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       -ちょっとおでかけ-                 

冬 景 色 

大阪にも雪  京都の雪景色 豪雪地帯 湖北 琵琶湖の水鳥
  彦根 記録的大雪  貴船の雪景色 美山 茅葺の里 静寂の高野山
         

静寂の高野山

 <2026.1.26>
   

 高野山を訪れるのは2015年6月の深緑、2009年10月の紅葉以来で、冬のシーズンは始めて。
 南海難波駅から和歌山県橋本、ここから極楽橋駅まで標高差にして約500m程登る南海の登山電車。終点の極楽橋駅とケーブルカー駅が大幅にリニューアルされている。
 極楽橋は昔から俗世と聖域とを結ぶ橋と呼ばれてきたが、極楽橋駅側は俗世をあらわす高野山の動植物を描いた黒い天井絵巻。渡り廊下を過ぎてたケーブルカー駅では聖域をあらわす明るい朱色で描かれた極楽鳥や干支の宝来天井絵になっている。それにケーブルカーも一新された。
 山上は一昨日から10cm程の積雪。気温2度と寒い。時々小雪がちらついたり晴れ間が除いたり。奥の院は倒木のため途中から通行止めになっていた。この時期は中国の春節休暇のため、大挙して訪れる中国からの観光客でどこも混雑するが、昨年の高市首相の中国刺激発言が影響して高野山も流石にひっそりしている。






貴船の雪景色

 <2017.2.11>
       

 今冬3度目の寒波が襲来したが、大阪は雪は降りそうにない。京都の奥座敷として知られる貴船に行ってみた。出町柳から比叡山鉄道。北上するに従って徐々に雪模様となる。北山杉や貴船渓谷はすっぽり雪に覆われている。貴船口からさらにバスで10分程登る。雪は時々激しく、気温は0度と底冷えする。
 料理旅館が建ち並んだ貴船川沿の道の途中に貴船神社がある。雪の花が咲いたような参道の木立、紅い灯篭に積もった雪景色が美しい。
 貴船神社は神武天皇の母(玉依姫命)が黄色い船に乗って、淀川・鴨川・貴船川を遡って上陸、水神を祭ったことが始まりと伝えられる。黄船が貴船の語源のようである。江戸時代まで上賀茂神社の摂社であったが、明治時代以降に独立した神社となった。






彦根 記録的大雪

 <2017.1.25>
 昨年まで暖冬が続いていたが、今年は数年ぶりのラニャーニャ現象が出現。太平洋高気圧が後退、偏西風の蛇行南下などが重なり寒い冬となっている。
 今冬、最大の寒波襲来で近畿北部から湖北にかけて記録的なドカ雪となった。特に彦根は33年ぶりの大雪で60cmも積もった。雪の峠が越えて交通機関の混乱が治まったので、湖西線経由で彦根城に行ってみた。

       

 敦賀行の新快速、通勤時間帯と重なって京都まで満員。勤めていた頃が懐かしい。
 山科から湖西線に入ると、一駅ごとに白さが増して時より吹雪く。近江今津の積雪は70cm。駅の屋根が雪の重みで陥没。ここから北はもっと凄い。線路は雪で見えない。近江中庄では駅表示板が半分以上埋まっているから1mは越えている。近江塩津で琵琶湖線に乗り換える遠回りで彦根にやってきた。
 駅から彦根城までの通路は確保されていたが、城内は一部しか除雪されていなかった。トレッキングシューズに防水スプレーをたっぷり振りかけてきた。天守本丸で青空が覗いたのもつかの間、再び降りだした。

    

 彦根は京都、大阪と東海、北陸を結ぶ軍事上の拠点。そのため関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は、徳川四天王の一人、関ケ原で功労のあった井伊直政を抜擢。敵将石田三成の居城であった彦根佐和山城を廃城して、新たに彦根山に新城の建設を命じた。
 これが今の彦根城。大津城の天守や長浜城から城門を移設。3層3階とこじんまりしているが、二重櫓や切堀などを備え1607年頃に完成。井伊家30万石の城下町として栄えた。明治維新以後も井伊家は彦根市長を長く歴任。天守は戦火に遭うことなく国宝に指定されている。






大阪にも雪

 <2014.2.14>
      

 珍しく朝から5cm程の積雪。3年前に積雪した時、大阪城に行ったが雪は溶けてしまっていた。
 今回は降りしきる雪の中、大阪城庭園や天守閣から雪景色をしっかり撮って大阪城梅林にも向かった。気温はわずか2度。雪が靴の中に浸み込んで足先が冷たくてたまらない。 
 






京都の雪景色

 <2014.2.8>
 -清水寺・銀閣寺・金閣寺-
 ラニャーヤとJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がもたらす寒波で、前日の夕刻から夜にかけて雪かちらつく。翌朝のテレビで京都の雪景色を映していた。清水寺から銀閣寺、金閣寺を訪れた。

      

 京阪電車の清水五条で下車、五条坂を登る。懸造り(カケヅクリ)の舞台展望デッキや観音霊場として知られる清水寺は吹き降りでモノクロの世界。
 五条から市バスで銀閣寺に向かう頃には小降りになってきた。
 臨済宗相国寺塔頭の銀閣寺は、足利8代将軍義政の山荘寺院。東山慈照寺が正式名。室町中期の武家の禅宗様式を融合させた黒漆の観音堂。
 室町時代初期の公家様式を代表する同じ相国寺塔頭の「金閣寺」に対して、「銀閣寺」と呼ばれる。
 金閣寺にも行ったが、ここは大変な人。薄日がさして、輝く金閣が氷かけた鏡湖池(キョウコチ)に逆さに映る。
 西園寺家の別荘を再建した足利3代将軍義満の法名に因む鹿苑寺が正式名である。この寺の中心となる舎利殿の「金閣」が寺全体を指すようになった。1950年(S25)、寺の学僧による放火で焼失するが5年後、創建当時の姿に復元された。

   



 <2007.2.2>
 -大原・三千院-
 大阪はみぞれ交じりであるが京都は雪。京都駅からバスに乗って八瀬あたりまで来ると積雪量は多くなる。
 大原のバス亭から参道を滑らないように三千院に向かう。さすがに、この雪で観光客は少なくひっそり。ゆっくり雪景色を堪能できる。


    






美山 茅葺の里

 <2012.2.5>
     

 京都府のほぼ中央、丹南市美山町は50戸程の集落であるが、この内の40戸程が江戸時代後期から明治時代に建てられた「北山造り」と呼ばれる伝統的な入母屋の茅葺民家が残る。相当以前に訪れてた記憶があるが、四季折々の中でも雪景色が特に美しいとされている。
 アクセスはよくない。京都からJR山陰線で園部で乗り換えて日吉。ここから丹南バスで50分程。大阪から3時間近くかかる。着いた時は雪。積雪15cm程度か。北山杉も雪を被り、ほぼ一面の雪景色。
 集落を巡り、美山民族資料館を見物。茅葺屋根の頭上は5組の千木(チギ)と呼ばれる木を✕形に交差して茅を押さえる。屋内の天上を見ると棟木や柱は縄でくくりつける伝統的技法。田の字型の間取り、上座は畳、下座は板張り、囲炉裏暖炉がある。土間に釜戸、納戸や牛、馬小屋を付属している。午後からは雪は止んで視界がよくなった。







豪雪地帯 湖北 滋賀

 <2011.2.2>
         

 JRの大阪近郊区間の特例規定を使って、京橋-桜ノ宮間140円で、雪の湖北を訪れた。
 大阪から敦賀行の新快速に乗る。湖西線の近江舞子あたりから薄っすら雪化粧して除々に多くなる。近江今津まで来ると一面の銀世界。北上するに従って雪量が増えて、永原駅のホームは1.5m程になっている。
 海津のトンネルを抜けると近江塩津。ここで湖西線は終わる。ホームの雪量がすごい。通過するサンダーバードの窓から下は雪に隠れる。駅の外にでると郵便ポストが半分ぐらい雪で埋まっている。
 塩津から2両連結の短い車両となり、長浜で新快速に乗り換える。米原まで来ると雪は急激に少なくなる。







琵琶湖の水鳥 滋賀

 <2007.3.13>
 琵琶湖大橋の少し手前、草津市志那浜湖岸の緑地公園。対岸に白い比良山を望む景勝地にあり、冬になると水鳥達がやってくる。
 多くの水鳥に交じって真っ白いコハクチョウ(小白鳥)が観察できる。
 遠く4千キロも離れたシベリアから飛来するコハクチョウは12月からここで4か月ほど過ごし、3月下旬までにシベリアに帰る。今は長旅の準備中なのかも知れない。
 琵琶湖はコハクチョウが飛来する日本の南限とされ、草津はその最南端となる。ボランティアの人達によって餌やりや環境保全が行われている。

   







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