2002年Yoron WindSurfing Tour

2002年正月あけ与論に行ってきました。
正月に行った一平、林さんの情報も合わせて報告します。

 結果的には、あまり風に恵まれたツアーとはいえませんでした。風だけでいうと須磨の方が吹いていたようです。一日目(1月4日)は、鹿児島から1時間半のフライトの後、午後2時頃には百合が浜に着いたのですが、ほとんど風もなく、ボードやセールの下見をしました。一平さんたちの伝言メモをもらって楽しく読みました。


念願の完プレkumiさんin百合ヶ浜
abplus freeride275/75、NP NR5.8?m2

1日目夜から、プリシアの雨戸は激しい音を立てる風で、ワクワクしながら、2日目(1月5日)を待ちました。はたして、プリシアでは、凄い北西風の晴れた朝を迎えましたが、百合が浜では、サイドオフになり手前が入らず、沖で走ることになりました。

手前のブランケを越え、かなりのぼって沖で乗る必要があり、kumiさんが練習するには最適ともいえませんでしたが、見事念願の完プレを果たしました。
  
 写真は、沖のプレーニングを捕らえるため光学ズームをいっぱいにしたのですが、画素があらくなってしまいました。

abはアンダースブリンダルのニューモデルボード

最初は、手前で乗っていて、風も入らず上れず浜を引いていたkumiさんですが、レスキューもあるしと、沖まで思い切り伸ばして、慣れて来たこともあり、見事に走れました。


ビデオからの取り込みでかなりきたないです。

隊長と私は暖かい海で思い切り楽しみした。
 隊長 ノースショアー280スラローム、NPV8-6.5
 私、ノースショアーフリーライド278、シマーzeroseven6.4
潮が引いて、フィンをヒットしてレスキューされる人が出る16時頃まで一日楽しみした。
沖でしか乗れないので、窪田プロのクリニックが受けれなくて残念でした。

一平さんには聞いていましたが、
ウエットのまま、ジャグジーにつかり、
落日を眺めるのは最高でした。

今日一日のウインドを思い出しながら
色んなゲレンデからの人達と
ウインド談義

 結果的には、ウインドの写真が撮れたのは2日目だけでした。3日目は移動性高気圧に覆われ、スタッフが「観光には一番ベスト」と勧める快晴無風の夏日。それでも、午前中はかすかな西風に期待して、ノースショアーフリーレースに7.4を載せて、魚でも見ようと沖へ出て行きましたが、まったく無風になり、潮に流されそうになり、船で迎えに来て貰いました。
 午後からは、記念撮影と、観光を楽しみました。

レンタカーのクーラーを強にして、与論観光しました。
珊瑚を積んだ石垣が残る城跡からは、
与論ののどかな畑と海の風景が
見渡せました。

ほんとに暑く、半パンTシャツが
気持ちよかったです。

おもしろかったのは民俗村。
 移築した昔からの茅葺き家屋や、高床倉庫があり、離島だったころの自給自足のための農魚住の品々が集められています。農耕機具、瓶、織機、漁具、貝殻、魚拓、さとうきびの絞機。
 いろいろな説明をして貰えてためになりました。「サトウキビは昔からの南西諸島の主要作物のように思われがちですが、昭和30年代の減反政策、換金作物の奨励で一気に増えたので、それまでは、みんな米を作り、漁をして、機具を自作しすごしていました。」
 おもしろかったのは針千本のフグをつるした、ネズミよけの食料保管具。人口6000人


与論には昔からの焼き物はなく、
これらの瓶は沖縄や鹿児島から運んだもの

 3日目、隊長はウインドサーファーからカメラ小僧に変身。夕日の海岸線、良いショットを求めて、屋上に上って、望遠レンズをかまえる。
 kumiさんのアイドルグラビアのようなショット、プライバシーのこともあり、お見せできないのが残念。

 最終日(1月7日)12時55分の飛行機に間に合うように空港に直行する予定で午前中は乗れるはずだったのですが、前線の通過がおそく、9時頃から大粒の雨が降り出し、ずっと止みませんでした。厚い雲が過ぎると少し風があがるのですが、スタッフもあきれるなか、隊長は雨の中を出艇し、見事にブローをつかみ短い時間ですがプレーニング。(シマーzeroseven7.4-Naish285)
 風には恵まれませんでしたが、窪田さんを始めファミリーで親切なスタッフのおかげで楽しいツアーでした。

 林さんと、一平さんは、12月30日から1月3日のツアーだったのですが、私達に、暖かいメモ残してくれました。そのメモをそのまま転載して、ご両人の報告にします。(のたうち回ったのは、どちらかわからないのですが)
12月30日 プリシア間で6.4m2で全く乗れずのたうち回り。(想像するに多分オンの強風で凄いうねりだったと思います。)
12月31日 百合が浜は風なくウエイクボードに挑戦。なんとかへっぴり腰で立つことができました。
1月1日 深夜より強烈な風の音。5.8m2で一時きつい時も。5.3m2に落とすと走らず。午後は窪田ジャイブクリニック。最後の一本5.7m2でジャイブ周りました。ノースショアー280
1月2日 一晩中吹きっぱなし。ボードリバティー、セール5.7m2。ボード乗りこなせずノースショアーにチェンジ。サイドオフ。一瞬の強烈なブローで安定せずプレーニングもままならず。
(一平さん達は、私たちより、風に恵まれていたみたいです。普段の行いのちがいかな。)

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