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ストレス社会におけるカウンセリングの専門性の向上

― 平成26年カウンセリング業務目標 ―

平成22年の 「神戸カウンセリング教育研究所」の開設と同時に、代表の上地は東日本大震災被災地の復興支援のため、緊急派遣スクールカウンセラーとして2年間定期的に出向し、被災地学校の生徒や保護者、教職員の心のケアへ専念してまいりました。被災地の学校の復興も進み落ち着いてきましたので、平成25年 に続き26年も、ご案内の個別面接相談や教育訓練・研修講座等、当研究所の業務をさらに充実強化し実施しますので、よろしくお願いいたします。

世界保健機構(WHO)は201210月、うつ病などの精神疾患で苦しむ人は世界で35千万人を超えるという推計を発表しています。世界の人口(約70億人)のほぼ5%がうつ病などに悩まされていることになります。同時に、WHOがうつ病などの精神疾患の予防と治療に関し、「治療薬や専門家によるカウンセリングによるケアが効果的である」と明確に指摘しているのが注目されます。

昨今のストレス社会の中で精神的健康の保持増進と精神的疾患の予防と治療への取り組みは、現代人に課された重大なテーマだと考えます。カウンセリングはその重要な専門的取り組みとして、これからのさらなる進展が大いに期待されます。

つきましては、カウンセリングへ関心のある多くの皆様が、当「神戸カウンセリング教育研究所」を積極的にご利用されることを期待しています。

(参考文献:上地安昭著「カウンセリングを受けたいと思ったら」創元社2014年出版予定)



神戸カウンセリング教育研究所代表
上地 安昭
平成26年1月5日

 

 

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