うらのぺーじ


東大和市
神社名 住所(クリックで地図表示) 狛犬の状況 最終参拝日
住吉神社 芋窪4-1529 なし 2002.1.10
弁天神社(厳島神社) 蔵敷1-367 なし 2002.1.8
塩釜神社 高木2-104 なし 2002.1.23
玉湖神社 多摩湖3 昭和量産型につき取材せず 2008.8.31


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高木神社のおまけ



神社に伝わる「獅子舞」をイメージして作られたブロンズ像。
夜見たら怖過ぎだろ、これ。
でも、フィギュア化とかしたら面白そうかも。関節可動で。←もっと恐い。



豊鹿嶋神社の案内板から

  東大和市重宝  豊鹿嶋神社本殿の狛犬
   本殿前に安置されている狛犬は、市内で唯一の木製である。
   木製の狛犬は三多摩地方全域をみても、豊鹿嶋神社の他に、大国魂神社や
   谷保天満宮など数例が知られるのみで、きわめて重要である。
   阿形・吽形相方の狛犬とも台板裏に墨書銘があり、宝暦十年(一七六〇年)、
   加治中山下宿(現在の埼玉県飯能市中山)で製作されたことがわかる。
      <墨書銘>
   阿形 鹿嶋宮 加治中山下宿 天犬
       宝暦十庚辰七月吉日
   吽形 鹿嶋宮天犬 武州多磨郡井野窪村
      ← 「天犬」の表現が使われています。
       宝暦十庚辰七月吉日 加治中山下宿
                       塗師 伊兵衛




もう一つおまけ

「天犬」という言葉が出たところで、なかなか興味深い記述を発見したので掲載します。

「お獅子の由来」
そもそもお獅子の始まり始まり
そもそもお獅子の始まりは
天神七代地神五代のその御時に
あまりこの世が乱れきて
あまたの神々天ヶ原へと寄り集りて
その時お獅子がながらえて
ゆたかを並べたてられしは
万代平和の御ことぶきと
由来かしこしかしこきも
玉散るごとくにやいば持て

あま犬狛犬こりゃまた地神のお姿なりや
天照る神の諌めの神楽じゃ

(以下略)

石川博司氏の「西多摩地方の獅子舞めぐり」(『多摩のあゆみ』第55号に掲載)によると、青梅の
平溝地区(現・青梅市二俣尾5丁目)に伝わる獅子舞の合間に入る「口上」の一部だそうです。(P114)
もっとも、この冊子が刊行されたのが平成元年ですから、現在もなお続いているのかどうかは未検証ですが、
「天犬」と「狛犬」が対になって置かれている、というのが興味をひきます。

本来ならば「青梅市」のページに書くべきなのでしょうが、ウチはホラ、「青梅市」はありませんし(笑)。
しかしこの「口上」、どういう意味なんでしょうか。



さらにおまけ

豊鹿嶋神社拝殿内の木造狛犬

・・・見えねぇっつーの。



八幡神社の狛犬
でかい頭に細い腕(前脚か)、全体的には痩せぎすで、大変バランスが悪いです。
前脚や胸なんか栄養失調みたい。
このなかなか微妙な体型の狛犬は、初めて見たときは結構インパクトがありますよ。



玉湖神社について
実は、御祭神はとっくの昔に遷座なされていて、現在は「空き家」の状態なのだとか。
つまり、ここを「神社」と呼んでいいのかどうか、私にはわかりません。
そして、置き去りにされた後も、そんな主のいない社をけなげに守っている狛犬たちが不憫です。
写真にも撮ってもらえないし。



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