Suma Sunday Slalomer Diary 2003年11月
 去年の11月最初に早々と良い冬型が決まった。今年はその気配もないが。

2003年11月1日(土曜)

 高気圧の西の端小春日和的なのんびりした晴れ。さらに帯状に高気圧が西に続き吹きそうにない。3日に一平さん聞いたところでは、朝一番10時頃までは東で何とかというぐらい吹いたそうです。
 娘とモスのライスバーガーを食べに行った。地下鉄の広告に載ってて食べたくなった。ライスバンズの間にカツとオムレツが挟んでありハヤシライスソース。

カツ丼、オムライス、親子丼、
ハヤシライスがまざったような味。
確かにおいしい。

広告の写真から想像していたよりすこし小さい。
ジムで運動した後でお腹が空いてて、
少し物足りなかった。

2003年11月2日(日曜)

 予報は昨日に引き続き晴れだったが、昼頃からは時折弱い雨。3日に聞いたところでは、まったく風はなくスクールもできなかったとか。

2003年11月3日(月曜 文化の日)

 台湾付近にある台風の外の雲と太平洋高気圧のヘリを吹く湿った南風で南岸に停滞前線。大陸には高気圧があり、北の低気圧からの寒冷前線が通過し、雨から曇で北系に変わる予報だったが。
 太平洋高気圧が予想外に強く逆に停滞前線が北上してきて雲が拡がり、梅雨時のようなすこし蒸し暑い雨が続く1日。
 雨があがった後の西を期待したが、1日雨が続いた。時折無風になるなか、それでも11時半から30分ぐらい雨が激しくなる少しのあいだ、8平方mでなんとかという風が吹き、連休3日間待ち続けた一平さん他3人ほどだけが貴重な風を楽しめた。

 
須磨の山も雨に白く煙る。3日間待って30分。一平さん

2003年11月9日(日曜、衆議院選挙投票日)

 太平洋高気圧が強く、大陸の高気圧が張り出して来ても冬型にはならず、停滞前線が東西が横たわる。一平さんによると、朝一番北で一時間弱吹いたそうです。最初の6平方台で十分という風もすぐに落ちだし、1時間程度だったそうです。1日時折小雨が降る天気でした。淡路へ行ったウッシーは1日4.7平方mで最高だったそうです。
 個人的には、久しぶりに良く寝たと思って起きたら11時で、それから投票をすませ、ジェムへ。3時頃から、170L、7.8平方mで一時間程海に浮かび、たまに吹く北のブローで走ったと言うか進んだという程度。

ノリ網の手前
望遠で、空も暗く
画像ははっきりしない。

北のブローを待つ一平さん

2003年11月15日(土曜)

 移動性の高気圧の後半、北の方に寒冷前線を伴う低気圧があり、「昼頃から南系やや強く」の予報だったが、「南で吹くわけもないだろう」と思いながら、それでももしかしたらと期待して10時頃ジェムへ。
 一平さんによると朝一番は東でなんとかという程度は吹いていたそうだが、10時頃には微風に。それでも昼頃からの予報に期待して、7.8平方mと6.5平方mを張って準備して待つ。
 12時頃、少し東で吹き始めいよいよかと出艇するが、9平方mフォーミュラーなら何とかという程度の風が1時間弱程度で、2時以後は雲が拡がりだし無風に。

2003年11月16日(日曜)

 天気図では、はっきりした寒冷前線ではないが、近畿地方は夜明け頃に通過したみたい。弱い冬型で、強い寒気は伴わず、暖かい。それほど強烈な西は期待できない。
 6時のアメダスでは、近畿一帯、西は吹き始めず。8時半の江崎信号所も西6m/秒だが、西は浜へいかないと分からないと思いひとまずジェムへ。
 9時に着くと、ジェム前は8平方mなら走るだろういう程度の西が入り、駅前はもう少し騒ぎ出している感じ。9時半の江崎信号所は西9m/秒。もう少し上がることを期待して、6.5平方mをセットし、10時頃出艇。ジェム前はもう一つだが、ベルコン置きまで行くと、アンダーで切れ目も有るが、1時間程久しぶりのプレーニング。
 昼頃、少し落ちて、昼ご飯休憩が終わったころから、また上がり始め、ガスティーながらジェム前まで西が入り20人以上のメンバーが久しぶりの暖かい西風を楽しんだ。3時ごろには落ちた。良い時間に当たったみたい。

昼ご飯休憩が済み、
まだ、上がり始めず、風の弱い頃

久しぶりの風で、吹いてる時はずっと乗ってて
この時の写真しかありません。

7m台のセールをセットしたメンバーと
女性メンバーはなんとか走る程度。

陽が低く、海面の波が白く光り
逆光でシルエットしか写りません。


かなり下らして走らせている感じ。kawataさん


7平方m台のセールで飛ばすyokoyamaさん


中年お仲間達にも、サイドで暖かく最高の練習日和で、
たのしまれてました。kotaniさん
後ろをすごい船が通りました。

2003年11月22(土曜)

 今年の11月はハンバーガーで始めたのが祟られているのだろうか。気圧の谷が通過し低気圧は北の方で猛烈に発達。北海道、東北地方は雪に見舞われた。等圧線も経度線に3本並び、須磨も「西強く、後北西やや強く」の予報で最高と思われた。
 朝起きて、アメダスをチェックして「なんかちょっと違うな」と思いながら9時にジェムへ。駅から見ると、よくあることだが、ノリ網の向こうは5平方m台と思われる西が入っているが、手前はほとんど入っていない。
 6.5平方mと上がった時用にと思いついでに5平方mもセットし10時出艇。手前の弱い北を利用しベルコン前まで行き、そこで西を捕まえて、ノリ網を迂回する戦略だったが、駅前付近から何とか走りそうな西のブローで登りながら沖へと向かう。海面の見た目の割りには、ブローが短く、潮も早いこともあり登りきれない。しばらく往復している内に、その西のブローも弱くなってきたので、また吹き上がることを期待してひとまず帰艇。12時頃から北のブローも吹き出したので、再度西へのレグを延ばし挑戦するが、ベルコン前当たりで西と北西がぶつかりほとんど無風の場所も。
 2時ごろから北のブローが支配的になり、8平方m程度なら走れそうだったが、朝は5平方mを期待してただけに張り替えて乗る元気もなく、悔しい1日に終わりました。写真を撮る元気も出ませんでした。
 4平方台の情報で、林崎に行ったウッシーも、すぐに6平方m台に落ちたそうで、5平方m台しか持っていかず悔しい思いをしたそうです。浜名湖は5平方mオーバーが1日吹き続いたそうです。

2003年11月23日(日曜)

 高気圧に覆われ晴れ。およそ期待出来ないが、北が残るか?温度差で南系で吹くか?淡い期待を持ってジェムへ。朝から北から北東、東、南東へと変わるのは何時もと同じだが、その後、微風のまま北に戻したり、南東に変わったりを繰り返し。昨日の気分を切り替えるつもりでもと、7.8平方m、170Lで出艇するが、さらにもやもやが積み重なっただけ。練習にもならないほどの微風で1日終わった。

2003年11月24日(月曜)

 雨が降り出す前、もしかしたら吹くかもと期待された予報でしたが海には行けませんでした。一平さんの書き込みを使わして頂きます。
「水族園前から東は入ってました。12時半出艇、水族園まで上がって1時すぎ。まだ走らず、浜に上がって休憩。
1時半出艇、海苔網手前から走り出す、ヨットハーバーから東は十分入っている。海苔網が気になって沖には出ず。
水族園前から海苔網までのショートコースで30分ほど乗る。誰も出てこないので下ってジェム2時、その後もジェム前には入らず3時過ぎ雨終了でした。7.8です。」reported by 一平

2003年11月29日(土曜)

 季節はずれの台風21号が南に。結構大きく一時は915hpa,50m/秒に。東北沖の太平洋の高気圧も強くて、動けない気圧の谷に台風の南東風が吹き込む。
三重、高知、大分では、この季節では記録的な大雨。木曜から気圧配置は東西にはほとんと動かず、台風の北上に合わせて雨域だけが北上してきた感じ。木曜、金曜は雨域は南にあり、東で良い風が吹いたそうだが。
 朝寝坊して9時、レーダでは雨雲が近畿地方を広く覆う。ラナイズの風速計でも、夜中吹いていた東は落ち始めている。しかし晴れ間も覗いているので、ジェムへ電話。
「何とか吹いてるよ、昨日からずっといいよ。」の情報に、再度上がりだすことを期待して、11時頃ジェム到着。風は弱く、しばらくすると雨もしっかり降り出した。
 もしかしたらと期待しながら、雨に濡れて7.8平方mと170Lボードをセット。12時頃、一時雨も止んだので、少し騒いでいそうなヨットハーバー前の海面を目指し出艇。20分程掛けて登っていった頃には、次の雨の前ぶれか少し上がり始め、30分ほど雨に煙る須磨の景色を眺めながら一人で走りました。
 その後は、本格的に雨が降り始め、ほとんど無風に。微風の内になんとか水族園前迄は帰艇したものの、ジェムまで7.8のセールを歩いて運ぶのは重かった。
 訪れるメンバーも少なく、学生達も練習をさぼり、寂しいジェムでした。出艇者2名。 

2003年11月30日(日曜)

 呪われたように週末の巡り合わせの悪かった11月。最後の日曜ぐらい、北でもいいから吹いてくれないか。

前月へ次月へ昨年の今頃は?

[Sunday Slalomのホームページへ戻る]