<2025.11.30>

兵庫県庁のある元町駅の少し山手。神戸市中心にある市立迎賓館「相楽園」は都会のオアシスである。
元は旧三田藩士で事業家の小寺家(後の神戸市長)の明治時代の私邸。6千坪の広大な庭園と邸宅地跡を神戸市が譲り受けた。神戸空襲で焼失したが庭園が復元され、一般公開されるようになった。
城門のような正門をくぐると、荒木村重が植えた樹齢450年の大楠や大灯篭、大蘇鉄に驚かされる。姫路藩主が使った黒漆の二階建て船屋形を庭園に移設。茶室、石橋、飛石、敷石や各種の石灯篭、滝などを配した池泉回遊式庭園に盆栽松、イロハモミジ、ツツジなどが植わり、池では錦鯉が優雅に泳ぐ。旧異人館のハッサム邸も移設保存されている。

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