| 年月日 | 1987年4月28日〜4月29日 (1泊2日) |
|---|---|
| パーティ | 1名 |
| 概要_ | インドネシア バリ島、信仰の山、登山道でビバーク |
| 解説_ | バリ島は火山島でありあまり知られていないがその最高峰がアグン山だ。筆者はほとんど準備しないで登りだしたので登山道の途中で暗くなりビバークするハメになった。これはあまりほめられた話ではない。もし遭難していたら非難続出だったろう。しかしそのおかげともいえるが素晴らしい南天の星空を体験することになったのは至福の極みであった。 私は日本から見える範囲では全部の星座を知っていたが見えない南天は未知の世界であった。しかし南国の山で星空をみる機会はなかなかもてなかった。アグン山登山道のビバーク地点は稜線上にあり周囲が広く見渡すことができる地点であった。横になると南の銀河がくっきり見えその中に南十字星含め明るい星々が散らばる。麓からは遠くガムランの音が聞こえる。一生忘れられない素晴らしい時間であった。 |
| 昔、バリ島は叛文化の拠点と言われていた。しかし1987年においては、もはやその面影はなくデンパサールやクタは観光地として俗化してしまった。一方あまり観光客の行かない奥地はバリの良さが残っていた。山から降りて一泊したキャンディーダサビーチはそのような俗化していない場所であった。現在でも同じかどうかはわからない。 |
| 成田→ジャカルタ → バリ島(デンパサール空港)→ブサキ寺院 | |
| 【1987.4/28】 | |
| --:-- | 午後 ブサキ寺院発 |
| --:-- | 食料を買おうとしたが店がなかった |
| --:-- | 山小屋か宿坊を捜すもなかった |
| --:-- | 登山道でビバーク 南十字星が美しい 太鼓の音が聞こえる |
| --:-- | 暗闇に動物の目が光っている 棒を持つ 襲ってはこない |
| 【1987.4/29】 | |
| -:-- | 登山道で寝ていたら早朝巡礼とおぼしき男性が通る 同行する |
| -:-- | 厳しい登りが続く |
| 6:21 | アグン山 山頂 (3142m) |
| --:-- | 巡礼男性と別れ下山開始 空腹極まる |
| --:-- | だいぶ降りた所で巡礼とおぼしき女性あり お供えのりんごとボールペン交換 |
| --:-- | 食堂あり入る 助かった |
| --:-- | 民家あり 犬がけたたましくほえる |
| --:-- | 沿岸道路に出る バスに乗る |
| --:-- | キャンディーダサ着 |
| --:-- | プーリーパンダンコテージ 泊 |
| 【1987.4/30】 | |
| -:-- | 起床 |
| --:-- | コテージ前のビーチで海水浴 欧米女性はトップレス 驚く |
| --:-- | キャンディーダサ発 |
| --:-- | クタ着 |
| --:-- | クタコテージ 泊 |
| バリ島の山々 (現地絵葉書より) |
| 常夏のビーチ (クタ) | |
| (注)地図はGoogle mapより引用しました。 |