清和イレブンサッカークラブ…東京都葛飾区立石地区で活動しているサッカークラブです

お父さん・お母さんのページ

お父さん・お母さん方にお子さんのサッカーを楽しんでいただくための心得や、注意事項、連絡事項を掲載します。

競技場・球技場使用時の注意事項
 ※ 東京都葛飾区サッカー連盟・少年部HPへ移動します。
  ●総合スポーツセンター陸上競技場使用注意事項
  ●河川敷球技場所使用注意事項
  ●上千葉公園運動場使用注意事項

ベンチと応援席の分離について

親のための10の心得

お子さんとの接し方 お父さん編

お子さんとの接し方 お母さん編

▲▽▲サッカーに関して差の出る?知識▲▽▲
サッカー少年の栄養を考える(中学生年代)=大野代表作成=
@ 成長期の運動選手(サッカー)の明日のために
A 補足資料

 ※ PDFファイル・別ウインドウで表示されます。

JFA(日本サッカー協会)規範

勝つことと育てること

フェアプレーとは何か

 
ベンチと応援席の分離について

@ 戦術上の問題について、監督・コーチを差し置いて、保護者の権威を持って自分の子供に直接指示・命令してしまう保護者の方をたまに見かけます。これでは、せっかく監督・コーチが子供達に自分で考えさせようと思っても、台無しです。その指示や命令でたとえ勝ったとしても、子供達が自分で考えてプレーするという習慣や判断力を育成していく絶好のチャンスを失ったことになります。保護者のみなさんは、子供達といっしょに喜び、あるいは悔しがるということでサポートしてください。

選手への指示は監督・コーチ、保護者は励ましの応援のみです!

A 審判の判定にクレームを大声で叫ぶ保護者(時には監督・コーチ)が見受けられます。これも大きな問題です。審判がいて初めて選手はゲームを楽しめるのです。選手が審判をお願いしているのだ・・・という、基本的な考え方を忘れないようにチームの責任において、保護者や子供達にも普段から話をしておいてください。審判をやっていただいていると言うことを忘れないで下さい。

判定に対する声はいっさいだめ!(たとえ、まちがっていても、言ってはいけない)

B その他、失敗した自分の子供を大声で叱ったりする保護者(時には監督・コーチ)もいますが、これも絶対に許してはいけないことです。失敗それぞれに次のような問題が考えられます。
◇技術的な問題
◇戦術的判断力の未熟さ・誤り
◇精神的な問題に起因するもの
これらをよく理解した上で、監督・コーチは適切なアドバイスをして下さい。せっかくのミスも、子供たちの成長に生かすことが出来なくなってしまいます。

あまり大声でしからないでください!

C 以上の諸問題に対処していくためには、単にベンチと応援席を分離するだけでなく、普段より監督・コーチが保護者の方々に、試合に際しては監督・コーチの考えを話し、絶対に謹んでもらうべき事柄を徹底しておく必要があります。

各学年チームでいつも、観戦マナーなどについて話し合っておいてください。

pageTOP△

 
親のための10の心得

1.試合や練習を見に行ってあげましょう。
−子供はそれを望んでいます。
2.試合ではすべての子供を応援してあげましょう。
−自分の子供だけではいけません。
3.調子のいい時だけでなく、調子の悪い時も勇気づけてあげましょう。
−批判してはいけません。
4.チームリーダーを尊重してあげましょう。
−彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。
5.レフリーはインストラクターとみなしましょう。
−レフリーの判定を批判してはいけません。
6.子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう。
−プレッシャーにならないように。
7.試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう。
−結果だけを聞くことのないように。
8.サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください。
−おおげさになってはいけません。
9.クラブの仕事を尊重してください。
−積極的に親もミーティングを持ち、どのような態度で臨むべきかを話し合いましょう。
10.忘れないで下さい。サッカーをするのはあなたの子供です。
−あなたではありません。

『ノルウエーのジュニアの育成』より

pageTOP△

 
お子さんとの接し方(お父さん編)

◇お父さんがサッカー経験者の場合のお願い
コーチの指導を尊重してください。
各学年の担当コーチは、それぞれに課題とそれをフォローするトレーニングメニュ−を考え、 いかに子供たちに伝えていくかで日々努力しています。コーチの指導と経験者であるお父さんとに、 ギャップがあると子供たちは迷ってしまいます。
コーチとコミュニケーションをとってください。

お父さん自身がサッカーの経験者である場合に、一番陥りやすいのは、自分の時代の サッカー・理論をお子さんに押し付けてしまうことです。家での練習を強要したり、オーバ ートレーニング(サッカーのやりすぎ)になる場合もあります。

又、どこが良いか悪いかの答えを簡単に与えないであげて下さい。
清和では考えることも大切だと、 安易に子供に対しての答えを練習・試合等で教えません。
サッカーは局面ごとに攻守が切り替わるスポーツです。瞬時の判断と局面を打開するプレーを、 選手一人一人が求められます。安易な答えは子供たちの選択肢を狭めてしまいます。 クリエイティブで創造性のある選手は自由な発想とそれぞれの判断から育ってくると考えます。

<<例>>
例をあげれば、1・2年生のダンゴ状態の場合、ボールに行き過ぎないように離れなさいと、 教えてしまうとします。このお子さんは、ボールにいかない・いけない子になる可能性があります。 ダンゴの中でボールを追いまわして、取り合って、あれ??と、お子さんが思うときが大切なのです。 ダンゴサッカー大いに結構。これが清和のスタンスです。

リフティング・ドリブル・フェイントなどは、どんどん見せてあげてください。身近に良い見本を見ること も大切ですし、子供からも『お父さんすごい!!』と、一目置かれます?。良い見本であってください。

プレーをするのは、あくまでもお子さんであり、お父さんではありません。
このことを忘れずに、良いアドバイザーであってください。

◇お父さんがサッカー未経験者の場合のお願い
自分はサッカーはわからないと思わずに、お子さんと一緒にボールで遊んだりしてみてください。
多くのお父さんは子供のころのお父さんとのキャッチボールの経験があると思います。
お父さんとの思い出の、1ページになっているはずです。
お子さんと最も接して上げられる小学生の時期に、お父さんとサッカーをしたという、チョットの思い出を付け加えてあげたらすばらしいですよね!
お父さんも一緒に頑張ってみる。6年続けば立派なサッカープレーヤーになれます。頑張れお父さん!!

テレビを一緒に見たり、練習や試合を時間の許す時に見に来てあげてください。お母さんとは別の意味で、お父さんが興味を持っていただけると、お子さんの意識も格段に変わります。

◇審判資格取得の奨励(お願い)
サッカーの4級審判員の資格は、葛飾区サッカー連盟主催の審判講習会で取得できます。
サッカー経験の有無にかかわらず一定の条件(学科試験と実技講習)を満たせば、どなたでも取得できます。

お父さんが審判員の資格を取得するメリットはたくさんあります。(管理者の経験より)
・お子さんの所属する学年のチームで審判員として活動ができる。
 →コーチは一番助かります。本当に・・・。
・家でのお父さんの権威が?より向上します。
 →子供が悪さをしたらイエローカードとか・・・。(大笑)
・お父さんがサッカーに直接接することでお子さんの意識もより前向きになります。
時間の都合がつけば、是非チャレンジしてみてください。もちろんお母さんも!

pageTOP△

 
お子さんとの接し方(お母さん編)

◇やっぱりお母さんが一番?
家庭の中でお子さんとのかかわる時間が多いのは、ほとんどの場合はお母さんでしょう。
と、いうことは、お子さんに対しての影響力も非常に大きいということです。

練習や試合から帰ってきたお子さんに、今日は楽しかった?と、声をかけてあげてください。
その時に少しでもお子さんがサッカーの話をしてくれたら、どうぞ耳を傾けてあげてください。
聞き上手になってあげてください。それでそれででいきましょう。

試合だったら、試合に出たのかとか、勝ったかとか?はもちろん気になります。
でも、それがすべてではありません。成長の過程で運動能力等には想像以上の差があります。
小学校時代のスーパープレイヤーが中学になるとただの選手になってしまったりすることもあります。
小学生時期が勝負ではありません。中学・高校まで続けられるような環境をお母さんは作ってあげてください。

食事に関しては、ありきたりの事ですが、『好き嫌いなく何でも食べる元気な子』で、お子さんに家での食事の大切さを小さなうちから教えていただき、バランスのよい食事を目指してください。
特別な物はいりません。偏らずたくさん食べるを目指してください。

★共通★◇お父さんもお母さんも…。
試合の時など、過剰に熱くなるお父さん・お母さんをたまに見かけます。
(笑)
厳しいのはコーチで十分です。お父さんもお母さんもお子さん・チームのベストサポーターを目指して下さい。
但し応援の声はTPOを考えてお願いします。(わかる人はわかると思いますが・・・。)
清和イレブンは上品(大笑)で??通っていますので。

pageTOP△

 
JFAサッカー行動規範

@ 最善の努力
どんな状況でも、勝利のため、またひとつのゴールのために、最後まで全力を尽くしてプレーする。
A フェアプレー
フェアプレーの精神を理解し、あらゆる面でフェアな行動を心がける。
B ルールの遵守
ルールを守り、ルールの精神に従って行動する。
C 相手の尊重
対戦チームのプレーヤーや、レフリーなどにも、友情と尊敬をもって接する。
D 勝敗の受容
勝利の時は慎みを忘れず、また敗戦も、誇りある態度で受け入れる。
E 仲間の拡大
サッカーの仲間を増やすことに努める。
F 環境の改善
サッカーの環境をより良いものにするために努力する。
G 責任ある行動
社会の一員として、責任ある態度と行動をとる。
H 健全な経済感覚
あらゆる面で健全な経済感覚のもとに行動する。
I 社会悪との戦い
薬物の乱用、差別などスポーツの健全な発展を脅かす社会悪に対し、断固として戦う。
J 感謝と喜び
常に感謝と喜びの気持ちをもってサッカーに関わる。

pageTOP△

 
勝つことと育てること

@ うまくなれば勝ちたいと思う
子供たちのサッカーにおいて、始める動機はさまざまだと思います。
☆親に言われて始める子供(何か運動をやらせよう)
☆自分からやりたくて始める子供(サッカーが好き)
☆兄弟がやっているから始める子供(家庭環境)
☆お父さんがサッカー経験者(子供にもやらせたい)

その他、いろいろな形で始めるでしょう。
サッカーを続けていく中で、技術が向上してくると試合をやりたくなる、勝ちたくなる。
これは自然の成り行きです。
しかし、少年サッカーの世界においては、あまり勝ちにこだわりすぎても弊害があるのです。
A 勝利至上主義がいけない
競技スポーツは勝つためにやる、とういことは当然のことです。
少年スポーツでも競技(試合や大会)があれば、勝つために全力をつくす、それは正しい態度です。

しかし、その勝利を追及するあまり、子供の自主性を奪い取ったり、本来楽しむべきサッカーが苦痛に感じさせたり、選手を公平に扱わないなどの、大人主導の方法論が前面に出てくると子供はやる気を無くします。

<<例>>
☆試合中に大声で選手を罵倒するコーチ(**、何やっているんだ!!)
☆試合中にすべてのプレーを指示するコーチ(今のは、パスだろ。なんでドリブルしないんだ・・・。)
☆勝つために選手起用が偏ってしまうコーチ(スタメンと控えのバランス)
☆ルールを無視したり、審判員・相手の選手をけなす・中傷する
☆負けてしまったことを延々と責めつづける(何をやっているんだ。誰のせいで負けたとか)

このような勝利至上主義は少年指導の妨げになります。
B 勝利追求のあるべき姿
<<勝利追求のあるべき姿>>
普段の練習(自分の力・役割を理解する)
試合にベストを尽くす(意識・エネルギー)
つき・運(Luck)
闘志(Fighting Spirit)
        ↓
   勝利者(Winner)

☆ベストを尽くした先に勝利がある(全意識・全エネルギーを集中させる)
☆子供に勝ちと負けを受け入れさせる
☆勝ち負けの過程を評価してあげる
☆どうして負けてしまったのかを冷静に分析して足りないところをフォローしてあげる
☆子供を公平に扱ってあげる

これができてはじめて本当の勝利なのです。
C 大人は勝たせたいと思う
<<西ドイツと日本の声援の違い>>
日本のサッカー関係者が西ドイツを訪問した際のエピソードです。

☆西ドイツのベンチで飛び交う声・・・すばらしいぞ・いいぞ・もう一度いけ・良いプレーだ
☆日本のベンチで飛び交う声・・・・・しっかりしろ・何やっているんだ・ちがうだろ!

どちらがよいかは想像がつきます。

勝ってほしいという願いは同じでも大人の声の掛け方で、一方は失敗を恐れずのびのびプレーしている様子が、もう一方は失敗を恐れて萎縮して、ベンチの顔色をうかがいながら、プレーしている姿が目に浮かびます。
つまり、大人の声の掛け方で子供のプレーに対するイメージがかなり違ってくることを、指導者は認識しなければなりません。
D 勝ちたいと思う子供を育てる
サッカーを始めた動機はいろいろでも、やがて子供たちも勝ちたいと思う気持ちが強くなってきます。

☆親が喜ぶから、親にほめられるから勝ちたい
☆指導者の期待にこたえるために勝ちたい
☆負けると怒られるから勝ちたい
☆自分のために勝ちたい

勝ちにこだわりだす、動機はさまざまです。
しかし幼年期〜少年期〜思春期の中での子供たちが自立してゆく過程において、負けず嫌いな子供を育てることは重要だと思います。
E デットマール・クラマー氏の言葉
日本サッカーの育ての親といわれている西ドイツのデットマール・クラマー氏の言葉です。
『自分自身との戦いに勝つこと、それが最も偉大な勝利である』
勝利とはなにかを、少年期における勝利の追及の仕方を考えると、最後はここに行き着くのではないでしょうか?

pageTOP△

 
フェアプレーとは何か?

1.ルールを正確に理解し、守る
フェアプレーの基本はルールをしっかりと知った上で、それを守ろうと努力することである。

2.ルールの精神:安全・公平・喜び
ルールそのものを知るとともに、なぜそういうルールになっているのか、というもとになった考え方、精神を理解しなければならない。
ルールは、自分も他人もけがをしないで安全にプレーできること、両チーム、選手に公平であること、みんなが楽しくプレーできることを意図して作られているのである。

3.レフリーに敬意を払う
審判は両チームがルールにしたがって公平に競技ができるために頼んだ人である。
人間である以上ミスもするだろうが、最終判断を任せた人なのだから、審判を信頼し、その判断を尊重しなければならない。

4.相手に敬意を払う
相手チームの選手は『敵』ではない。サッカーを楽しむ大切な『仲間』である。
仲間にけがをさせるようなプレーは絶対にしてはならないことである。

pageTOP△