Maui Tour 2002 Jun 07-16
 二年ぶりのマウイです。少しはのれるようになったかな。

2002年6月07日(金曜)フライト、到着の日、現地時間

 飛行機は、リーダの予約で、二階席、空席もあり結構ゆったり。でも、やっぱ一年めみたいな緊張感が無いのかな、ワインを飲み過ぎ二日酔い気味。ホノルル空港では、師匠が手荷物に折り畳みナイフを持ち込もうとして捕まり、チェックインのし直し。だれもつき合いませんでしたが、待つこと一時間近く、犯罪者扱い(冗談)で大変だったそうです。 やっと着きましたマウイ。カフルイの空港は、いつものように、駐車場の向こうの木を揺らす風。天気予報では吹いていると予想していたが、その風に、やっぱり感動。

マウイサンセットコンドの
自慢はこの夕日

さあ一週間頑張るぞ。

到着当日夕食は、自炊もしんどく
外食も疲れるので
ピザとハンバーグのテイクアウトで
買い出したビールをコンドで飲みながらゆっくりしました。

今年はちょっと変わったビールにトライしてみようと
「ちょっと甘いけど結構いける」
「みんな結構体調いいよ、みんな3カンめ行けるよ」
よく見てみたらノンアルコールでした。

2002年6月8日(土曜)ウインド1日目

 カナハの上(かみ)ではレースがあり、下(しも)で乗ろうとするが、少し風は弱く、スプレックスビルに行くことに。「こんなの行けるかな」ていう凸凹道を抜けて到着。4.5平方をセットし、ちょっとローカルに気をつかいながら、8フィート4インチマウイプロジェクト80Lで出艇。少しアンダーだが、なんとか乗れるかなって感じ。みんな1日めの練習としてはこんなものかなとちょっと不満げ。5.0でもよかったかも。

今年お世話になったショップは
ウインドサーフカンパニー

ないとうさんが親切にしてくださいました。
距離的にはそうでもないが、カナハから海岸沿いの道で
信号もなく、すごく近く便利でした。

F2のマウイプロジェクトと
アローズ、ノースのセール
シーズン初めだからもかもしれませんが
新しいのがそろってました。

スプレックスビルで今回メンバーで記念写真
がんばろう!

右の枯れ木が、スプレックスビルの名所

青い空、白い砂

カナハと違い芝生の所がないので、
砂を付けずに道具を終うの難しいです。

夕食は、新しい店を開拓ということで
アゼカプレースのメキシコレストランに
トライ

良い声のおじさんのギターの弾き語りもあり、
メキシコ雰囲気いっぱい

豆料理は慣れてないとちょっとNG。
次は豆のないのを選べばよいかも

2002年6月9日(日曜)ウインド2日目

 朝からビーチへのドライブ、山には雲はかかっておらず、サトウキビ工場の煙りも、もう一つ、カフマヌモールで買い物のあと、11時頃ウインドサーフカンパニーへ。「少し上がり始めたが、今日は少し弱めか」との情報で、セールは4.5と5.3を、ボードは昨日と同じ8f4iを借りてカナハビーチへ、5.3で出艇。アンダーだが、なんとかプレーニング。ほとんどフラットで、沖のジャイブも完全に止まってしまうが、なんとか沈なしリカバリーできました。本来のマウイではないですが、なんとか乗れたのが楽しかった。

乗るのに精一杯で
ウィンドの写真はほとんど撮ってないのですが

ビーチに帰ってきて、少し風が抜けて、
艇速落としたときの写真です。

でも、嬉しそうな師匠です。


夕食は毎年行くベトナム料理サイゴンカフェ
ひつこくなく、料理ごとに味に変化があり、
量も適当でおいしく、安い。
フライ春巻き、堅焼きそば、手羽先唐揚げ、カレースープ
ニンニク味ビーフは好き嫌いがあった。
日本語メニューもあるが、ちょっと訳に疑問のところも

今年は風の状態が不安定で
時間的な余裕がなく
ビデオを撮った回数も少なっかった。

この日は、師匠が撮ってくれました。
ビデオから良い写真があったら
また追加します。

6人のボードとセールを一杯詰め込んだ
ミニバンのレンタカー
何枚かの板は運転席まではみ出し
バックミラーが見えず車線変更は難しい。

ウインドサーフカンパニーで。

弁当買いに行く日本マーケット白木屋がある
カフマヌショッピングモール。
(今年は白木屋の屋号が代わってました)

星条旗が目立つセンターコート
エスカレータ上がった所に
シェーパーズとローカルモーションがあり
お土産のTシャツを買いました。

2002年6月10日(月曜)ウインド3日目

 朝から、山にかかる雲も厚く、期待してショップへ。セールを4.5と5.0に交換して、ボードは8f4iのままでビーチへ。5.0平方mで出艇。風はサイドで、手前は少し入らないが、5.0ジャスト程度。波も小さく難しくなく楽に楽しみました。ところが、今年は例年とちょっと違い、3時頃になり、それも急に上がり初め、5.0では、師匠がダウン一杯引いてもオーバーぐらいに。それではと4.5平方に張り替えて出ようとする30分後には落ちて終いました。
 この上がった時、リーダは沖に気持ちよく出ていった所で、流されてしまいライフガードのジェットでレスキュー。流されたらライフガードに助けて貰えるのが分かりましたが、聞いてみると4時に流されたんじゃ助けて貰えないそうで、助け終わるのが4時だそうです。

急に上がる前、
師匠にとっては、少し退屈なぐらいな感じか

水中カメラをぶら下げ、沖でセールを倒し構えて
みんなの写真を撮ってくれました。

こちらも、カメラに気付き
なんとか、近づいていく余裕もあり、
綺麗な写真を撮って貰えました。

Special Thanks
Photo by sur〜fer〜 sugioka


これも同じく師匠が撮ってくれた
私の宝物の写真です。

師匠のボードの先とブームが見えますが
プレーニングしながら、右手を前に回しての撮影です。
やっぱすごい

向こうに見えるのがカナハのビーチです。
林の木々はセットの時は風から守ってくれるし
休憩の時は、涼しい木陰を作ってくれます。

Special Thanks
Photo by sur〜fer〜 sugioka

ハワイアンアイランドの前には、
Kマートがあり「大きいな」と思いましたが。

今年は
サトウキビ畑への道に曲がる手前に
新しく信号が出来て
ウオールマートが出来ました。
さらに大きい。

経済ニュースの特集で見たような
大きな体育館みたいな
天井の高い一階建ての店舗

ここでも、星条旗がめだちました。

ウインドの写真はここで現像したんですが、
安く、焼き付け込みで5ドルぐらいでした。

3ドルとかのTシャツもありましたが、
品物や値段は、そんなにダイエーと変わらないのでは。

夕食はカレーとフライドチキン
きのう、お兄ちゃんが頑張って作ってくれて、
一晩寝かして、おいしくなったカレーを
食べるはずでしたが
あたためる時に焦がしてしまいました。

KFCフライドチキンの女の子は、愛想よく
日本語クラスも取ったけど、話せるのは
「ありがとう」程度とのこと

2002年6月11日(火曜)ウインド4日目

 朝から凄い積乱雲。やはり例年とはちょっと違うか?。山の雲は、厚いが風はもう一つ。今日はビーチに行く前に、ニールのショップに寄った。日本人プロも、「ずっと風はもう一つすっきりしないし、今日も昨日と同じくらいかな」との予想。昨日と同じセットでビーチへ。昨日の上がった時を考えて4.5か、5.0か悩んで、5.0で出艇したが、結果は、たまに吹いて来たときでもアンダー程度。風が落ちた時にはこらえる必要があり、結構疲れるコンディション。それでも、みんな4時頃まで、ひつこく乗りました。ウインドの後、夜のカーナパリに向かい、ラハイナのフォレストガンプで夕食。

去年から出来たんだと思いますが
初めてニールのショップに行きました。
さすが、広くて綺麗です。

セールだけでなく、JPのボードレンタルも充実

昨日と同じセット
F2-maui project wave 8f4i-80L
Arrows Impact 5.0m2

良い写真、kuboさんが撮ってくれました。


コンドミニアム、
マウイサンセットの中庭です。

ウインドばかりで綺麗な写真を撮る機会
も少ないのですが。

早く目覚めた朝
散歩の途中で。

この日はウインド終わってから、
カーナパリに行きました。
免税店DFSへ行くのが目的だったんですが、
店は無くなっていました。

クレージーシャツの綺麗な店で、
お土産のTシャツを選びました。
 

ラハイナに戻り、ガンプで夕食。
フォレストガンプのエビ料理店

とにかく陽気で、一皿の料理の量の多い店。
はでなDJで、とにかくやかましい。

いつも陽気な、ちょっとメルギブソンに似たウエイター
カクテルのグラスを積みかさねるパフォーマンス。

新聞紙風の紙を敷いたバケツに入っているエビのフライ
言えば日本語メニューも持ってきてくれる。
料理には、「嵐にあった、船長のなんとか、、」といった
とにかく変わった名前がついている。

ラハイナの町自体が、お祭りの様。
夜店のような、観光客相手の店が連なる。

一昨年は、昼間に来たが、
その時の方が
海に張り出したテラスからの、
のんびりした景色の中での、
陽気さかげんが丁度よかった。


食事中は、RUNの青色の看板
終わってチェックの時は、めくって
赤色のSTOPにする。

2002年6月12日(水曜)ウインド5日目

 ウインド5日目です。いつもの砂糖黍畑の道からの景色は、空はすっかり晴れ、山には雲がかかり、砂糖工場の煙の方向も良い。期待出来そうです。ひとまず、昨日と同じセットで浜に向かい風を見る。今日は期待できそうで、ショップに戻り、セールを4.0と4.5に、ボードを8feet2inches(76L)に交換。
 4.5平方をセットし、浜まで持って行き、最後出艇前の確認に車のほうへ戻ろうとしたとき、ワクワクしながら、初めての8f2iで頭一杯で、ちょっとやかましい犬が車の下に繋がれて居ることを忘れていて、その前を通り過ぎようとした時、急に飛び出して来て足の後ろを噛まれてしまいました。傷はそれほどでもないが、残念ながら、この日は大事をとって病院へ行くことにしました。浜では、色んな人が消毒薬や包帯を持って来て、色々アドバイスしてくれました。

傷は小さいが、中里プロの記事もみていたし、
念のため病院へ行くことに。

関空でる時に、海外傷害保険に入っておいてよかった。
保険のガイドを見ると、日本語での緊急サービスがあり、
病院を予約してもらう。

そうこうしている内にも、結構足がしびれてきた。

電話や、地図、ウインドサーフカンパニーで
お世話になり有り難う御座いました。

病院は近く、すぐに見つかったが、
受付での英語の説明が大変。
(これは、緊急サービスが済ましてくれてると思ってた)
受付も、保険番号の無い旅行者に慣れてないみたいで、
マニュアルを引きずり出して、結構たいへん。
それでも愛想のいい子だったので救われた。

しばらく待って、この人体模型のある処置室で
20分ほど待たされた。心細さの紛らしに写真。
注射shotをしてもらい、抗生物質の処方箋をもらう。

言われた通り薬局にそれを出して、
やっと安心して、売店で暖かい紅茶を飲みながら待ち、
薬局の窓口で言われた20分後に行ってみると、
「旅行者には、院内の薬局では販売できない!--???」
結局薬はWalmartで買うことに。
最後の会計でも、保険払いでキャッシュは要らないはずが、
何も見ずに「94ドルね!--???」といわれるし。
とにかく、説明の繰り返し。

写真は、明日に備えWalmartで買った
ガーゼ、防水の包帯、バンドエイド、サジカルテープ

2002年6月13日(木曜)ウインド6日目

 この日は観光組は、5時起きでHana観光に。残りウインド組の師匠と私も、早く起こされてしまい、ウインド前にイアオ渓谷観光に。その後、包帯をカバーする防水のサポーターのようなものを色んな店で探すがなし。しょうがないから、ついでにシーガルを買うかということになるが、どのショップでも、これもなく、最後に、ハワイアンアイランドで、薄手のフルスーツを買いました($132)。
 少し暑いが準備万端、今日こそ4.5平方m、8f2iでとビーチへ。8f4iと4L違うだけでこんなに違うのか、とにかく走らない時は、すぐに沈む。風は、途中4.5アンダーの時もあるが、何とか走れる。ハーネスの調整が悪いのか、腕はぱんぱんに。今日も、また、ついてません。沖で沈し、ウオーターであがり、ハーネスが掛かり、さあ、引き込もうと思った途端、ハーネスのバーの片側がはずれた。なんとか、片側だけ引っかけて帰艇。
 ジャイブは半分ぐらいは、セール返しの前まではいくが、失速し、8f2iでは、リカバリーも出来ず沈。あとの半分は、速さがこわく、後傾になってしまい、ボードも回せない状態に。

 このあいだレスキューされたリーダは、今度はボードクラッシュ。ウインドサーフカンパニーの兄ちゃんに「Bad Boy」と呼ばれてしまいました。

 夕食は、一番屋。個人的には、噂で聞いた、凄い量のひつこい、日本料理と言えないような料理を想像していたが、まあ、どちらかといえば日本料理。ただ、鍋で汁でたいてある野菜と肉が、どうして、頼んだすき焼きなのかは疑問。別にメニューにある寄せ鍋との違いは?
 時差で調度、夜の見やすい時間になり、Wカップ日本代表の試合を見て盛り上がりました。

イアオ渓谷観光

ウインドサーフカンパニーからは
車で10分程度。近い。

日本でいえばそれほど珍しくない景色だが、
乾燥した、茶色の山が続くマウイでは、
緑の被われた峡谷が
なせが「ほっと」する。

駐車場から
展望台までぐるっと回っても20分ほど

久しぶりの緑が綺麗。

奥の山には厚い雲が懸かっていた。
朝一番で、幸運に綺麗に晴れていたが、
ここも、すぐに雲で、おおわれるのだろう

 

2002年6月14日(金曜)ウインド7日目

 朝からなぜか水族館へ。ちょっと風が気になりながら見学した後、風に期待して、急いでカナハへ。途中、ショップに寄り、ウエストハーネスを買う(84$)。昨日と同じセットで浜へ。着いた途端の12時頃からのシャワーで一度止まった風も上がりはじめ、4.5平方m8f2iをセットし出艇。最初は結構走るが、少しして落ち初めガスティーに。最終日としてちょっと物足りませんでしたが、今年のマウイが終わりました。
 打ち上げはキヘイのイタリアレストランで、一週間のウインドを振り返りながら、夕食を楽しみました。

ちょっと風が気になりながら、
水族館見学

キヘイの海岸と町の向こうに見える
ハレアカラ
雲がかかる


チューブになっている水槽

ボタンを押すと、その展示の説明が
日本語で聞けるサービスがあり
結構楽しかった。
風がなかったらゆっくり
楽しんでも良いかも。

 

夕食、打ち上げは
キヘイのイタリアレストラン-マルコ、
ピアノもあり、結構高級そうで、雰囲気がある。

いろんなピザやパスタやカルパッチョやサラダを取り、
一週間のウインドを振り返りながら、
夕食を楽しみました。

2002年6月15(土曜)お疲れさま。帰路。

 お疲れ様でした。ちょっとフィンで天井をこすったレンタカーも文句を言われず済み、無事に カウルイ空港に着き、チェックイン。飛行機は定時に出発、カナハを左下に見ながら、マウイを後に。乗り換えのホノルルでも、荷物は関空まで直接だし、チェックインは搭乗カウンターで出来、手荷物の再検査の列に並ぶ必要もなく、免税店を見ながらゆっくり時間待ち。
 ところが、師匠が、搭乗カウンターでチェックインしようとする時になって、師匠の荷物は、ホノルル止まりになっていることが判明。(そういえば、カウルイ空港のおっさんは、たよんなかった。)調べて貰うと、師匠のスーツケースはホノルル空港のコンベアーの上を、主のお迎えを待って、回転寿司の色の変わってノリもしなびたウニのように周り続けていたそうです。師匠は、いままで見たことのない真剣な顔をして交渉し、手続きを済ませ、無事に関空に到着しました。

今年のマウイは結構吹きましたが、
いつもとはちょっと違った感じ

朝から雲が多く、シャワーがあり
虹が見えたり。午後ガスティーだったり。

みんな、大きなケガもなく、
(笑える事件も多かったですが)
楽しかったです。

おつかれさまでした。
また、来れますように。


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