<2025.4.8>

冬の湖国は、比良山から冷たい強風が吹き付けて湖上は大荒れになる。4月に入ると「比良の八講 荒れ終い」と言われて、北風も緩み本格的な春を迎える。
訪れた大津坂本は、京阪三条から京津線と石坂線を乗り継ぐ。比叡山の地主神を祀り2千余年の歴史ある日吉大社と比叡山延暦寺の門前町。穴太衆の石積み石垣で囲まれた延暦寺の里坊寺院や古い民家が並び、日吉大社の参道にソメイヨシノやピンクの枝垂れ桜が咲く美しい季節。

観音霊場の園城寺は、天智、天武、持統天皇の三帝の産湯の泉があることから三井寺と呼ばれる。
もとは天智天皇を父に持つ大友皇子(弘文天皇)の氏寺であった。ここの有名な観月舞台からの桜観賞は予約で満杯のため入れなかった。
付近には天智天皇の大津京跡、壬申の乱で敗れた大友皇子陵や、琵琶湖疎水の入口がある。約9キロ先の京都蹴上まで40m程の高低差を下る疎水は明治時代中期に建設された。その両側に山桜やソメイヨシノが咲く。

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