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      −ちょっとおでかけ−                
大阪の街歩き

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  エキスポシティ 阪急百貨店 新装建替え 新大阪駅 中之島公園 
  舞洲シーサイドパーク 大阪駅ステーションシティ  うめきた開発プロジェクト  阪急 淡路要塞
  京橋再開発プロジェクト 大阪市立科学館 ブルーインパルス なみはや大橋



 なみはや大橋 <2025.11.7>

 大阪湾河口に近い尻無川に架かる「なみはや大橋は、日本一の勾配を持つ橋として知られる。
 大正区鶴浜から第三突堤、第二突堤、港区築港まで変形S字型に結ぶ長さ1.5キロ、高さ47mの橋。この橋を大正区側から見上げるダイナミックな構造は、鳥取県の境港と島根県松江市江島・三保を結ぶ通称「べた踏み坂」の「江島大橋」と相対される。

           

 「ベタ踏み板」とは、ダイハツ軽自動車「タント」のコマーシャルでアクセルを「ベタ踏み」しないと登れないと表現されたことに由来する。
 有名な江島大橋の勾配が6.1%であるが、なみはや大橋は6.9%とさらに勾配がある(100m進んだ時、登る距離が6.9m)。傾斜角にして約30度であるが、真下から眺めるともっと急勾配に感じる。
 なみはや大橋には歩道橋が併設され、大正区鶴浜から港区築港までスリル満点、景色のよいベイエリアを3キロを歩いて渡る。







 ブルーインパルス リベンジ飛行 <2025.7.13>

     

 天候不良で中止になっていたブルーインパルスの万博リベンジ飛行が12、13日に行われた。
 バルコニーから大阪ビジネスパーク上空を飛ぶ様子が撮れるが、少し距離があるのと逆光。千里万博の太陽の塔は1回通過だけ、通天閣は視野が狭い。広くて周りに障害物がなく往復で通過する大阪城で撮ることにした。
 京橋から大阪ビジネスパークや外堀、内堀にかけて大阪城が望める周辺エリアには、万博会場入場者数に匹敵するほど詰めかけた。
 時間通り南の空から大阪城上空を北上、千里万博、枚方パーク、鶴見万博緑地を回って5分後、再び大阪城上空に姿を現して夢洲会場に飛び去った。







 大阪市立科学館 <2025.7.3>

 史上最速となる6月末の梅雨明け。その直後の暑い日、少しは涼しいかと大阪市立科学館に行った。

 関西電力の前身となる大阪電気局が、四ツ橋に日本初のプラネタリウムを持つ電気科学館を建てたのが1937年(S14)。中学生の頃に行ったがあまり覚えていない。
 その後、大阪市制100周年事業として、中之島の大阪大学理学部跡地に建てられたのが今の科学館。
 科学の殆んどの分野を網羅、色々な科学実験デモ機や最新の科学技術なども紹介、展示する。遠足で来た学生や親子連れ、海外観光客なども訪れている。世代を超えて楽しめる科学の歴史館である。
 メインのプラネタリウムはコニカミノルタ製の投影機と、世界最大級27mのドームスクリーン。真っ暗な環境で肉眼で見える限界とされるのが6等星、肉眼で見えない星も含めて約9千個が映しだせる。
 夏の夜空といえば三大角と呼ばれる一等星。明るい都会では稀にしか見えないがプラネタリウムではっきり観られる。南の空に現れる天の川の頂点に光る白鳥座のデネブ。その南に天の川を隔てた両サイドに位置する琴座のベガの織姫と、わし座のアルタイルの彦星(牽牛)は七夕伝説になった。
 1等星は6等星の100倍の明るさ。おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲル、ベテルギウスなど21個。金星は-4等星。木星は-2.8等星。満月は-12.7等星であることなど、解説員が説明してくれる。







 京橋再開発プロジェクト <2025.6.10>

    
  

 JRの大阪環状線(黄)、東西線(青)、学研都市線(紺)。京阪線(緑)、地下鉄長堀鶴見緑地線(紫)の5線4駅が集まる交通要点の京橋は、集客力のある巨大ビジネス街とディープな歓楽街の複雑な顔を持つ。
 大阪のターミナルで大阪/梅田、天王寺/阿倍野、難波に次いで4位、1日の利用客50万人の巨大ターミナルでありながら、発展が遅れていた京橋の再開発プロジェクトの概要がようやくわかってきた。

 鉄道駅ができたのは、明治中期(1895年)の片町線片町駅。続いて環状線の前身の城東線ができて国鉄に統合。京阪電鉄蒲生駅もほぼ同じ頃に開業。大阪城口の京街道の起点、京橋に由来して駅名が統一された。
 大阪城に陸軍師団本部が置かれ、周りに東洋一の大阪砲兵工廠やその下請けの軍事工場、鐘淵紡績など工場密集地域であった。そのため、米軍による京橋大空襲を受けた。1トン爆弾が京橋駅を直撃、700人近い犠牲者をだした記録が残る。
 焦土化した大阪城下の広大な軍事工場の跡地は、大阪城公園や大阪ビジネスパーク(OBP)の高層ビル群に変わり、京橋駅との連絡通路にダイエー/イオンができた。アクセスの利便性から、NTT西日本の巨大本社や学校、マンションが建つターミナル都市となった。

  

 しかし、戦後からの再開発は遅れた。JR東西線と学研都市線、寝屋川が地上を分断して道路が繋がらない。終戦直後の闇市跡の細い入り組んだ路地に飲食店や娯楽施設などの雑居ビルが乱立。複雑な地権者問題、蒲生墓地や大阪市の財政難などで再開発が進まなかった。
 大阪市が巨額投資してきた梅北、なにわ筋線地下化、阪急淡路の再開発が進み、財政の目途が得られやすくなってJR東西線と学研都市線の地下化を発表。京阪も京橋駅ビルを複合高層ビルに建て替えを決断。ながらく更地になっていたダイエー/イオン跡地の整備も始まる気配を帯びてきた。既に用地買収を終えている京橋の南北を繋ぐ2本の幹線道路の建設も可能になった。
 長期巨大プロジェクトであり完成の様子を見ることはできない。子供達や孫の世代になるだろう。







 阪急 淡路要塞 <2024.8.22>

 菅原道真が左遷、大宰府に向かう途中の淀川下りで、淡路島と間違えて上陸したことが地名の由来になった。その淡路で進められている阪急京都線と千里線の連続立体交差は、国内でも異例の大事業として話題になっている。
 淡路駅で京都線と千里山線が平面クロスするため、信号待ちによる列車運行ロス、周辺17箇所もの踏切の渋滞、駅に分断された密集地の再開発など半世紀前からの課題であった。
 淡路から1.5キロ西方の新大阪駅開業(1964年)にともない、阪急では淡路−新大阪−十三連絡線構想や、JRおおさか東線の完成、うめきた大阪駅、なにわ筋線延伸などで紆余曲折した。

  

 阪急の淡路、柴島、崇禅寺、下新庄の4駅間7キロを高架にする本格的な大事業が始まったのが1994年(H6)。事業主は大阪市、施工主は阪急電鉄。鹿島建設、大林組、清水建設、熊谷組など殆どの大手、中堅ゼネコンが各ブロックに分かれて分担している。
 密集地で阪急京都線と千里山線がクロス、高架のJR線や新幹線もあるため難易度が高く、用地買収の遅れや予想外の事態が続いて難航した。
 特に前例がない4箇所もの2重トラスト桁架橋工事などで、完成は当初予定2013年からおよそ20年も遅れ2032年予定。40年がかりの比類なき長期工事になる。
 事業規模は2400億円。国が50%、大阪市42%、阪急8%を分担する。現在進行中の京王線戸田駅高架の1800億円、名鉄線知立駅高架の800億円と比べても、いかに大規模であるかがわかる。

  

 建設の技術的課題とされた巨大な2重トラスト桁の架橋。淡路駅の前後で阪急地上線と府道。さらに高架のJR線を阪急京都線と千里山線が、ダブルでオーバーパスする合計4本の2重トラスト桁は、長さ50〜80m、最大重量800トン。密集地ではこれまで経験がなく、鹿島建設と横河ブリッジが実物大による実証実験を行うなど、建築業界でも注目された。
 直前に新名神高速道路の橋桁落下事故が発生したため、国土交通省から異例の通達を受けてより慎重さが求められ、終電通過後、始発までの夜間作業に限定された。
 工事は大幅に遅れながらも約60%程が進んで、高さ30mの阪急新淡路駅の主要部が要塞のように出現。駅舎の高さはJR北陸新幹線の新敦賀駅の37mに次ぐ。






 うめきた(大阪駅北地区) 開発プロジェクト
         −グランフロント大阪・うめきた地下大阪駅・グラングリーン大阪−

 大阪駅の北側、広大なJR梅田貨物駅が撤収した大阪市の一等地。2002年スタートした「うめきた開発プロジェクト」が大詰めを迎えようとしている。
 2013年の先行1期で完成した「グランフロント大阪」から始まり、2023年の「JRうめきた地下大阪新駅」の開業に続いて、2期の「グラングリーン大阪」までの壮大なプロジェクトである。
 先行1期にリンクして、2004年〜2011年までのJR大阪駅建て替えなど、20数年をかけて大阪駅一帯を塗り替える一大事業。2027年の完成を待たず先行まちびらきした。

■2期 グラングリーン大阪 先行開業 <2024.9.8>

  

 「緑とイノベーションの融合」をコンセプトとした、都市公園を含む「グラングリーン大阪」。
 大規模ターミナルに直結した都市公園としては、世界最大級の「うめきた公園」。先行開業していた「グランフロント大阪」と共に新産業、 国際集客交流、知的人材育成やイノベーションを創出する文化拠点の中核ゾーンとなる研究開発機関、企業オフィス、商業施設、ホテル、住宅や憩いの場などから構成される。
 事業者は三菱地所を主体に、大阪ガス、オリックス、関電、積水、阪急などが参画している。
 開業日の初日に訪れたが入場制限されるほど混雑。緑の天然芝と水辺の公園、世界ブランドのアウトドア用品メーカー「パタゴニア」、大阪発祥のホームセンター「コーナン」などが話題になって、初日から3日間で約50万人が押し寄せた。


■うめきた地下大阪駅 開業 <2023.3.21>

 大阪駅北側うめきた再開発地区の地下にJRの大阪地下新駅が開業した。
 既存の大阪駅と連絡通路で繋がるため「うめきた駅」とはされず「大阪駅」で統一されが、区別するため「うめきた地下大阪駅」と呼称される。

  

 大阪駅に、おおさか東線、関空特急、紀勢線特急が乗り入れできないのは、大阪駅のキャパ問題、東海道線と大阪環状線の複雑すぎる巨大なポイント構造がネックとされている。
 大阪駅北側の再開発に伴い、地上を走っていた貨物線の地下化と共に、地下ホーム駅を新設して、おおさか東線などが乗り入れできるようになり、自宅から大阪駅へのアクセスは各段に向上した。
 この新駅では、どの列車にも対応できるユニバーサル式ホームドアーや、世界初の顔認証式自動改札方式が導入され注目を集めている。
 新駅から「なにわ筋地下線」への延伸工事も進めみ、今後、関空へのアクセスが向上する。地上の「グラングリーン大阪」も完成すると梅田地区の人の流れは大きく変わることになる。


■うめきた貨物駅跡 2期工事開始 <2015.11〜>

  

 梅田貨物駅が撤収した広大な跡に唯一残った地上貨物線、関空特急はるか、紀勢線特急くろしや貨物列車が走る。その横の遊休地の一区画に、花と緑の「うめきたガーデン」が誕生した。グランフロントのテラスガーデンから花と緑の箱庭や、「うめきた地下駅」を建設中の重機が見られる。
 この「うめきた地下駅」が完成すると、地上線や箱庭は撤去されて、緑の文化拠点「グラングリーン大阪」の本格的な工事が始まる。


■1期 グランフロント大阪 開業 <2013.5.12>


 JR梅田貨物駅跡地を再活用した「うめきた開発プロジェクト」が進められている。その先行1期としJR大阪駅北口に直結した「グランフロント大阪」が2013年4月に先行開業した。
 商業施設、オフィス、ホテル、住宅など4棟の高層ビルから構成。補完設備としてうめきた広場、水辺庭園、ビル庭園などが内外のスペースに散りばめられ、知的創造拠点の交流場としてイノベーションを生み出すプラットフォーム機能を担うとされている。

  

 開業以来混雑、連休明けに初めて訪れた。2011年に建て替えられた大阪駅中央コンコース北口の大開口部と2階の連絡通路で繋がる。260軒の商業店舗と100を越える企業団体が入居する。
 8階(50m)に相当する北館の巨大吹き抜けアトリウムでは各種のイベントが行われる。300室のコンチネンタルホテル大阪。三菱レジデンス、積水ハウスの総数550戸の住居棟などから構成される。






 エキスポシティ 日本一の観覧車 <2016.7.1>
                             自宅アルコープから
     

 大阪千里万博の記念公園内に新たにできた大型複合施設「エキスポシティ」。
 このエリア内に高さ日本一(123m)の大観覧車が完成。自宅からも遠く望める。世界初の免震構造を採用し冷暖房完備、シースルー床面のVIP仕様ゴンドラもある。
 大阪万博記念公園に付帯した遊園地エキスポランドがあったが、ジェットコースターの人身事故や不明朗な万博協会の運営体質が響いて破綻。その跡地に三井不動産が新たに、海遊館がプロデュースするニフレル、ポケモンジムなどの体験型複合施設を建設した。

 46年も前の1970年(S45)「人類の進歩と調和」をテーマとして、この場所で日本最初の万国博覧会が開催、未来を創造する技術が多数出展された。
 コードレス電話は後に自動車電話。ワイヤレスフォンが携帯電話やテレビ電話、LANなどに発展した。
 驚きの温水洗浄便座(大阪ガス)、現在では普通に使用されている。
 人間洗濯機(サンヨー)は介護浴槽になっている。リニアーモーターカー(国鉄)や電気自動車(ダイハツ)も実現している。ファストフード(ピザ、ケンタッキー)、缶コーヒー(UCC)などもこの時に提案された。

 誰もがワクワクした思い出の博覧会。国内外から6400万人、1日の平均入場者35万人、最高は入場者83万人。会場の消費電力は奈良市全域。ゴミ排出量は60万都市に該当した。







 大阪シーサイドパーク 舞洲

■ネモフィラ園 
<2023.4.20>

     

 大阪湾に上陸して大きな被害をもたらした2018年の台風21号の高潮塩害でゆりの園が全滅。
 土壌改良後、ネモフィラに切り替えられた。しかし、新型コロナの拡大で休園、4年ぶりの公開となる。

 関西では最大規模の100万本。可憐で清楚なネモフィラブルーが海と空によくマッチする。


ゆり園 <2015.6.10>

  

 舞洲は大阪市北港の一部を埋めたてた人工島。巨額の税金を投入して大阪オリンピックの誘致を目指したが失敗。巨大な負の遺産になっている。
 最初に大阪市環境局舞洲スラッジセンターが建てられた。近くにあるUSJと勘違いするほど赤、黄、黒が混じる奇抜な色づかいの建物。赤い稲妻のような煙突が島の玄関口にある。舞洲球場、レジャー施設、物流拠点などがポツポツ点在する。
 大阪湾を行き来する船、対岸の神戸、六甲山や明石海峡大橋などが望める最高のロケーションに、250万輪の色とりどりのゆりが咲き乱れる。さわやかな海風とほのかにゆりの香りが漂う。






 都会のオアシス 中之島公園

■バラ公園リニューアル <2015.5.21>

  

 大川(堂島川)と土佐堀川にはさまれた水辺の都市公園。中央公会堂前の南詰にバラ園の入口があり、阪神高速道路付近まで500m程続く。周辺の都市ビルと融合して、ビジネスマンもちょっと息抜きできる都会のオアシス。
 リニューアルを記念して巨大アヒルのラバーダックがやってきた。
 不動産業千島土地(株)が中之島の創生や社会事業の一環として浮かべた。素材はポリ塩化ビニルシート製。底台の送風機で膨らませるオランダの芸術家の作品。川面に突如あらわれた10m近いアヒルの子供!いつもと違う中之島の景色が話題となっている。


     

     


■中之島に天の川 <2012.7.7>

     

 天満橋の名前の由来は「天に星満つる地」と伝えられている。その大川一体が幻想的な青い光に包まれた。七夕の夜、願いごとを託した5万個のLEDボール「いのり星」を大川に流して天の川にする一夜限りの行事である。
 10cm程の光るこのボールは(株)ランドマーク社の商標登録。Panasonic社提供の廃棄リチューム電池の内部に装着されたLED蓄電素子によって、着水すると点灯する感温タイプとなっている。放流後は全て回収してリユースされる。
   






 大阪ステーションシティ 4代目大阪駅

■大阪駅北口 うめきた広場 オープン <2013.5.5>
 大阪駅の北側は、広大な梅田貨物駅が残っていたこともあって、見栄えが悪かったが、貨物駅が撤収した跡地の「うめきた開発プロジェクト」が進行している。
 2013年4月、その1期「グランフロント大阪」の開業にともない、大阪駅北口の吹き抜けの巨大開口部から、グランフロントを繋ぐ動線が完成した。同時にうめきた広場に続くが大階段も出現。北口のイメージは驚くほど変わった。引き続いて「うめきた地下駅」やうめき開発プロジェクト2期の「グラングリーン大阪」の事業化が進められる。これらが完成すると梅田の人の動きが大きく変わると言われている。

  


■時空の広場 <2011.12.10>
 巨大な駅の街に変身した新しい大阪駅。
 同時に駅舎に隣接したJR伊勢丹が開業、既存の大丸百貨店も増床した。その間をつなぐ自由通路が巨大駅舎6階の「時空(トキ)の広場」。
 東西200m、南北100mの大屋根が覆う巨大な空間にはカフェやベンチがあり、ホームを出入りする電車をジオラマのように見下ろせる。季節にあわせて色々なイベントが行われる。12月はクリスマスイルミネーションが飾られ、光と音のシンフォニーが繰り広げられる。


■大阪駅4代目 大阪ステーションシティ オープン <2011.6.4>
 2004年からスタートした大阪駅舎の建て替え。7年の工期を経てこの程、4代目大阪駅として完成「大阪ステーションシティ」として生まれ変わった。これまで駅舎として最も広大であった名古屋駅セントラルタワーズを抜いて日本最大の床面積となった。
 今までの習慣とは恐ろしいもので、自然にホーム下の改札口に足が向かってしまう。新しい大阪駅は橋上駅舎で、上に上がらないと特徴が見えてこない。
 3階と6階に南北の動線を設けて駅ホームを見下ろせるようになった。6階「時空(トキ)の広場」から長大エスカレーターで天井の大穴を潜り抜けると、10階の「和(ヤワ)らぎの庭」。さらに上ると「風の広場」にでる。子供たちが楽しそうに水遊びをしている。ベンチでお弁当を広げている人達も見かける。
 ここから14階の「天空の農園」に上がるには、エスカレーターもエレベーターもない。100段以上ある階段を自力で登ることになる。野菜などが植わる天空の畑になっている。

  






 貧相すぎる 新大阪駅 <2015.4.26>

 1964年(S39)新幹線の営業とともに開業したが、大阪の玄関口にもかかわらず窮屈場所にあって、周辺の環境もよいとはいえない。それに、建物も貧相でならない。昨年、駅に直結した阪急新大阪ビルが建って、外見は少し改善したが存在感は今一歩である。それにはいくつかの要因がある。
 東海道と山陽道を繋ぐ起点の大阪駅は、大きく曲がったU字型の底部にある。淀川を越えて南下、再び淀川を越えて北上しなければならない曲線路線になる。
 新幹線が計画された時、大阪市は大阪駅への乗り入れを主張したが、曲線路を避けるため、淀川を越えないことが必須とされ、北方貨物線や宮原操車場が利用できる今の場所に決まった。

          

 上空は伊丹空港の進入路となるため、航空法の高さ制限を受ける。
 西側は地下鉄御堂筋線と新御堂筋。東側は東海道線と貨物線、南側の阪急京都線に挟まれた不毛のデルタ地帯。袋小路に入ったような狭い場所。このような立地条件の悪さが発展を阻害している。そのため、週末や連休は周辺道路は送迎車、タクシーなどで身動きできないほど混雑する。


 新大阪駅構内の2階に千坪程ある駅中マルシェが完成した。マルシェはJR西日本が運営する構内商業施設。大阪名物の粉もん、立ち食い、回転鮨、土産物店など70店舗以上が入る。中でも100種類を超える駅弁専門店や、なにわ大食堂は食い倒れ大阪らしい。


  

 新大阪駅は1番〜10番ホームが存在しない不思議な駅。
 新大阪駅ができた当初は新幹線ホームを1〜4番とて、在来線は11番からとした。その後、山陽新幹線の完成で1番ホームの隣に0番ホームを増設した。
 しかし、新大阪駅以外の新幹線駅では、在来線は1番からの若い番号。新幹線は20番代などの大きい番号が多く、新大阪駅だけが他の駅と逆になっていた。

 そのため、新幹線の0番を20番、1番を21番、2番を22番・・・に変更。在来線は今後のホーム増設を見越してそのまま11番からとしたため、どこの駅にも存在する1番や2番がない珍しい駅。






 城北公園 菖蒲園

■可愛すぎるカルガモ <2022.6.10>

 大阪市城北公園の菖蒲園が2年ぶりに開園していることをテレビで知った。

 縁石に10匹程のカルガモ親子が一列に並んでいる。可愛すぎる!
 これまで何度か来たが、カルガモを見かけるのは始めて。来園者が多くなって人見知りをしたのか奥の方に隠れてしまった。

       


■ハナショウブ・アヤメ・カキツバタ の違い <2013.6.11>

 ◇ ハナショウブ   半乾湿地を好む。花径が大きく、紅・紫・白・絞りなど色が豊富。
 ◇ アヤメ      乾燥地を好む。葉が濃緑で細い。花はほとんどが紫色。

 ◇ カキツバタ    湿地を好む。葉の幅が広く黄味をおびる。花は青紫・紫・白など。

     

 淀川河川敷を利用して造られた大阪市旭区にある城北公園菖蒲園。大阪市の外郭団体が管理している。65才以上の市民は無料。
 約1万数千株のハナショウブが栽培され満開を迎えた。アヤメ科に属し観賞用に改良された江戸系・肥後系・伊勢系などの品種や、ハナショウブ・アヤメ・カキツバタの違いなどをここで知った。

  





 阪急百貨店 新装建て替え <2012.12.1> 

 阪急沿線で育って、子供の頃から百貨店といえば阪急がその代名詞。当時、阪急に買い物に行けば、大食堂でお子様ランチとソフトクリームが食べられるのが楽しみであった。

 その阪急百貨店は大正時代に阪急ターミナルに建てられたビルを改装、1929年(S4)電鉄直営として日本初のターミナルデパートが開業した。その後、度々増改築を重ね、1世紀近い歴史を刻んだ旧館が取り壊されから既に7年にもなる。

 阪急梅田本店の建て替えは社運をかけた大事業として、2011年春の開業を目指していた。ところが、昔に建てられた地下建設部の図面がないことから解体、建て換え工事に著しい支障をきたした。
 工事を請け負った大成建設は、2005年から旧館の解体工事を開始したが、途中放棄する異例の事態。新たに大林組が解体、施工を引き受けたが、地下の構造がわからず難工事となった。
 2009年に1期の南館と上階の阪急オフィスタワーが完成したが、2期の北館でも地下に不明建造物がみつかった。3度も開業延期の末、1年半遅れの今年11月ようやくグランドオープンすることになった。

  

 注目は9〜12階の吹き抜け「祝祭広場」。300人が座れる階段席を設けた。売場を割いて百貨店にこんな巨大な空間を造ったのは始めての試み。
 11〜12階のレストラン街を抜けると15階のスカイロビー。大きなガラス窓越しに御堂筋や大阪駅が眺望できるロビーは、上階のオフィスタワーに通ずる中間起点でもある。
 1階エントランスロビーには、80人乗り国内最大の巨大エレベーターが5台並ぶ。これでオフィスタワー15階に上がり、ビジネスマンはここから低層・中層・高層に区分された合計18台のエレベータで各階に向かうようになっている。







 大阪港天保山 大型クルーズ船入港

■クワンタム.オブ.ザ.シーズ <2016.6.28>

     

 近年、クルーズ船の大型化が進んでいる。16.7万トン世界第3位の大型クルーズ船、全長348m、高さ60mもあるクァンタムオブザシーズが天保山に初入港した。
 現在、世界最大のクルーズ船は22.5万トンのオアシスオブザシーズと、その姉妹船アリュールオブザシーズ。フランスで建造中のハーモニーオブザシーズは23.7万トン、全長362m。動く街並みといわれている。これが近々デビューすると世界最大の客船となる。


■クイーン.メリー2世 <2011.3.10>

     

 大型クルーズ船クイーンメリー2(英)が天保山に入港する。早起きして南港に行ったが既に船は通過した後、迫力ある入港の様子は撮れなかった。その後、渡し船に乗ってようやく全景を捉えた。
 14.8万トン(全長345m、幅45m、高さ72m)。2003年建造時では世界最大の客船で洋上の宮殿と呼ばれた。日本には横浜に寄港しているが、高さ55mのベイブリッジが通過できないため、客船埠頭ではない貨物埠頭に接岸、貨物扱いされた乗船客の怒りを受けた。大阪市の誘致運動で天保山に変更された。


■ダイヤモンド.プリンセス <2009.10.14>

 11.6万トン、全長290m、高さは18階ビルに相当するダイヤモンドプリンセスが天保山に入港した。観覧車に乗って見下ろしたが、大きくて写真の視野に入りきれない。
 実はこの船、長崎三菱造船所で建造中、完成間際になって火災を起こす。
 同所で別に建造中の同型の姉妹船サファイヤプリンセスをダイヤモンドプリンセスとして差し替え納入。焼けたダイヤモンドプリンセスは再改装された後、サファイヤプリンセスとして納入された。






 鶴見緑地公園 <2014>

 1990年に国際花博覧会が開催された跡地。昔、河内湖の湿地帯であったところに大阪市から出るゴミや、地下鉄を掘った残土で埋め立てられた。
 今は市民の公園として賑わっている。風車の丘では四季折々の花が咲く。園内にある「咲くやこのは花館」では熱帯から寒冷地までの植物や花を栽培展示、自生の洋ランや通常では見ることができない珍しい黒ユリも咲く。

  
  






 津波高潮ステーション
 <2012.7>

 大阪府の箱モノ、防災PRセンターの「津波高潮ステーション」を訪れた。
 館内ではかって大阪を襲った室戸、ジェーン、第2室戸台風などによる被災記録の様子や、過去の地震や津波などについて知ることができる。
 昭和初期の室戸台風は知らいが、展示写真や記録でその時の様子がわかる。子供の頃に経験したジェーン台風と第2室戸台風は、当時住んでいた木造家屋が揺れ、瓦が飛んだ怖い思いが朧げなからある。
 大阪は地盤沈下などによって、ゼロメートル地帯が多く存在する。地盤のかさ上げや防潮堤、水門などの設置で台風の高潮、高波に対して最低限の防御はされてきた。
 一方、南海トラフト地震ではM7、津波は2.5mしか想定していない。国の中央防災会議では、最悪M8〜9規模。想定津波は最大6mとされ、梅田や難波が浸水する恐れがある。しかし、ここを見学する限り資料も、対応職員もそのような認識を全く持っていないのに驚いた。

  

 追記 <2015.6.12>
 この施設の目玉となっている津波体感シアター。迫力がなく貧弱すぎると思っていたら、2015年4月にリニューアルされたことを報道で知り再訪した。

 中央防災会議で震災被害の見直し検証が行われた後、大阪府でもようやく想定被害の見直し検討がされた。その結果、市内中心部は津波で浸水、大阪駅前や梅田地下街、地下鉄は水没、最悪2400人もの死者数に達すると発表された。
 貧弱すぎた津波体感シアタ−のCG映像もリニュアールされた。内容は相変わらず低学年の学習向きであるが、このCG映像が時々テレビで放映されるようになった。






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