| -2011年- |
◆日本シリーズ制覇 8年ぶり悲願の日本一 <2011.11.21>
交流戦、レギュラーシーズンを圧倒的な戦いをしてきたにもかかわらず、まさかの連敗から始まった。
敵地で3連勝して王手をかけたが、逆王手にされた。最終戦、3回無死満塁が押し出しの1点止まり。
嫌な状況となったが杉内も好投。それでもジリジリするような展開が続いた。ようやく7回、内川のとどめの3点目で勝ちを確信した。
ところが最後まで何が起こるかわからない。満を持して登板した押さえのエース、ファルケンボーグがまさかのアクシデント。ヒヤヒヤしたが、森福・摂津の緊急登板で切り抜けて、8年ぶりの悲願も真の日本一を達成した。 |
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MVPの小久保は誰も異存はない。第4・第5戦の先制打もさることながら、併殺阻止の果敢なスライデング。8回の無死1・2塁では併殺打を恐れてフルカウントから四球を選んで中日勢を舌打ちさせた。好投していた相手投手が降板、ここから一気に3点。小久保の存在感を示した。
昨夜は遅くまで祝勝会の様子などを観て、今朝は各社のスポーツ紙を買い込んだ。CS突破時はトップ扱いしなかった関西各紙も今日は一面トップで飾られている。各社の紙面をゆっくり見ながら余韻に浸っている。
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◆読売巨人球団のお家騒動 <2011.11.17>
球団会長に対する清武球団代表・GMの社内告発!この球団でこんな気骨のある人がいたとは驚いた。
緊急会見した清武氏に批判があるが、役員会でやれば潰される上、社内で会見をすれば事前に阻止されるから、文部科学省で弁護士を伴って会見したものと思われる。
論議百出しているが、世論ではお騒がせ渡邉会長の分が悪いようだ。そもそも、代表権のない会長がコーチ人事まで決めるのは異常である。ましてや現場の原監督がGMを飛び越えて会長と物事を進めるとは組織体を呈していない。GMの権限や役割が明確になっていないガバナンスの欠如である。
昔、南海のお家騒動も有名である。野村監督の球団への要望がことごとく聞き入れなかったため、川勝オーナーに直談判したことから野村と球団の関係がギクシャクした。愛人の公私混同や鶴岡前監督との確執も複雑に絡んで野村は解任された。
当時はまだGMのようなものはなかったが、後に西武の堤オーナーが資金と権限を与えて編成の全権を任せたのが根本氏(1983年~)である。この人が日本では初めての実質的なGMといわれる。後にダイエーでもその手腕を発揮している。
当時の西武・堤オーナーや、ダイエー・中内オーナーが横からごちゃごちゃ口出ししていれば、西武の黄金期やダイエーホークスの再生はなかったであろう。
その後、明確なGM制度を採用したのがロッテ(広岡 1995年~)と、日ハム(高田 2005年~)であるが、いすれも2年程度で終わっている。現在のホークスでは王会長が編成の全権を任されているのでGMに相当する。孫オーナー・王会長・秋山監督の人柄から読売巨人球団のような騒動にはならないだろう。
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◆CS呪縛を解き日本シリーズに <2011.11.5>
7年間もCSの高い壁を越えれなかったが全員野球で3連勝。ようやくCSの呪縛をとしてくれた。感きわまるものがある。
CSで勝てなかった杉内。今日はCS突破は自分の手でと強い決意でマウンドに上がった。無得点で迎えた延長10回の127球目に得点を許して涙の降板。しかしその裏、勝利を目前にした涌井の奇しくも127球目を捉えた長谷川の同点打で涌井も涙の降板となる。12回の表が終了した時点でCS突破は確定したが、それでもなお勝ちにこだわり続けて長谷川がサヨナラ打を決めた。
それにしても、杉内・涌井の緊迫した投手戦は素晴らしかった。さすがに西武は強い。結果的に3連勝となったが、試合内容は拮抗して気を抜くところは全くなかった。どちらに転んでもおかしくない試合ばかりである。
12回の表、西武が無得点で試合はまだ決まっていないが、松中があまりの嬉しさからベンチを飛び出す珍しいフラィングのおまけ付きとなった。
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◆南海ホークスの思い出を訪て <2011.10.1>
大阪球場の跡地に建てられた難波パークス。
その中にある「南海ホークスメモリアルギャラリー」を久しぶりに訪ねた。
当時のVTRや歴代選手を紹介する写真パネル、優勝カップ、ユニフォームなどがある。日本一2回、リーグ優勝12回の記録を残したその栄光が記憶とともに懐かしく蘇る。
忘れもしない1959年(S34)の日本シリーズでは巨人に4連勝。日本一になって凱旋、涙の御堂筋パレードや往年の鶴岡・蔭山・飯田・岡本・森下・杉浦・・など難波・大阪球場で活躍した名選手達の写真や新聞記事が並ぶ。
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70年の球団史を綴る「ホークス栄光の軌跡」や南海ホークスグッズを買って、午後は胴上となる西武戦である。
毎年9月になると失速していたホークス、今年は14勝9敗2分で6年ぶりに勝ち越しを決めてた。
しかし、ホークスの場合はここからが正念場である。負け続けているCS地獄から脱出しないと意味がない。プレッシャーにお押し潰されない平常心とミスをしない集中力で勢いをつけることができるかどうか。
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◆プロ野球開幕の混乱 <2011.4.3>
読売巨人球団上層部に対する批判は相当厳しかった。大震災によって多くの国民や企業が四苦八苦している中、電力消費の大きいドーム球場のナイターに拘ったことにある。
その過程で、反対するパリーグや選手会を見下すかのような対応、脅かしまがいの交流戦拒否発言などが飛び出した。更に混乱を助長させたのがNPBである。最高権限を有するはずのコミッショナーがバランスを欠いた上、非難は承知・権限が無い・苦し紛れにSMAPも仕事・・・?といって火に油となった。
それにしても、読売巨人球団の言い分が球界から拒絶されたのは画期的である。この際、MLBのようにコミッショナーに絶対的な権限を与える制度にすべきである。旧態依然の体質を改善しないことにはプロ野球の発展は望めない。
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