時過ぎ着。すでに、皆5m2台、きついとのこと。保険に買っておいた4.7m2をセット初乗り、しかし板がオーバー、小さい板で外に出ず。ひたすらウオーターの練習に終始。なんか乗れそうな気がする?。東を中心に北東から南東で時折砂が飛ぶmax16〜17m/秒でした。」reported by 一平

2004年7月31(土曜)

 北に行けなかった台風10号は太平洋岸に凄い高波を起こしながら西に少しづつ移動し、31日近畿に一番近づく。アメダスで峠は越したかなと判断して9時過ぎジェムへ。海水浴場は遊泳禁止、海の家も全て扉を閉ざしていた。警察も、「出ない方が」とか、「大丈夫ですか?」とか何度も質問に来ていた。
 最初少し落ち着くのを待った後、11時頃、4平方m台をセットし、mitobeさん、ウッシーが出て行くが、ガスティーでブローはオーバーとのこと。
 ほんとに僅かづつ落ち(着い)ていくが、2時頃までブローは4平方m台オーバーが続いた。2時頃から随分落ちて、やっと5.0平方m100Lのセットで出ていくことができた。何とか走れて一応は満足。Kubotaさんにハーネスラインを合わせてもらい10cm以上も後ろにしたが、これが快適。勉強になった1日でした。

最初、4.5平方mをセットし始めて、
トップベルトが切れて、

機嫌を悪くしながら、
4.0平方mをセットし直し出艇した
ウッシー
それでも、ブローはオーバーと

機嫌よく帰ってきた。

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